見出し画像

子育て・親の影響どこまで?

子育ての中で、親の影響ってどこまで子供に影響するんでしょうか?
きっと大きいんでしょうね。
娘が不登校になってからずっと「私の子育てがきっと間違ってたんだ。何がいけなかったんだろう?」と自問自答する自分がいます。
一方で自分自身が子供だった頃のことを考えると「もちろんその家しか知らないし、そこで育ったから影響はあるんだけど、なにもかも親の影響・親のせいじゃない。私は私の意思で生きてきた」とも思う。
きっとどちらも本当。
私は何を思って子育てをしてきたのか、私自身が親に囚われてたんじゃないだろうか、反面教師にばかりに目が行き大事なことを見落としてたんじゃないか、と考えがグルグルしています。

結婚当初

私は自分の親を反面教師にしてきた部分がある。
私の両親はずっと不仲で「早く離婚してくれればいいのに。なんで一緒にいるんだろ。仲良くいることもできない、かといって離婚することもできない、ちゃんと向き合ってなくてズルいよ。子供のためなんて言わないで。結局子育てする自分のためでしょ」と思ってきました。
父親は仕事が長続きしないため、母親が仕事を掛け持ちして家庭が成り立ってました。
そんな経済状況なのに、一戸建てを買い、子供2人を4年生大学に行かせ…。
今ならわかります。
母親が自分の理想に向かって必死に生きていた事が。
そしてその理想に父親が力不足であり、話し合うより自分ひとりで頑張った方が早いし、精神的にマシだったんでしょう。
母親を反面教師に生きてきた割に、私は今同じような状況にいます。
夫は仕事は真面目にするのでその部分は違いますが、いろいろな場面で話が合わないのです。
そして家庭運営に関しても考え方が違うのです。
夫は仕事して稼ぎを家に入れていけばいいんでしょ、それが夫・父親のしごとでしょ、という人。
偉そうにはしないが、話し合いは暖簾に腕押し状態で、そもそも建設的な会話ができない。
そして私も結婚早々に歩み寄ることを諦めていました。
デキ婚だったので結婚する時に、子供が成人するまでは何があっても離婚はしない、と決意しました。
私ひとりの勝手な決意です。
子供に「私のせいで結婚しなきゃいけなくなったの?」とは絶対に思わせない、と。
最初のうちは私もがんばりました。
でも話が噛み合わない。
夫も若かった。
私より4つ年下。
20代の4歳差は大きいですよね。
妊娠・出産と自分のことで精一杯の状況で、夫育てまでできませんでした。
朝までゲームなど、いつまでも子供気質が抜けない夫に、向き合うことを諦めていきました。


専業主婦

結婚してすぐ思ったのは、「あ、結婚って誰としてもきっと一緒なんだ。今私がうまく行ってないと思うのは私が未熟だから。私が頑張らなくちゃ。私を幸せにできるのは私しかいない」でした。
急な結婚・出産でしかもお金もなく、私は余裕がありませんでした。
初めての子供は可愛くて可愛くて、子供と過ごす時間は毎日とても楽しかったです。
余計に私の中で夫への気持ちは下がり、この子をちゃんと育てなくちゃの思いが強くなりました。
お金がないことは苦しかったのですが、こんな可愛い我が子を預けて働きにいけない、と思いました。
もし仕事に行くとなったら夫は協力するでしょう。
でも自分の仕事を都合つけてまではやらず、私が一から十まで説明して二できたらいい方というのが想像できたので、切り詰めてでも働きに行かない方を選びました。
これは甘えなんでしょうか?
わかりません。
当時は今より夫と会話もありましたし、家族で笑顔で話してました。
私は自分に収入がない事に負い目がありました。
だから夫に不満はあったけど、飲み込んでいい家族でいようと頑張ってました。
家のことや子育てを私が全部やってるのだから、負い目を感じる必要はないのかもしれませんが、多くの主婦の方はそう感じると思います。
長女が生まれてから5年後、パートを始めるまではこのような状態だったような気がします。
少しでも収入が入るようになると、私の中で考えのバランスが変わってきました。

あとがき

自分の書いた文章を読んで、改めて振り返ると、ひとりで頑張りすぎてるんですね、私。
だから子育てに私からの一方向からの視点しか反映されなかった。
子供に偏った価値観を押し付けていたのかも。
けど、過去も今もその時なりに必死で考えてできる限り行動したし、一生懸命やってる。
それが子供にとっては重いのかもしれない。

備忘録的な役割も含め、思いつくままに書くので時系列がバラバラになってしまうかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?