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自己啓発本とは、行動を促す説明書である。

自己啓発本、それはイリュージョン。つまり、手品と同じだと書いた。

著者は絶対に、種明かしをしない。
なぜなら、

みんな同じことを言っているから!!!


でも、これはビジネス書ではお決まりなんです。
セオリーとも言えます。

「できない」→「できるようになった」


という、数学の方程式と同じで、これは公式なんです。
だから、「どれも似たようなこと書いてあるぞ! ぷんぷん」とか
怒って、Amazonのレビューに悪評を書き連ねちゃいけないんです。

むしろ、同じじゃない方が

怪しいのです!


ダイエットだって、同じじゃないですか。

「痩せる人の9割は、ジムで走ってる 

ースキニーデニムが似合う私になるための50の方法」


みたいな本があったら、
「それができないから困ってんだよ」ってガンギレしますよね。

でも、

「みるみる痩せる! 鏡を見るのが楽しくなる
ドリンク・ダイエット(ドリンク付録つき)」


なんてムックが販売してたら、買わないでしょ? たぶん国外で生産された認可が降りていない下剤たっぷりの危険飲料なので、みんな飲まないですよね。

実は・・・私は、自己啓発本だけでなく、
勉強法や読書術もかなり読んでます。

というか、日常生活で何か困ったことがあるとすぐ本を買います。


世の中には、本を書きたい人は大量にいるのに、
肝心の読み手は減っているという謎の現象が起きている出版業界。

この業界を支えている読者、つまり本を一番読んでいる人たちって、
誰だかご存知ですか?



出版関係者です(マジ)。


知的自産自消です。

なので、私はビジネス書をオールマイティに読みあさっているのです。
日本の人口トップ1%に入るくらいリアル書店でもAmazonでも古本屋でも買って読んでおり、毎月のカード明細は

Amazon 1800
Amazon 5380
Amazon 650
Amazon 7800
Amazon 980
Amazon 600
Amazon 2800
Amazon 4200
Amazon 245
Amazon 550
Amazon 1250
Amazon 220


みたいなかんじで購入明細は「Amazon」で埋まっており、
何を買ったかわからないし、暗算が苦手なので計算もできませんが、
ざっくり5〜6万円くらい本を買っている。(マンガが7割)

・・・で、何が言いたいかと言いますと、

身銭切って、たくさん読んでいるぞ! という、ただのマウントですw

オタクは情報披露合戦をしたがり、ドルヲタとホス狂いの人はいくら金を使ったかで競いあう。その同じ世界線に位置する、編集者あるあるです。


つまり、何が言いたいかって、

おまえ、もっと行動しろ!


と、自己啓発本は書いているのです。

自己啓発本を書いている人は、たいてい、人並みはずれて行動しています。
読んでいると疲れるくらいに。

この一言を言うために200ページ以上も埋める文字を書き連ねて、読者を説得しているのだと考えると、それ自体もすごい行動力だなと私なんかは思ってしまう。


自己啓発本の種明かし。それは、行動する力である。

誰かに何かを言いたいわけではなく、自分の頭を整理するために書いてみた。

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