子育てと仕事、オンラインサロンをやってみたら、思ってる以上にカオスになった話
コルクラボに参加して2ヶ月が過ぎた。私は、育休からの復職時期もコルクラボ入会と同じ、8月からだったから、急に忙しい生活がはじまっていたのだ。
今日は、コルクラボに参加して2ヶ月間を振り返ってみたい。
コルクラボやオンラインサロンに興味があるけど、時間をつくれるのかな? なんて不安に思っている人とか、サロン所属後の生活スタイルがイメージできない人、「そもそも、なんで入会するの?」って人に参考になればと思います。
さて、わたしの場合は「子育てと仕事、オンラインサロン」の三つ巴なので、「両立(?)」に関して言えば、難易度は高め。
当初、オンラインサロンに入るか検討していた頃は育休中で、「何かをはじめなければ!」と焦っていた。わたしがつながっている社会は、スマホ越しから見ているSNSの世界だったから、今より視野が狭かった気がする。
わたし自身は、全然すごくない。だけど、わたしの友だちは、スゴイ人が多い。FBやツイッターのタイムラインは、友だちの近況(仕事の)報告が毎日毎日流れてきていた。みんな「20代で評価を得て、30代で新しいことにチャレンジして次のステージにいる」感じ。めっちゃキラキラしてる。
例えば、外資系金融でバリキャリしてた子は「キャリアチェンジしたい!」といって、かなり短期間で準備してMBAを取りにあっという間にイタリアへ飛び立った子。独立してメディアによく出ている子。海外から帰国してスタートアップ企業に入社してIPOに導いた子。
ほかにも、子育てしながら自分の店をはじめた子、趣味を突き詰めていたら仕事になっちゃった、みたいな子もいる。
人の成功ストーリーでわたしの頭のなかはパンパンに膨れていって、もうとにかく焦りまくっていた。入会理由は、本当にいろいろあるけど、背中を押した一つに「わたしもキラキラしたい」っていう超ヨコシマな考えがあった。
コルクラボに入ったあとは、超充実した毎日が送れるんだ! 育児時短という限られた時間内で、生産性の高い仕事をして1年ほどのブランクを感じさせない働きぶりを見せる。子育ては手抜きしないで料理もちゃんとする。コルクラボに入って、プライベートでは新しいことに挑戦するわたし。
すべてをあきらめないわ・た・し。
みたいな、「アタマお花畑」状態でいろいろはじまった。
・・・で、結局はというと?
どれも全然、思いどおりにできてない!
予想以上に参加できてないし、顔を出せていない。
じつは、入会した8月前後に思いがけず入院したわたしは、「なんでこんなタイミングではじめちゃったんだろう。なんてバカなんだ!」って、落ち込んでいた。
職場復帰後は、生活するだけで精一杯。思ってたより、何もできなかった。
仕事は時短すぎてほぼ終わらないし、保育園からは「●●くん、まだ0歳でママのこと求めていて、夕方になると泣いていて・・・」と報告を受け(責められ?)、コルクラボのリアルイベントにはほぼ行けないし、オンライン会議も参加できてない。グループチャットも読みきれていない。
もう、全体的に、なんていうか、やってる意味あんの?
みたいな状況で泣きたかった(てか、泣いてた)。「やめる」とか「もっと参加する」とか、そういう変化すら起こせず、ただただ「今のまま」でいるだけで精一杯の2ヶ月を過ごした。
最初の1ヶ月は、とにかく「参加できてない!!!」と、強迫観念みたいなものに襲われて「ここでもうまくやれてないダメなやつ」って気持ちになった。
それで、slackとか、noteとかで発言しつつ、メッセージでうえぽんやとっちーと話て励まされたり、まさまさとかが「なじむためにはどうしたらいいか」取り計らってくれたりして、「気張り過ぎかも、わたし」と気がついた。
こっしーの漫画を「読んでるだけだけど、これも活動かな」とか思ってただ読んで楽しんでただけだけど、コミュニケーション取れてうれしい気持ちになった。
グループチャットのような感じで「部活」と呼ばれるものに参加して行くのだけど、そこで発言(独り言みたいな?)して、返事が返ってきて。ほんと、それだけなんだけど、「たったそれだけのことが、ものすごくホッと」した。
SNSは、コメントを空に投げる感じがする。返事がないのがあたりまえ。なんだけど、「無視された気分」になるという超かまってちゃんな心理状態になりやすい。でも、オンラインサロンは、「絶対、誰か返事してくれる」。
これって、超スゴイことなんだ、って思う。わたしは、さっきも書いたけど「ほとんどの人と顔を合わせていない」のに、ちゃんと会話が成立している。この仕組みが、オンラインサロンの肝なんだと思う。
で、たぶん、「リアクションの仕方の差」=「サロンのトンマナ」で、主催者の価値観や所属しているメンバーの「心地いい距離感」を生み出してる。
コルクラボに入って「前とは違う感覚になっている」のを感じるのは、そのせいだ。(サナギから羽化しようと変化している、みたいなゆっくりした経過)
グループや組織、コミュニティのなかで積極的にパフォーマンスを発揮したり、ガンガンいけるぜ! みたいなタイプじゃなくても、ある特定の場所にいると「その場所にいる」ことで「小さいことでも影響を受ける」し、「考え方が似てくる」。そんな、目には見えないけど人が成長するうえで超重要な「空気のような作用の存在」が、オンラインサロンの正体(魅力)なのだ。
ということで、コルクラボのなかでも超!消極的な関わり方をしているわたし。もう少し続けていったら「自分から働きかける」ってことも、できそうな気がしている。
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