DNAみたいな人生観

こんにちは、さっちゃんです。

先日書いた記事の続きです。その記事はコチラ。

前回も相変わらず主線を逸れに逸れ、「俺はこの先どうしたいんだ！！」と頭を抱えた記憶があります。そんなこんなで今回も書いていこうと思います。ついてきてくれ…。

前回までは地元鳥取時代に感じた文化資本の乏しさ、都市との大きな差を感じたあたりで締めくくったと思います。
例えばSNSを通じて知り合った同世代の友人たちのコンテンツとの距離の近さを羨ましがったり、好きなバンドの全国ツアーにて綺麗に鳥取を避けられていたりなど、何をするにしてもさすがに様々な文化に触れられる手段が限られすぎじゃないか！？と感じ、このあたりから鳥取出身は大きすぎるハンデだと思い始めました。

そして前回記事の最後にも書きましたが、とにかく馴染めない！
オタクであることは基本隠すべきことでしたが、それでも溢れ出てしまうサブカルチャー愛。気付けば周りに人が減っていました。なんてことだ。
ですがそこで挫けないのが当時の私。そもそもが孤独主義者的思想を抱いていたことに加え、出過ぎた杭でありたいという厄介なタイプだったため、人生どうなったら面白いかなと考え始めるのです。タイトルのようにDNAモデルくらい捻じれ、捻くれていくのですね。あれ案外捻じれてないかもしれんけど。

中学二年生頃から、元々好きだった絵を描くことによりスポットを当てたいと考えるようになりましたが、当時は神童だったので（そうでもない）国公立や難関私立大学の進学を視野に高校などもとりあえず進学校に行きなさいと半ば強制的に勧められ、納得はできないながらもその他進路の選択もなかなか難しくなっていた時期だったため、しぶしぶ家庭の希望に則った進路へ。
基本的に偏差値が高く、加え同じレベル帯の学校に通うメリットは人間関係のトラブルが少ないことや、学生の自主性が高く、教員側にとっても指導しやすい環境という部分があると思います。私もそれのみには期待して進学したものの、物事はそう簡単には済みません。
結論から話せば、私は学校を中退することとなります。主な原因は幼少期から続く環境への不適合と、それに伴い発症したうつ病、自律神経失調症によって登校が難しくなったことでした。そしてこの病気たちが長く尾を引いていくことにはなりますが、それは闘病記などで読んでみてください。
以下マガジンリンクです。なんか今回宣伝しまくりやな。

闘病記｜紗月皐 / Kousuke Oya｜note

閑話休題。

結果から言えば高校を中退するわけですが、これは私にとっては一世一代の大チャンスともいえる機会だったのです。
ここまで家族の意向をくみ取り、自分に向いているか不安でブレまくっている目標を叶えるためにしっかりと用意されたレールを脱線することができたわけですね。作戦通りでした。
そしてこのレールから外れることによってようやく自分とサブカルチャーを結びつける細い糸を掴むことができたのです。

補足ではないですが、この人生の歩み方はオススメしません。やりたいことをやり続けられることは私にとっては素敵なことですが、同時に様々な問題は発生します。中退しているわけなので、結局は中卒と変わらない扱いをされますし（中卒自体は全く否定しません）、まともな就活もできないままなんとかフリーランス業と病気由来の社会福祉に頼った生活になる可能性もあるためです。自分が利用していいのか、全然頑張れてないのではないかなどと様々な葛藤を抱えて精神的に乱れたまま、病気も落ち着かない、というような負のループに陥る可能性も充分に考えられますので、なるべくまともに生きる努力をしてください。自分でどうしようもないような問題に襲われた時以外はなるべく学校とか行ったほうがいいです。経験者は語る。
そして学歴職種関係なく働いている人たちはすごい。本当に。
そしてこの辺りは主観評論でまた話すかもしれないです。

またまた閑話休題。

なんだかんだ高卒認定を取得し、ずっと通いたかった専門学校への進学を決めます。声優の加藤英美里さんの大ファンだったので、後輩になろうと思い某学校の系列校を選んだという裏話などもありますが別のお話。
ここからようやく夢に向かって頑張るぞ編が始まるのですが、続きはまた次回。

今回のまとめを一言にすると、「私は捻くれ過ぎている」ということです。
結局馴染めない原因も馴染めなかったから選んだ手段も往々にして割と刹那的で、かつ自分だけを信じているんだろうなと思います。未だにそうですし。ただそれは今のところ、この経験のおかげでめちゃくちゃ楽しい！と感じているので結果オーライかなと。変なキャラ付けしようとしなくても変人として生まれてしまったものの宿命でしょう。IQは158。そんなはずないと思いながらそれだけのポテンシャルがあると信じて、もっともっと出過ぎた杭になってやろうと思います。

では次回！「たのしいたのしい新生活編」へ！デ○○ルスタンバイ！