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宝塚初心者な僕が公演中に楽しめた意外な理由「自分の鉄のオキテへの気づき」

「友人が都合があわなくなった」とのことで、姉に宝塚に誘われました。

宝塚に興味はありつつも、「いつかは観てみたいな」止まりだった僕は、これを機会に観に行くことに。

完全初心者なので、どんな雰囲気なのかも、すべてが未知。

少し不安もあり、ドキドキです。

ですが、意外や意外。

公演が始まるといっきに、宝塚の世界に魅了されました。

・男役の格好良さ
・きらびやかな衣装
・足先から指先まで魂が宿ったかのようなダンス

公演終了後、余韻にひたりつつ、しばらくしてから気づきました。

宝塚初心者の僕が、なぜ公演中に安心して楽しめたのか?

大きな理由は、「掛け声禁止」だからだと思います。

というのも、僕はコンサートや舞台を見るときに、「感情を表に出すことを恥ずかしい」と感じてしまうタイプの人間だからです。

「掛け声禁止」が恥ずかしがり屋にとってはありがたい


宝塚初心者の僕には、ジェンヌさんの名前がほとんど分かりません。

なのでもし、公演前や場面と場面の間に、「ジェンヌさんの名前」を叫んだり、「声援」を送ったりする雰囲気だったとしたら。

僕は「どういう振る舞いをすれば良いのか」ばかりに気を取られ、公演中、ずっとまわりが気になってオロオロしていたと思います。

「掛け声禁止」のお陰で、初心者な僕は、挙動不審にならず済んだのです。

じっくりと初の宝塚を、自分なりに楽しめました。

「掛け声禁止」だったことに気づいたのは、公演後ですが。

「感情を表に出すことを恥ずかしい」と感じてしまう自分ですが、感動していない訳ではないです。

例えば、大好きなバンドのコンサートに行ったとき。

バンドのメンバーが登場した瞬間に、鳥肌がブワーッと立って、涙が出そうになります。

思わず「うおぉぉ~っ」と、歓喜のおたけびを上げたくなることも。

その気持ちをグッとおさえて、噛みしめるようにコンサートを楽しんでいます。

「人に嫌われたくない」「よく思われたい」の呪縛


「せっかくの楽しい場なのに、なんでそんな罰ゲームみたいな楽しみ方をしているの?」と、思われるかもしれません。

周りの目を気にし過ぎて育ったからか、性格なのか?

「感じていることを、そのまま周りに見せてはいけない」という、「鉄のオキテ」とずーっと戦っています。

とはいえ、家で1人で動画視聴しているときは、気にせずに歓喜のおたけびを上げてます(笑)

なので、僕はとにかく「人に嫌われたくない」「よく思われたい」が強いのでしょうね。

いつかは、この「鉄のオキテ」を突破してみたいです。

以上、宝塚初心者な僕が、公演中にじっくりと楽しめた理由についてでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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