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カナダの語学学校、どこが狙い目?
ワーキングホリデービザでカナダのトロントに来た際、最初の半年間、まるまる語学学校に通いました。ワーホリでカナダを訪れた場合、学校に通えるのは最大6カ月、日本でこつこつ貯めた貯金はここでほぼ使い切ったように思います。
私が選んだのは、バンクーバーにも分校を持ち、トロントのダウンタウンど真ん中に位置する比較的有名な学校です。カナダに住み5年目の今、日本人の方とお話する機会があって「語学学校どこに通ってた?」と聞かれた際、名前を挙げると、大体「あー、あそこね」という確率でみんな知っている所でした。
驚く程たくさんある語学学校の中から、どうしてそちらを選んだのか、お話したいと思います。
何を基準に学校を選ぶか?
優先順位を自分で決めて、どんな学校に通う事が自分にとって一番良いかを見定めるのは大事だと思います。カナダはオーストラリア、ニュージーランド、イギリス等、と並び英語圏の留学先として人気で語学学校は各都市に山ほどあるのです。
ここで、なぜアメリカが入っていない、と疑問に思う方も多いかもしれませんが日本からのワーキングホリデービザ、米国は対象外です。もちろん、観光ビザや学生ビザ等をお使いの方でアメリカで語学学校に通われている方はたくさんいらっしゃるかと思います。
私はエージェント(留学の斡旋、ホームステイについてもこちらにお願いしました)を利用しました。初めにアンケート形式のフォームが送られて来て、それに答えることで、エージェントの方が私に希望にあった数校をリストアップ。
ちなみに、希望としては以下をチェック✔︎しました。
大規模校である
大規模校の良さは、有名な大企業ホテルの良さと同じように例えられるでしょう。様々な顧客のニーズに合わせて、様々なサービスが予め用意されている。そんなイメージであります。
じゃあ小さめな学校だと、小さめの宿と同じように、より一層細やかなおもてなしが期待できるのではないか?とも思いましたが、6カ月という長期間、小さな学校だと苦手な先生にあたった際、クラスが替えられない恐れがあります。私は、語学を習得する上で、先生との相性も大切だと思ったので、多くの先生(と多くの生徒)がいる大規模校を選びました。
レベル分けが細かい
さて、大多数の語学学校では全生徒を入学時に一斉テストし、成績別で分け、個人のレベルに応じたクラスに割り当てて授業が行われます。レベル分けは学校によりますが、約6段階~17段階クラスと様々。私は17段階、クラスが分けられている学校を選びました。
あまりにレベル分けが雑だと「こんなの知ってるのに‥」とガッカリな無駄時間を過ごしたり、「クラスの授業、何一つ言っている事が分からない」など難しすぎて、分からない!行きたくない!なんて事態に陥るかもしれません。
さらに、必要に応じて、IELTSやTOEFLなどの試験対策クラスなどの有無も確認しておきましょう。
1クラス人数が少な目
マンツーマンに近い割合だと、クラスメイトの発言を延々と聞かなくてはならない、という苦痛も最小限で済みます。これはあなたの英語がエントリーレベルであったら最も避けたいものです。なぜならクラスメイトも、あなたと同じくらい一文を話すのに時間が掛かるからです。
少人数だと質問等も気軽に出来ますよ。
校舎内で英語以外の言語を喋っちゃいけないルールがある
これは、本当に体験しないと、その有り難さが分かりづらいかと思います。「母国語禁止ポリシー」なんかと呼ばれています。
私がワーホリしたトロントでは、学校に日本人がたくさんいて、休み時間など、ついつい日本語で喋りたくなる衝動に駆られたことも。
授業中も、分からない単語の確認や、ちょっとした内緒話を日本語でしがちですが、英語を学びに来たのなら、日本語は厳禁なはず。
ちなみにこのポリシーがあると、例え日本人同士のグループでいても「英語で喋らない?ほら、決まりもあることだしさ」などと、母国語禁止ポスターを指差し、自制する事が可能なんです。
また、他の国からやって来たグループが母国語で喋る中、自分一人が分からないでいるのは案外寂しいものです。
生徒の国際比率
英語を学びに行くのに、それは関係ないんじゃないか、という意見もあるかもしれません。
ただ、海外旅行が大好きな私としては、カナダに行って、かつ世界中から来た人々と仲良くなれるなんて、こんなお得な事ありません!
韓国から来たクラスメイトがコリアンタウンにて、(トロントに住む韓国人コミュニティしか知らない)オススメレストラン&隠れメニューを教えてくれたり、
アレパスと呼ばれるコロンビアでは超有名なお芋パンケーキ?をクラスメイトのホームパーティーでご馳走になったり
あ、食いしん坊がバレましたね。とにかくいい事づくし!
さらに実は、私達日本人が話す英語は、日本語独特のアクセントが現れる事があります。それは、どんな言語を話す人も同じ。スペイン語を話す人には英語にスペイン語独特のアクセントがあらわれるし、中国語、韓国語、ドイツ語、トルコ語‥も同じです。
Diversityな都市、トロントで暮らす今となっては、はじめに様々なアクセントに慣れることが出来て良かった。色々なアクセントで英語を話す人がいて当たり前なんですよね。
日本人率
これは要チェックです。せっかく国外に留学に行ったら、日本人以外の人と話す方がやはり英語の上達には効果的かと思います。というのも日本人同士だと、やっぱり日本語で話したくなるものだし、人によってはお互い英語で話す事自体が恥ずかしかったりします。
さらに、英語だと思っていたカタカナ言葉が日本語だという事がよくあるのです!例えば、「スキンシップ」は日本語です。他の人には通じないのに日本人には通じちゃうなんて事も‥これは避けたい。
学校が繁華街にある
やっぱり学校帰りにショッピングに行ったり、カフェでまったりしたりしたいですよね〜
嘘です。これは人が沢山いれば、話す機会が増える!という意味です。
語学学校に通っている際、ついつい家と学校の往復だけになりがちです。
ただ語学の習得といった点では、家の机で黙々と宿題をするのも勿論いいと思いますが、街に出て人と話すことも大事!
例えばお洋服屋さんに行ったら、「これ試着したいです」から「もう一つ大きいサイズありますか?」
カフェでは「オススメのクッキーはどれですか?」なんて、会話のチャンスは自分から作ればいくらでもあるのです。
まとめ
語学学校選びは実に重要!多くのお金を未来の自分に投資し、一日の大部分を学校で過ごす学生として、時間をかけて吟味すると良いでしょう。
次回は、入学してからの体験談をまとめたいと思います。
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