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「noteを書きたいけど書けない」問題を考える

「noteが書きたいのに、書けない」問題。これは、私がコルクラボに入ってぶつかった壁だ。私だけかと思いきや、コルクラボのnote部員の中には割とこの問題にぶつかっている人がいるのだ、とまさまさとうえぽんから聞いた。

そこで、まさまさとまいまい、私は、古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』という名著を使って、「noteが書けなくて困っている人に役立つワークショップ」をしようという話になった。

この本は、やっさんがオススメしたそうだけど、note部員の中で読んでいる人が結構いた。私も読んでいたし、まいまいも付箋をいっぱいつけて参考にしていると言っていた。

さて。ワークショップと言っても私はそんなものは、やったことがない。ただ、古賀さんのファンなので手を挙げた、という感じ。

noteを書く心理的ハードルを下げた本

内容自体は、もう打ち合わせをして決めている。今日は、ワークショップの前に私が体験した”古賀本”によって、「書きたいけど、書けない」期間を経て「noteを書く心理的ハードルが下がった」という話を書きたいと思う。

私は、仕事で文章を扱う機会が多い。そのせいかわからないけど「有益な情報(事実)」をベースに意見を入れないで構成する文章(例えば、新聞記事とか、インタビュー記事とか)以外の文章が、作れずにいた。

実際は、「書けばいい」だけなので「作れない」は間違い。正確には、「誰が必要とするのだろうか?」という部分が、全く腑に落ちずにいた。

Twitterのフォロワーが多いインフルエンサーの人みたいな”大喜利”調のいいことも特に言えないし、何を書くことがあるのだ? という感じ。

それでも、「やってみたい」っていうのは、やっぱりある。人間だから創作意欲ってものは備わっているし、人のnoteを読んで「真似してみたいな」って思う感覚なのかな。

さて。聖なる一歩を目指して、note部に入ったものの、しばらく「書けない」状態でした。通勤時間にあれこれ考えたり、ラボメンのnoteを読んだり。でも、やっぱり書けない。だから、また人のを読む。「インプット」迷子になってました。

私はすでに、ここである勘違いをしてました。

「書くべきことが頭の中で整理されてから書き起こす」

これは、一見正しそうだけど、大きな間違い。実際は、真逆。

わからないから書くし、書くから情報は頭の中で整理されていく

この認識は、大きな違いだし、実はここを押さえたら「書ける」ようになるひとが一定数いるのではないかと思う。私は、これによって「書けないのは、書いてないからだ」というパラドックスに気づけて、note画面に文字を入力する、ということができるようになりました。

まさに、「note(文章)を書く心理的ハードルを下げてくれた」本です。

「何を書けていないのか」自分にインタビューする

さて、noteの管理画面でタイトルか本文に文字を打つことができた先にあるのは、「なんか文章らしきことを書く」です。

私は心が折れやすいのでポキっと音がします。なんでかって?

「書きたいけど、面倒くさいな」

っていう、超怠け者の声が頭の中で聞こえるんです。なんで面倒なのか?そう、そこにヒントがありました。

ちゃんと事実を並べて正確に書き起こさなきゃ

という、律儀な(?)性格が災いして、速記事務所のスタッフかのごとく起きた出来事を忠実に書かなきゃ、と思い込んでいたからです。

”古賀本”には、重要なことが書かれています。この本の中で一番、私にとってはコペルニクス的回転とも言えるアドバイスでした。超・衝撃!

言いたいこと(書きたいこと)の中で、書けていないことに注意して、翻訳するように補うイメージで文章を書く

要約すると、こういう内容です。古賀さんはインタビューや著名人のコメントの書き起こしから文章を書いているので「他人の言葉を文章にする」テクニックかもしれませんが、これは、自分に対しても当てはまりますよね。

書いている自分としゃべっている自分の間に隔たりがあると私は感じているので、「自分で自分にインタビューする」ようにして、これを適用させました。

結構、すんなり書けるようになりました!!

そう、つまり、「事実」だけの文章でもなく、「思い垂れ流し」だけの文章でもなく、「事実+思い」を合わせたいわゆる「コルクラボのnote」の完成でした。

「書きたいけど書けない」問題の他の問題

書き方とか以前に、「書けない」にはいくつもの理由が絡み合っているので、1つじゃないと思います。自分を思い起こしてもそうです。

・時間が取れない

・完成しないと出せない性格

・恥ずかしがり

・面倒屋さん

・書くネタが見つからない

・習慣化できない

他にも色々とある気がします。

なので、もし「書くのにハードルがあるな」と思った方は、上に挙げたポイントを押さえて書いてみるのをオススメします。

コルクラボのnote部で書くメリットは、「見てくれるnote部員が多分1人以上はいる」こと。誰も知り合いがいない状態から書くのよりは、書きやすいはず。

実は、私がnote書こうと思えたのは、初期のころに、うえぽんから「その話、面白いからnoteに書いてみてよ!」って言われたことでした。

今回のこのnoteも、先日飲んでいるときに、うえぽんが「その話、noteに書いてよ」と言ってくれたからです(笑)。

コルクラボのよさは、「アウトプットが放置されない」ことかもしれません。

さて、私の次の課題は「アウトプットを習慣化すること」です。

また次回〜!

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