海がある生活|スローライフ

夏休みが終わって、だいぶ静かになったな、と思う。わたしの家は海がすぐ近くにあって、夏はいつも海水浴のお客さんで賑わっている。みんなが楽しそうで、わくわくしてて、いちぶ酔っ払いだったりパリピみたいな人もいるけれど、それでもやっぱり夏はみんな楽しげなのだ。

海で楽しそうに遊ぶ笑い声が遠くに聞こえる中で、とろとろと微睡むのが至福の時。午後の眠たい授業中に(例えば国語とか) 他のクラスがプールの授業をしてて遠くから笑い声が聞こえてくる、そんな感じの、午後の微睡み。
でも今日はもう何も聞こえなくて、あぁ、夏は終わったんだな、って思った。

わたしはこの街が大好きで。
海の近くに住んでいることが幸せでした。来年には、引っ越す、予定。
たくさん撮らなきゃなぁと思う。

中学生のころは通学路の途中が海の通りだった。何か嫌なことがあるたびに、海で叫んだ。本当にバカヤロー！てやってみたことがある(笑)
試合の前、就活の面接の前、パワーが欲しい時は朝の海岸を散歩した。
都会から帰ってきて電車のドアが開くと、むわっとぬるい潮風が身を包む。

「おかえり」

って言ってくれているような安心感をいつも感じてた。優しい優しい、海辺のまち。いつも海がそばに居てくれた。

ここには都会のせわしなさもないし、圧迫感も何もない。マイペースでいいんだよ、楽しくゆるく、スローライフ。
夏と海が大好きだ。明るくて楽しくてゆるくて。ちょっと疲れてしまった人は、ぜひ逗子葉山に遊びに来てね。

来年の夏にはわたしはもうここにはいないのだ。なんてセンチメンタルになりながら、秋の涼しい気配を感じた今日のこと。

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