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日本国外でも作れる美味しそうなレシピ

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海外でも手に入りやすい材料だけでつくれる、美味しそう、と思った料理家さんのレシピを自分のために集めています。
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2020年4月の記事一覧

香辛料というライフハック

在宅食における「飽き」コロナウイルスの影響で自宅で食事をする在宅食の割合が増えています。これまで昼食は100%、夕食は30%くらいの割合で外食でしたが、今ではほぼ100%家での食事です。 自炊もしますし、時にはUberなどのデリバリーサービスを利用したり、近所のお店でテイクアウトを試したりしています。はじめは新しいレシピ・新しいお店にチャレンジできて楽しかったのですが、だんだん飽きが出てきました。 デリバリーもテイクアウトも選択肢が限られますし、仕事もしていて料理の幅を広

お肉を茹でることで、肉出汁も2食分の料理も出来る

茹で豚の茹で汁は出汁になります、と書いたので利用法のご紹介です。 前夜、茹で豚を作ったら、出汁をタッパーなどに入れて冷蔵庫にしまいます。 そうすると冷えることによって、脂が白く固まります。 すぐ使わない場合は冷凍しましょう。 こんな風に茶漉しで十分ですので、漉しながらお鍋に移しましょう。 脂が抜けてスッキリします。 あとは適当に香味野菜(お葱、玉葱、セロリ、にんじんなど)を入れて、煮ます。 とはいえ、お昼に簡単にであれば、お葱で十分です。 洋風に使いたかったら玉葱が良い

アップルシナモンビールの作り方

最近、日が暮れるとついついビールやらワインやらを飲んでしまうのですが、今日はアップルシナモンビールの作り方です。 アップルシナモンビールはビールベースのカクテルです。リンゴジュース+ビール+シナモンのシンプルな組み合わせ。 時間があればシナモンをホールで一本入れて、一晩以上置いて香りを移しますが、すぐに飲むのであれば仕上げにシナモンパウダーを振るだけで十分です。 りんごジュース100ccとビール100ccを混ぜます。 リンゴの甘味とビールの苦味などが混ざりあったカクテ

バーニャカウダソースのレシピ

にんにくとアンチョビのディップを生野菜につけて食べる人気のイタリア料理、バーニャカウダ。日本では年中提供されていますが、ピエモンテ州では冬に食べる料理で「夏に食べるのはおかしい」という意見も。食に保守的なイタリア人らしいですが、日本で言うなら鍋焼きうどんを夏に食べるみたいな感覚に近いのでしょうか。 バーニャカウダソースには様々な作り方があり、決まったものはありません。基本の材料はオリーブオイル、アンチョビ、にんにくの三種。ぼくのバーニャカウダソースは牛乳で煮たにんにくをベー

『トンテキ』 ガーリック玉ねぎソース

今日のメニューは、豚肉とにんにくに、玉ねぎの香りがおいしいトンテキ。 まだ台所で片付けをしている私に、リビングから「いただきます」と「おかわり」の声が聞こえた。ニヤリ。 材料 ふたり分 (調理時間:20分) ・豚ロース…………………2枚(400g) ・塩…………………………ふたつまみ ・にんにく…………………2かけ ・小麦粉……………………適量 ・サラダ油…………………大さじ2 ・バター……………………15g <A> ・玉ねぎ……………………1/4個 ・醤油…………………

ルビーグレープ・ミント・カルピス

子供の頃、「シャンメリー」という子供用シャンパンをクリスマスの夜に飲めるのが、とても嬉しかった。 ご紹介するドリンクもミントを抜けば、「思い出のドリンク」にしてくれるかも。 材料 1杯分 (調理時間:3分) ・ルビーグレープフルーツ……大さじ4(果汁) ・カルピス………………………大さじ1 ・ミント…………………………適量(15枚程度) ・ソーダ…………………………100㎖ ・氷………………………………適量 作り方 ①ルビーグレープフルーツを、半分に切ってフォークを刺して

厚揚げで油淋鶏?「パクチー油淋厚」と申します。

普通、鶏肉で作るのが油淋鶏(ユーリンチー)ですが、厚揚げで作ります。 「ヘルシーで美味しい」って響きについつい食べすぎてしまいます。 材料 ふたり分 (調理時間:20分) ・厚揚げ…………………1丁 ・片栗粉…………………適量 ・パクチー………………1かぶ ・サラダ油………………大さじ1 <A> ・醤油……………………大さじ1と1/2 ・砂糖……………………大さじ1 ・酢………………………大さじ1 <B> ・ごま油…………………小さじ1/2 ・黒こしょう……………少々 ・ご

たとえ片手間でも作れるローストビーフ

小さい頃から、クリスマス、年末のローストビーフは私が担当でした。お肉の塊といえば私だったのです。 家族の期待を背負っているので失敗は許されません。 大蒜をすりおろして、撫でまわし、ワインに漬けてみたり、お鍋で作ったり、湯煎したり、オーブンで焼いたり、毎年良いと思われる色んな方法にチャレンジしました。 火の通りを考えると、スライスする瞬間まで毎回やきもきしました。 そして、ある時気付いたのです。 そもそも年に1、2回しか作らないから、こんなにブレるんだと。 特別な時でなくとも

なんにでもかけたくなるパクチーオイル

先日、近所の直売所で買ったたっぷりのパクチー。 おじさんが今とってきたよー!と、ちゃんと綺麗に根っこごと。 嬉しくて買ったものの、うちでパクチーが好きだったの私だけだった事を忘れていました。 子供の時も家族の中でパクチーを好きなのは私だけ。その頃は香菜と呼んでいたけれど。中華料理屋さんでミル貝の味付けにたっぷり添えてあると、訪れた事もない異国の香りにうっとりしたものです。 1度で食べきれる量ではないので、オイル煮のようなソースをイメージしてお料理してみました。 (材料)

素晴らしく美味しい野菜のポタージュ

無くなった鍋に指を突っ込んで沿わせて、その残骸をすくって舐める息子。 お行儀悪いわよとたしなめながら、内心喜ぶ私。 あるレストランで「野菜のポタージュです」と出され、あんまり美味しくて何のお野菜を使っているのか教えていただき、早速作ってみました。 すると、もう家族で取り合いに。海老のビスクほどの濃厚で味わい深い、お野菜だけのポタージュです。 (材料)バター15g 玉葱  1個 しめじ 1/2パック 馬鈴薯 2個 トマト 2個 水  半カップ 牛乳 2カップ 塩  小さじ1

茹で豚、何も考えずに作れて元気をくれる料理

あーもう夕方かーご飯作りたくないなあって思う事ありますよね。 毎日作っているんですもの、そんなの当たり前です。 メインを決めて副菜決めて、汁物考えて…。それを毎日毎日! 偉いです。皆さん、本当に偉い。 レシピを探してみるも、あー分量計るのさえも面倒くさい… そんな時は茹で豚です。これの出番です。 良い豚バラに出会ったら、1つはベーコン、1つは茹で豚! そして、巻く葉っぱも買い物かごへ。 サニーレタスでもサンチュでも良いです。エゴマの葉でも大葉でもなんでも良いんです。一緒に買

私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚

我が家にお越しいただいた事がある方や、毎年ワークショップにいらっしゃる方は食べたことがあると思います。 私の1番好きなおもてなし料理、焼き豚です! 老若男女、皆が気に入ってくれる自慢のレシピです。 2月のお味噌教室の時も80歳近いお婆ちゃまがお気に召されて、レシピをプレゼントしました。 何が良いって、前日仕込んでおけば、食べる直前に魚焼きグリルかトースターで焦げ目を付けるだけ。 バタバタ焦らずにお客様と会話を楽しみながらお出し出来るのです。 ただ、今はこんな時ですからそ