2024年上半期に読んで良かった本ベスト3
今年も半年がすぎたので、2024年上半期に読んだ本をふりかえりました。
その中で、個人的に「この本を読んで本当に良かった!」と思える本を、ベスト3にしぼってみました。
こちらです↓
2024年上半期に読んで良かった本ベスト3
①きみのお金は誰のため(田内 学)
②俺か、俺以外か。(ROLAND)
③生きづらい人のための貯金戦略(なにおれ)
一つずつ、簡単にご紹介します。
きみのお金は誰のため(田内 学)
「働き方」や「人とのつながり」に対しても、視点が変わった
お金だけでなく何事も、人と「奪いあう」のではなく「共有する」ことが大切だと聞きます。
「分かち合い」や「共同体感覚」も同じく。
たしかに平和的だし、「そうした方が良いよね〜」とは、思います。
ですが、なぜそうした方が良いのかの理由が、どこか腹落ちしていない感がずっとありました。
そのモヤっとした感覚が、本書を読んでからは腹落ちできて、スッキリ!
自分も「未来を共有する意識を持ちたい」と感じ、日々の過ごし方を変えたいとも思えました。
そうすると「働き方」や「人とのつながり」に対しても、今までと視点が変わり、まるで心理学の本を読んだ気分です。
説明も、めちゃくちゃ分かりやすい!
『きみのお金は誰のため』は2023年に出版された、お金や経済を学ぶ本です。
・お金は、1人1人には価値があるけど、全体になると価値がないのは本当?
・まずいクッキーを相手に食べさせるには?
など、謎解きを考えながら読みすすめられるのも良かったです。
謎の答えが気になった方は、ぜひ読んでみてください。
よく、「うばいあいの世界」から「共有する世界」へと意識を変えることが大切だよ、とは言うけど、それがどういうことなのかサッパリ理解できない。
だけど、本書を読んで、ストンと腑に落ちた。
お金以外のことも、働きかた、人と人のつながりも、視点が変わった
自分も、未来を共有することへ意識を向けて、日々の過ごし方を変えよう思う
個人だけと価値があるけど、全体になると価値がない
まずいクッキーを相手に食べさせるには
インフレの説明もめちゃくちゃわかりやすかった。
俺か、俺以外か。(ROLAND)
サッカー選手になる夢は敗れ、ホスト界で帝王となるまでに、どんなことを意識して努力を重ねてきたか。
そのエピソードが、数々の名言とともに紹介されています。
著者は中学生のころ、父親から「男に生まれて幸せだと思うのは、どういうときか分かるか?」と聞かれたとあります。
みなさんは何と答えるでしょうか?
そして、もし自分の父親がこんな質問をする人だったなら、今とは違った自分に育っているだろうな...
「自分を好きなるのって、ちょっと恥ずかしくない?」という方は、ぜひ読んでみてください。
生きづらい人のための貯金戦略(なにおれ)
たとえば、300円の宝くじを運まかせで買うにしても、
「当たったら、〇〇円かえってくる」
などの具体的な金額が分かっているから、購入します。
それが、1等の賞金が100円だったり、かえってくる金額が分からないときは、買うのをやめますよね。
ところが、「自己投資」の場合はどうでしょう?
「その講座やセミナーを受講して、リターンがどれだけあるのか」を把握していないのに、購入していませんか?
事前にリターンが計算できないということは、ギャンブルです。
僕たちは、ついつい「趣味や娯楽」に「自己投資」という大義名分をかかげてしまいます。
・どれが自分にとって学びか
・どれが自分にとって娯楽か
それぞれの線引きを、しっかりと自覚しようと思いました。
本書は物理的に「支出を最適化」することで、「自分にとって大切なことを自覚できている状態」を目指すヒントになる本です。
何に自己投資するべきか迷っているときは、ぜひ読んでみてください。
以上、「2024年上半期に読んで良かった本ベスト3」でした。
また、みなさんのおすすめ本も知りたいので、あればぜひ教えて下さい。