真夜中とペンギン

詩を綴ります。 しあわせのものさしは、いつも胸の中に。

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詩5 『理由』

涙が透明なのは 泣いても空が見えるように 夜が暗いのは 辛いことから目をそらせるように 朝が眩しいのは 未来は明るいと 気づけるように 夕陽が赤いのは 今日生きてることを忘れないように

    • 今でもまだ、2つ準備してしまってから泣きたくなることがあるの。だってあなた、いつまでも忘れ物を取りに来ないから。

      • さよならをするということは、ちゃんと出会えてたという証拠。出会いは体の一部になって、ずっと一緒に生きていく。卒業に乾杯。

        • 「大丈夫。私、知ってる。君はできるやつだってことをね。つぼみの頃から毎朝君を見てきたんだから。」

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        • 今でもまだ、2つ準備してしまってから泣きたくなることがあるの。だってあなた、いつまでも忘れ物を取りに来ないから。

        • さよならをするということは、ちゃんと出会えてたという証拠。出会いは体の一部になって、ずっと一緒に生きていく。卒業に乾杯。

        • 「大丈夫。私、知ってる。君はできるやつだってことをね。つぼみの頃から毎朝君を見てきたんだから。」

          詩24『ふたつ』

          芝生にカバン投げ出して 分けたイヤホンひとつずつ 同じ空を見上げて 違う夢を見ていたね 同じ曲に刻んだ ひとつの季節の終わり ふたつの新しい出発

          詩24『ふたつ』

          詩24『雪玉』

          力を込めすぎた雪玉は 意外ともろくて あっさり割れたりする でも、何度でも作り直せる 「生きる」ことも そうなのかもしれない

          詩23『桜』

          あふれた想いはこぼれ落ちて まるいしずくになった しずくはころころ転がって 海色のビー玉になった ビー玉は鈍い音をたてて割れ かすれた落ち葉になった じっと息を殺して耳を澄ます もういいかい? そしてまた桜の季節がやってきて 今度はこぼれないように そっとあなたを想う 肩に落ちた花びらを はらいもせず

          詩22『生まれる』

          何かが生まれる時は それを温める愛情と 殻を破る自分の力 その両方が 必ずそこにあることを 忘れちゃだめだ

          詩22『生まれる』

          詩21『ボタン』

          糸がほつれて かろうじてぶら下がってるボタン もう生地と生地をつなぎとめる力はなくて 地面に落ちる勇気もない そこにいるだけ そこにあるだけ 誰かが補修してくれるのを 待ってるだけの ボタン それは まるであの日の僕で 引きちぎることもできず 直すことも面倒くさい やっぱり僕は僕のまま 何も変わっておらず ここにいるだけ 待っているだけの僕

          飛行機でさえ、空を飛んだらこの大きさ。君の失敗なんて、空から見たら見えないくらいだよ。だったら思いっきりやっちゃおう。

          飛行機でさえ、空を飛んだらこの大きさ。君の失敗なんて、空から見たら見えないくらいだよ。だったら思いっきりやっちゃおう。

          お互い制服だったあの頃の眩しすぎる未来に、今いるんだね。車なんか乗っちゃってさ。

          お互い制服だったあの頃の眩しすぎる未来に、今いるんだね。車なんか乗っちゃってさ。

          詩20『スピード』

          過ぎてく季節が いつも早過ぎて 足踏みしてる 今は少し休もう 風がやむのを待とう 真面目じゃない 素直じゃない でも嘘つきじゃない君に いつか追いつけるように 私は私のスピードで

          詩20『スピード』

          まあるい音色で、どんな日の私も許してくれる。

          まあるい音色で、どんな日の私も許してくれる。

          詩19『もぐらたたき』

          あなたの嫌いなところ全部 まとめてハンマーにして もぐらたたきみたいに 思い出を叩き潰したいのに 楽しい場面ばかり ポストカードみたいに切り取られて どんどん湧いてくる あなたの仕草が あなたの口癖が あなたの体温が 次から次へと顔を出して ハンマーを持つ私の手を鈍らせる ハンマーを抱きしめる もう憎むこともできない

          詩19『もぐらたたき』

          詩18 『虹』

          向こうに大きな虹が見えるって 誰かが叫んでる それはとてもキレイで美しく 見ると元気が出るらしい 嫌なことなんか忘れて虹を見にいこう って誰かが呼んでる それは誰が見つけた虹なんだい? 僕は見に行かないよ 自分で探しに行きたいからさ 僕がこれから見つける虹は 七色ではないかもしれない 誰もが感動するような美しさは ないかもしれない それでもいいんだ 見つからなければ 大空に自分で描くさ いびつでも大きくて 空からはみ出すくらいの虹をね それを何というか知ってるかい? 『希

          ペンギンは躊躇なく水に飛び込む。水が冷たいか熱いか、そこに敵がいるか仲間がいるか、わからないけど次々と飛び込む。私もそんな気持ちで新しいことを始めたい。

          ペンギンは躊躇なく水に飛び込む。水が冷たいか熱いか、そこに敵がいるか仲間がいるか、わからないけど次々と飛び込む。私もそんな気持ちで新しいことを始めたい。