おこもり生活、1ヶ月経過中。

朝ご飯を食べ終わる頃に、洗濯物が出来上がったメロディがなった。

いつもどおり、ベランダへ出て洗濯物を干す。今日はものすごく快晴で、4月の新しくて爽やかな空気が気持ちいい。こんな非常事態なのに。
ここだけは、このベランダだけはいつも平和で、静かで、暖かい。都会のマンションなのに、陽のあたりが抜群にいいところがお気に入りなんだ。

コロナの影響で出勤停止になって1ヶ月が経つ。あと1ヶ月は変わらず出勤停止が続く予定で、毎日、まいにち、部屋で1人で篭る日々が続いている。

今日は本当に天気がよくて、洗濯物を干しながら「いつか、社会科の教科書に今年のことが載るんだろうなあ」なんて考えていた。いつかきっと終わって、例えばオイルショックのように、バブル崩壊のように、教科書にたった1行、トピックだけ載るんだろうなあ。

そしたらきっと、「緊急非常事態宣言」とかが穴埋めになって、テストに出たりするのかもしれない。きっと、いつか、終わる。そんな風に信じるしかない。（それまでに被害が増えないように、最大の注意をしていくしかない…）

SNSで流行っている『週末の自宅おこもりを楽しく』っておしゃれにお家カフェしたりお菓子作りをしたりする気力はもうなくて。そりゃ1ヶ月もおこもりを続けていると、なにもやる気がおきなくなってしまうのだ。

きっと世の中にはお部屋が狭くて自宅にいると閉塞感でやられそうになる人、同居人と家にいるのが地獄のような人、わたしみたいに誰とも喋れない人。コロナが怖いけど働かないと生活ができなくてお外に出なきゃいけない人。家に篭りたくても篭れない人。本当に色々、事情のある方はたくさんいると思う。

だから「お家を楽しもうぜ！」みたいな無理に前向きになる空気も嫌で、不穏な世の中をみるのも辛くて、ちょっとSNSから離れている。

そんな私は家で何をしているかというと、ほぼ何もしていないようなもの。漫画を読んで、youtubeを見て、アニメを見て、本を読んで。（でもこれを空気を吸うのと同じレベルでできるってことは、私の得意なことだ）

そして今日はついに、いろんなことに痺れを切らして焦って、「勉強しよう！」と思い立った私は高校英語のドリルを買ってきた。ドリル。響きが懐かしすぎる。1ヶ月で総復習してやるんだ。

数日前に母から連絡がきて、「今のうちにためになることをしなさいね」と言われて。その言葉がなぜかしっくりときた。楽しむ、って言葉がなんか違うと思っていたのだけど、ためになること。それはスッと胸に入ってきて、何かやろう、と思ったんだ。（母は偉大）

と、いうことでこうしてnoteも更新しよう！という気になったので毎日更新を復活させたいところ。4月は、私と、周りの人の身を守るために、引き続き家に篭って、でも「これを身につけたぜ」って何か言えるようにしたい。