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水彩絵の具で可愛いお花や動物を描ける:)眺めて楽しいおススメ海外YouTube集

テキスタイルや文房具などで見かける、水彩絵の具で描かれたお花。
プロじゃないけど、自分で描いてみたいと思ったことはありませんか?

私はイラストや絵をプロとも趣味ともしていない、完全なるド素人なのですが、ロックダウンで自宅勤務が続き自宅で過ごす時間が多いという環境に背中を押され、密かにずっと気になっていた、水彩画を始めてみました。

絵を習うというより、水彩絵の具で遊んでみたかった、可愛い絵を書いてみたかった、という動機です。

高校時代に美術の先生をお父さんに持つ同級生が、水彩でものすんごいうんまい模写をしていて、彼が描いた青い空と雲がすごく美しかったのです。

「え、水彩絵の具ってそんなに美しいの?どうやって、その透明感?グラデーション?出すの?ていうか、その技術いつ習った!?」という、水彩絵の具の使い方に対する大きな興味と好奇心を抱え続けたまま20年弱経っていました。

そのずっと気になっていた好奇心を今、満たし中でおります。

それで、もうこの記事でお伝えしたいのはただ一つ・・・
英語で”Watercolor”とYouTube検索すると、めちゃめちゃ可愛い・きれいな絵の描き方、タダで習えるよ!自宅で新しい冒険できちゃうよ!あと独習におススメのサイトも教えます!それだけです。

日本語で水彩画のレッスンを検索すると、ちょっと年齢層が上な感じの渋めか、お堅めの感じの上級者用レッスンが出てくることが多く、なかなか描いてみたい!と思うチャンネルに出会えなかったため、記事にしました。

完全に自分の趣味ですが、見るだけでも美しい楽しい、私のおススメのWatercolorのYouTubeチャンネルを紹介させてください。

眺めてみるだけでOK!の人は「まず、見て楽しんで欲しい!」だけ、ぜひご覧ください。

描いてみたいと思った方には、後半に続く「用意するもの」「おススメ独習サイト」もご覧ください。

まず、見て楽しんで欲しい!


1)遊び心と好奇心を満たす-Let's make art 

◇4色の絵の具だけで、豊かな虹色を作れるのが驚き!楽しい象さん。

◇動物とお花を一度に学べる!ピンクを楽しめるフラミンゴ

◇花弁や葉っぱの感触やグラデーションを学べるのが楽しいブーケ

◇ちょっと上級者編で根気が要る、憧れのピオニー

◇猫さんも、犬さんも、うさぎさんも。

◇鳥も、海の生き物も。

◇昆虫も怪獣もいろいろ。子どもと楽しめるレッスンたち。

◇塩を使うとこんな表現もできる!銀河の空と森

私は、米国在住なので、この「Let's make art」のWatercolorレッスンキットを描きたい絵柄だけ購入して始めました。米国外にも配送しているみたいですが、無料のコンテンツが豊富なので、日本でもYouTubeで十分楽しめます。

私、このWatercolorレッスンを担当してくれる先生、Sarah Crayさんの話し方の雰囲気や、作品が可愛くてたまらなくて、ファンになってしまいました。

Sarah CrayさんのInstagramはこちら。レッスンじゃない彼女の作品を見ることができたり、製作工程の動画も少しあって、美しい&楽しいです。

2)水彩絵の具で心を癒したかったら-Coco Bee Art

◇これが一番ハードル低く始められそうなワーク。眺めてるだけでも癒し。

◇ストレス解消のための7日間ワーク

◇これはCoco Bee Artではないけれど。子どもとも遊べる色遊び。これも癒やし系。

他にも「Watercolor」「Therapy」「Meditation」などのワードでYouTube検索すると、類似のセラピー系の水彩絵の具ワークのレッスンが出てきます。

3)癒し+可愛い植物-Emma Lefebvreさん

◇水の量と色の濃さを調整する基本的な技法

◇水彩絵の具で、不安や落ち込みと向き合うワーク(4分過ぎ頃おススメ)

◇Emmaさんのお花レッスン① お花はEmmaさんの本領発揮モチーフ。

◇Emmaさんのお花レッスン② お花シリーズは他にもいっぱいあります。

◇子どもと楽しめる王道の恐竜4匹

4)植物専門の作家さんーShayda Campbellさん

この方のお花の作品も、とても好み!!

お花だけでなく(ここ大事!)、いろんな葉っぱの描き方を学べる動画も豊富なチャンネルです。

私の趣味により、植物と動物に偏ってしまいましたが、空や海を学べるチャンネルも英語だと豊富にあります!
「Watercolor Ocean Tutorial」とか検索していただけたら大丈夫です。

描きたくなってきた方、いますか?

え、描きたい!と思われた方は、続きをどうぞ。

1)道具

<用意するもの>
・筆
・パレット
・絵の具
・水彩画用の紙

もしお子さんの図工用の道具を貸していただけそうならそれがベストだと思います。

私はまだ子どもが小学校に上がっていないので子どもの道具がなく、自分で揃えました。

なにぶんド素人なので、Let's make artのサイトでおススメされるがままの銘柄を購入しました。

◇筆:Prinston Herigateという銘柄のRound 6とRound2

◇パレット:琺瑯のトレイ (洗いやすいのと色づくりが楽です)

◇絵の具:Dandelion Paint 社の液体の水彩絵の具

◇紙:Canson XL Watercolor Paper

パレットはどうでも大丈夫だと思うのですが、筆と紙のチョイスは大事そうです。普通のA4コピー紙やノートだと、紙が水分をすぐに吸ってしまい、水彩絵の具らしい技法をほぼ楽しめなかったので、水彩画用の紙を選ぶのは大切そうです。

絵の具については、本当にど素人すぎて分からないのですが、小学生のときに図工で使った絵の具はきっと、アクリル絵の具だったのかなと思います。
学校の図工用のアクリル絵の具も、水彩絵の具と似た技法を一部練習できるような説明がかいてあります。

ただ、私は高校生の時に「水彩絵の具と向き合ってみたい」とこじらせていた好奇心があったので、水彩絵の具を購入することにこだわりました。

水彩絵の具にも、固形、チューブ、液体、と色々あるようです。
もうこの辺は全く分からないのですが、私はSarah Cray先生の言われるがままに(キットについてくるので)Dandelion社の液体のものを購入しています。Dandelion社の絵の具は、発色がとてもきれいで、色を混ぜて作らなくてもそのまま美しいものが揃っています。発色がきれいだと気分が上がるのと、ド素人でもキレイな色が出るので、絵の具のチョイスも侮れないと思います。
絵の具の発色の美しさは、絵を続けたいと思えるモチベーションになっています。

2)コンテンツ(図案)

「絵が下手だと描きたい絵が描けないじゃん」とか思いますよね。
なんと・・Let's make artの以下のサイトで、YouTubeのレッスンの図案が無料でダウンロードできます。
(正直、これだと絵の具と紙さえあれば、YouTubeと図案だけで、キットを買わずに無料で学べてしまうので太っ腹すぎます)

絵によっては、図案無しで描くものもあるのですべてが揃っているわけではないですが、YouTubeのチャンネルをみながら色を混ぜたり、描いたりすれば、英語の解説がいまいちわからなくとも見よう見まねで学べる・・はずです。

動画でよく出てくる、水彩を学ぶ特有の英単語はこちらです。

・value (色の濃さ)
・lighter value(薄い/明るい色)
・darker value(濃い/暗い色)
・wash(水を適度に含ませて、紙に塗ること。先に水だけを塗る時もwash、先に紙に描いた濃い絵の具を水を含んだ筆でなじませて広げるようなときにもwashといってます)
・Wet on wet (先に塗った絵の具・水が乾かないうちに次の絵の具を乗せる)
・Wet on dry(先に塗った絵の具が乾いた後に、次の絵の具を乗せる)

いや、これらの単語が聞き取れなくとも「見ればわかる」動画になっています。

ど素人が楽しんで描いてみましたらこうなりました

こういうのは他の人とシェアすることも楽しいと思うので、35歳の手習いをこちらに晒します。

◇1作品目:レインボー象さん

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虹の仕上がりが、Sarah先生とかけ離れすぎていって、描いていて悲鳴が出てきましたが、こういうのも全部受容してしていくのが、スタートなのかと思ってます。色で遊ぶことはできました。

◇2作品目:お花とフラミンゴ

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このフラミンゴの発色の美しさは、Dandelion社の絵の具に助けられてます。マゼンタという色そのものをベースに活かしていて、初心者が取り組みやすいワークでした。

動画の中で、Sarah先生は「動物ってのはForgiving(ズレとか間違いとか、あんまり気にしなくていい)モチーフでさ、だいたいフラミンゴなんて、ピンク色してたらみんなフラミンゴってわかってくれるから!アハハ!」という感じで、岸田奈美さんが文章の自己肯定感を爆上げしてくれるなら、Sarah先生は水彩で描く絵の自己受容力を広げまくってくれるので、大丈夫な気持ちになっていきます。

◇3作品目:ピオニー

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出したい色の濃さと水量の難しさを痛感しました。リベンジします。

◇4作品目:図案無しでYouTubeで見よう見まね(+アレンジ)の花束

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これは花弁や葉を一枚一枚描いていくことそのものが楽しかったです。

水彩絵の具と遊ぶのは、セラピーのような効果もある気がしています。
水や筆の動きから生まれる混色やにじみが出来上がっていくのを、信じて、手放しで許してあげる勇気や覚悟(ああーここはこうしたいのに!みたいにカリカリしないこと)が必要で、それがWatercolorの醍醐味ならではみたいなところがあり、自己受容につながる感じがあります。

そして、大人になってから、新しいことを自分のために習ってみる、というチャレンジ自体も楽しいです。もれなく娘も横で遊んでいます。

この80歳おばあちゃんのピアノの挑戦にも、「何を始めるのも遅すぎることは無い」と思える勇気をいただいたので、元気が無いときがあったらぜひ聴いてみてください。


画面トップの写真は、Shayda CampbellさんのInstagramから彼女の作品の写真を引用させていただきました。

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