まんが日本昔話のトラウマ
昨日『まんが日本昔話』の字面を見た時から、デンデン太鼓を持った童が龍に跨り、あの曲とともに脳内を縦横無尽に飛び回っている。大好きな番組だったな。人間の持つ狡さ、愚かさ、恐ろしさ、儚さ、強さ、美しさを、それから自然の驚異を、そして至る所から現れる八百万の神様の存在を、昔話という甘いオブラートに包んで幼き者たちの心にこっそり置いてくるような。だから、ㇷッとしたときに思い出す。理不尽なお殿様や、めっちゃ貧しいのに幸せなお爺さん、真面目に生きていても報われない若者、荒れ狂う川を前にな