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「幸せ」はちょっとした幸せ気分の積み重ね。

夫が家にいない夜なんて、ずいぶん久しぶりだ。
だからちょっとだけ夜更かし。もともとそんなに広い家でもないけれど、こんなに広かったかなってちょっとソワソワする。深夜なので、ぽつりぽつり呟きたい。

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「結婚ていい?」と聞かれると、わたしは必ずYES、と答えてる。
2人の今までの生活や文化をすり合わせる作業はとても大変だったけれど。「結婚て単純に幸せ、じゃなくて2人の努力がいるものなんだ」ってやっぱり1人で気ままに生きるよりは大変なことも多いけれど。

今年は特にコロナもあって夫の出張もなかったし、毎日在宅勤務で一緒にいた時期もあって一緒にいる時間がとにかく長かった。その間に、だいぶお互いがいる生活に慣れて、うまくやっていけるようになった気がする。

ずっと結婚、に対して不安しかなかった。

実は祖母、母、と夫婦仲がよくなくて、ずっと「男運がない家系なのよ」なんて呪いのように言われて。仲の悪い夫婦たちをずっと見てきた。

でも、それを断ち切れて。自分に合った人を考え抜いて、負の連鎖から抜け出せたことは、わたしの人生において一番の功績だ。(私の周りも、恋愛がうまくいってない子は両親になんらかのコンプレックスがある子が多い気がしてる)

結婚式みたいな、あんな眩しい毎日ではないけれど、陽だまりみたいな日々を過ごせているのは、間違いなく夫のおかげだ。
家に絶対的な味方がいてくれて、毎日笑っていられるのは本当に嬉しくて家庭を築いてよかったな、とおもう。

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「幸せになりたい」と願っていた頃は、幸せなんて虚構で、実態のないものだったけれど、気づけば足元にたくさん落ちていて。幸せをキャッチできる能力を上げてくれた夫に感謝しかない。

幸せ、って、なるものじゃないんだな、って最近とても感じてる。
いまの気持ちの状態を差している言葉で、むしろ「幸せになる」っていう最高潮なものがあると信じていると、いつまでたっても幸せじゃない、ってなってしまう。

足元にたくさん、幸せのタネはあって。それに気づけたら、「幸せだ」と認識出来たら、ちょっとしたことでも幸せな気分になれる。

人生の幸せは、その積み重ねだ。

その幸せ気分をたくさん分けてくれる人たちと、わたしは一緒にいたいなあ。もちろん、幸せ気分を分けられる人にもなりたいな。

ほっこり、のちょっとした時間を積み重ねていきたい。








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