紗月皐 / Kousuke Oya

大阪を拠点としてイラストレーター・音楽活動(バンド)・文章執筆など様々な観点から総合的…

紗月皐 / Kousuke Oya

大阪を拠点としてイラストレーター・音楽活動(バンド)・文章執筆など様々な観点から総合的に芸術や創作活動をおこなっています。

マガジン

  • 闘病記

    私自身の闘病について思うことや状況を綴っています。

  • 歌詞・詩

    歌詞や詩のまとめマガジンです。

  • 紗月皐の遠回し・主観評論

    社会に溢れる様々な情報やカルチャー、コンテンツなどについて持論を遠慮がちに述べていく文章群です。

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私は剥製になりたい。

私は剥製になりたい。 綺麗なままであなたの近くにいたい。そう思うのはワガママだろうか? 若さとは罪で、そして業だ。 こんなにも人を、私を狂わせるのだから。 愛とは何だろうか。 嫌なところも受け入れられることだと言うけれど、それが正しいかどうかなんて結局当人たちの問題でしかない。 私にとって愛とは、「美しいままでいようと努めよう」と居続けられることだと思う。 だからこそ、このまま衰え醜くなっていく自分が怖いのだ。自分本位過ぎるだろうか?こんな私のことをあなたは認めてくれるだ

    • Ich bin nicht hier.

      今の私が欲しいのは 今の私にそえるだけの 等身大の気休めだ 人はみな綺麗じゃないのに なぜ愚かなままいられるのだろう 素直でありたいだけなのに それさえも許されない営み 人が見ている私はきっと 私のおもう私じゃなくて 心にもないことを 心にあるように言えるのが大人なら 私は大人にならなくていいけれど それは求められなくて 結局移ろい彷徨うだけの人形 私はここにいないのに 私は私になれないのに 誰かの真似事をするのに慣れて 溶けてなくなったあとの 少しの風味にも成れな

      • 近況報告

        お久しぶりです。紗月皐です。 闘病記等含め長らく更新が滞ってしまいました。 さて、タイトルにもある通り近況報告です。仕事とか勉強とか。 まず初めの話がそれ?というような感じですが、4年ぶりに巨人が優勝争いしてますね。対照的に3連覇中のオリックスの調子があまり良くないのは気にしていますが…。贔屓2チームの試合や情報を見ている時間が何よりの楽しみとも言える時間なので、近年は毎年どちらかが優勝争いしてくれて尚更楽しいです。 閑話休題。 最近はかなりメンタルの調子がよく、軽い

        • 闘病記 vol.12

          こんにちは、紗月皐です。 一日ズレましたが闘病記です。 今週はかなり調子が良くないです。なのでなるべく多くの人と関わったりしながら話をし、セルフカウンセリングを繰り返しているような状況が続いているという感じです。 この文章を書いている今もそうです。 いろいろな方にお話を聞いてもらってかなり気分が楽になっているので落ち着いた文章をかけているような気がします。 最近自分は愛着障害を抱えているのではないのか、と感じます。 誰かに何かを求めているよ、期待をしているよ、と言われる

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        私は剥製になりたい。

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        記事

          闘病記 vol.11

          こんにちは、紗月皐です。 今週の闘病記です。前回は木曜日の更新だったのでちょっとスパンが短めです。 前回は薬が増えた、という感じでしたがこの薬がとても合っており、以前からの悩みが少しだけ楽になりました。 また、諸々忙しかった案件が少し落ち着き、肩の荷がおりたことも良かったのでしょうか。今週は少し落ち着いた日々が続いてますしこのまま続いて欲しい、というような感じです。 ただ少し日常に刺激もないといけないと思うのでゆっくりでもアクティブな動き、能動的に動くことを意識しながら

          闘病記 vol.10

          こんにちは、紗月皐です。 今週は諸々の締切に追われており火曜日に更新できなかったため、本日の更新という形になりました。 今日はメンタルクリニックへ。 最近不安定さが目立つ日々が続いており、本来は昨日だった予定もずらし、何とか調子の良い本日、重い足を引きずりながら動きました。 結果薬が増えました。ただ、これで良くなるなら素晴らしいことですし、医療の力をしっかり頼りつつ生きていきたいものです…。 何かとよくない考え事が続き、本当にやらないといけないことに使う体力が残っておらず

          闘病記 vol.9

          こんにちは、紗月皐です。 今週の闘病記です。 今週は、諸事情から再び投薬をストップしてしまい、また不安定な天候なども相まって離脱症状と自律神経の不調に悩まされています。苦しいです。 そんな中、あと三週間後ほどに迫った人生初の展示会出展やバンドの制作などに追われ、悩みと忙しさの間に溺れ、なんだかんだ日々を生きています。 本当になんとかという感じですが、楽しいことがあったり友人に恵まれている喜びに心を潤わせ、先日から戻ってきている感情への癒しを受けられています。感謝。 四半世

          闘病記 vol.8

          こんにちは、紗月皐です。 今週の闘病記です。 今週は苦しかった。大切にしたい、そういう人に対して自分の未熟さから良くない接し方をしてしまい、崩しかけていたメンタルを余計崩してしまいました。 そんな中友人などに誘われ、人生で2回目、3回目の終電逃しをしました。ほんの少し背徳感と疲れが自分の心を少しだけ救い上げてくれた、そんな日が続きました。 死にたい。とにかく苦しいです。そんなに簡単に発していい言葉でない事は分かっていても、それに勝る希死念慮が自分を生に縋らせようという心に

          闘病記 vol.7

          こんにちは。紗月皐です。 今週の闘病記です。元気です。 土曜日の夕方から地元の友人がこちらに遊びに来てくれ、久しぶりに丸二日ほど出歩きました。かなり疲れましたし、体力不足を感じました。運動しないと。 最近は所属しているバスケのサークルにも行けてないので、少しずつジョギングとかやらないとな、と痛感しております。 7月が始まりました。今月からは戦うぞ!と意気込んでいるというか、そろそろ今あるタスクに対してより力を入れていこうというタイミングにするぞ、と決めていたので、この闘

          きっとギフテッドだった自分へ

          こんにちは、紗月皐です。 これは自らの救済のための記事となります。ご了承ください。 まず前書きです。 先日より、『「大人のギフテッド〈高知能なのになぜ生きづらいのか?〉」(ジャンヌ・シオー=ファクシャン 著・鳥取絹子 訳)』という本を読んでいます。まだ読了しておりませんが、久しく本を読めなかったなか、ページをめくる手を止めるのが惜しいほどに面白く、そして自分との対話の進む素晴らしい一冊だ!と思いながら読んでいます。本当に面白い。 詳細は当然記載することはできませんが、その

          きっとギフテッドだった自分へ

          闘病記 vol.6

          こんにちは、紗月皐です。 今週もやって参りました闘病記。 着々と元気になっている自分に喜びを感じながら、ギリギリのバランス感を保たなければならない危なさを考えつつ、それでも前を向く。そのサイクルに少しずつ慣れてきた感覚があります。 先週は嵐のような心の調子だったので、それと比べれば凪いだような週でした。ただ、その嵐の中で感情の移り変わりをある種楽しめたというか、感動を覚えられてとても嬉しいです。 さて、そんな今日はいろいろと手続きなどに動いた日でした。障害の関係で自立支

          わたし

          私は私が欲しいだけ 私は涙が欲しいだけ 私は気持ちが欲しいだけ 私は普通が欲しいだけ 私は興味が欲しいだけ 私は好きなものが欲しいだけ 私は憎める物が欲しいだけ 私は普通が欲しいだけ 私は笑顔が欲しいだけ 私は承認が欲しいだけ 私は呪いが欲しいだけ 私は狂おしいまでに私でなく きっと私の孤独の訳は 私が私で居られないからだ 私は普通が欲しいだけ 私は愛が欲しいだけ わたしはあなたと居たいだけ。

          邦楽と悪魔の契約

          こんにちは、紗月皐です。 「紗月皐の遠回し・主観評論」第3回です。 今回もテーマ自体は仰々しい感じですがゆるっといきます。 そうです、以前から巷で言われている「カノン進行を用いると一発屋になる」的なあれです。 今回取り上げるのはカノン進行ではなくそう、Just the Two of Us進行、いわゆる丸サ進行です。 昨今楽曲解説などで度々挙げられるので、音楽が好きな人は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。今回は主観評論ですので、あくまで私視点からのお話になります。 さて

          邦楽と悪魔の契約

          闘病記 vol.5

          こんにちは。紗月皐です。 今週も闘病記、やっていきましょう。 今週はほとんど東京にいました。プチ旅行です。 端的に言えば笑いあり涙ありの5日間でした。 いろいろあって物心ついてから一番泣きました。心も乱れまくりでした。そのおかげで心の底から大切な人と心の底から大切にし合えるんじゃないかと感じられる素敵な日になりました。 最近思うのですが、生まれてから初めて、生きていて楽しいと思うことができています。度々書いているかもしれませんが、それくらい日々が色鮮やかに、そしてより

          人生廃棄革命機構

          棄てられない 棄てきれない 命の灯を 埋められない 埋めきれない 頭の隙間を 記憶の海辺に少し積もった 合言葉を君と 囁き合って痛いんだ 人生の終わり往くときにさ 革命の狼煙を上げてさ 運命の続きを見よう 遠き空へ歌おう

          人生廃棄革命機構

          DNAみたいな人生観

          こんにちは、さっちゃんです。 先日書いた記事の続きです。その記事はコチラ。 前回も相変わらず主線を逸れに逸れ、「俺はこの先どうしたいんだ!!」と頭を抱えた記憶があります。そんなこんなで今回も書いていこうと思います。ついてきてくれ…。 前回までは地元鳥取時代に感じた文化資本の乏しさ、都市との大きな差を感じたあたりで締めくくったと思います。 例えばSNSを通じて知り合った同世代の友人たちのコンテンツとの距離の近さを羨ましがったり、好きなバンドの全国ツアーにて綺麗に鳥取を避け

          DNAみたいな人生観