詩23『桜』
あふれた想いはこぼれ落ちて
まるいしずくになった
しずくはころころ転がって
海色のビー玉になった
ビー玉は鈍い音をたてて割れ
かすれた落ち葉になった
じっと息を殺して耳を澄ます
もういいかい?
そしてまた桜の季節がやってきて
今度はこぼれないように
そっとあなたを想う
肩に落ちた花びらを
はらいもせず
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あふれた想いはこぼれ落ちて
まるいしずくになった
しずくはころころ転がって
海色のビー玉になった
ビー玉は鈍い音をたてて割れ
かすれた落ち葉になった
じっと息を殺して耳を澄ます
もういいかい?
そしてまた桜の季節がやってきて
今度はこぼれないように
そっとあなたを想う
肩に落ちた花びらを
はらいもせず
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