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まゆこ
2019年10月4日 12:43
わたしが少女と呼ばれてたとき目を上げると青が広がりしぱしぱと沁みるようだった部屋はあたたかくて空気は静かで私は天国にいると思っていたわたしが少女と呼ばれてたとき手の中で妹が泣き叫んで泣くほど身体は汗ばんだ涙と汗とでTシャツが濡れてわたしのどこかもぐちょぐちょだったわたしが少女と呼ばれてたとき台所にはビールの空き缶血だらけのシンク零れる薬包アスファルトを必死に走った