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カナダ生まれのスキンケアシリーズ The Ordinaryを買ってみた

ふふ、ちょっとコスメブロガーっぽい。

でも私、パートナーと同じニベアのマルチクリームを洗顔後にポンポーンと付けるスキンケアをここ数年続けていた、スキンケア及びコスメに全く興味関心のない代表選手。そんな感じの人なんで詳しい商品レビューを望んでいた方、ごめんなさい。

余談だが、私はホクロやシミ、そばかすが出来やすいタイプである。ほくろに付いては、気が付くと増えている。夏が過ぎると何処かしらに何個か出来ているのが日常。それらはチャームポイントだと思っている。また、まぶた近くに対称的に白斑もある。

肌質は激オイリー肌。暑がりの汗っかき。

これまで生きて来て、ボディクリームとか、プレゼントで貰ったりしたけど、いい香りのいっぱい持ってたけど、全身そんなに乾燥してなくて、なんとなく持て余す人生でした。

ところが、ここカナダ、トロントは乾燥がすごいんです。夏も冬もカラッカラ。建物全部を暖める暖房のせいもあって、冬は室内もカラッカラ。どんだけかというと、使ったバスタオルは気付くと乾いているし、洗った食器もすぐ乾く。

冬になると我々の共通の話題は「加湿器」

そして、私も乾燥肌デビュー。主に冬場、お風呂上り…(あ、私、お風呂じゃなくて、シャワーしかしない人。カナダでお風呂浸かったの多分計3回/6年。温泉も苦手)

シャワー上りにボディクリーム必須。ポンプ式のをバッシャバッシャ使います。こんなシャンプーサイズ。30cm位ある。うちの小学生のベッドサイドにもドーンと置いてある。

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そして、髪も同じくとても乾燥する。硬水軟水とかあるでしょ、それもあると思うけど多分ただの乾燥。あとは老化。

でも、この髪の乾燥については、ドイツ育ちの友達が「May、毎日髪、洗うからじゃない?」と言って来て

え、、、髪って毎日洗わないの?

と驚いた。それから、毎日シャワーは浴びるけど、髪を洗うのは二日に一回に変えました。確かにそれくらいで丁度いい。夏のすごい暑い日なんかは洗うけど。(聞いた話では硬水軟水のあれこれで、朝、顔を洗わないお国もあるらしい)ちなみに、カナダに住んでいる日本人がよくTwitterで呟くのは「周りの人達は週に2,3回の洗髪が一般的」ぽい。

きっと、今ソワーっと引いている方は多いんじゃないかしら…すいませんね。でも丁度いいんですよ。あ、この疫病の時代は、外に出掛けて帰ったら速攻全身シャワーしています。そこは怖いんで。

いや、いつになっても商品の話題出ないわー。相変わらず導入長いわー。

と、いうことで、

①毎年冬の乾燥に悩まされている

②夏は引き続きオイリーなのでそんなに「しっとり」商品は使いたくない

③切りそびれてもうすぐ腰の辺りまで伸びに伸びたパサパサ髪の毛先

この3難をどうにかしたいな、と常日頃から思っていました。

The Ordinaryとの出会い

私はTwitterで、カナダに住む方を何人かフォローしているのですが、その方々の会話によく出て来る「The Ordinary」が気になったのでした。

最初に述べたようにスキンケアに全く興味がないので、いつもスルーしていたのですが、ある時、そのうちの一人がこちらのブログを添付していてくれて読み始めたら「ほーなるほど…だからこんなに人気が…」と色々と合点した。

そのブログがこちら。

ブランドや商品説明、及び購入方法を知りたい方は、MACOさんのブログを読んでいただければと思います♡すごく分かりやすくまとまっていました。

上記のサイトからブランドの紹介を抜粋させて頂くと

(前略)The Ordinaryの魅力は、高品質&高濃度のスキンケアアイテムが低価格で買えることです。一般的な化粧品やスキンケア商品は、原価に開発費や広告費、ブランド力が上乗せされていると言われています。高級コスメの値段が高い理由のひとつですね。DECIEMは、そんな高級コスメ業界の姿勢に疑問を持った創業者によって設立されました。  ーー上記サイトより抜粋、以下同
(中略)ジオーディナリーは開発から製造までをすべて自社で行っています。さらに、格安な価格を実現するため、こんな取り組みをしています。
(中略)パッケージにお金をかけていない
広告費にお金をかけていない(その分を開発費に)
余分な成分を加えず、効く成分だけに特化している
パッケージもすごくシンプルで、ボトルに最小限の情報が書かれたラベルが付いているだけ。大げさなキャッチコピーもなく、無駄がないのが伝わってきます。

と、ここまで読んだ所で、もう惹かれ始めている私。ヴィーガン商品ということで、動物性オイルを使用していなかったり、動物実験も行われていないそうです。

私自身はヴィーガンでも、ましてやベジタリアンでもないのですが、地球に優しい商品というのはとても魅力的。そして何より価格。ヴィーガン商品って、オーガニック商品もそうですが通常の商品より高価な事が多いイメージ。それなのにお買い得とは…もう、私の心は99%このブランドに持って行かれました。

購入に当たっては、成分のために併用を避けるべきアイテムや、朝用と夜用、日焼け止めが必須なアイテムなどがあり、店頭やホームページ上で確認が必須である。

私はオフィシャルサイトと、MACOさんのブログ、友人らの口コミ、それからいくつか美容系YouTuberのビデオも観て勉強した。メイク好きの聖地とも呼ばれる「Sephora」にも行った事がないくらいの私。ビデオはかなり難易度が高かった。(日本でも美容部員さんの言っている事ってすごい難しい)

⇩こちらがオフィシャルサイト。

こうしていくつかのアイテムをロックダウン中にオンラインで購入。$25以上買うと送料無料と聞き、25カナダドルぴったり買った。

こうして届いた4アイテム。使い始めて早5カ月。そろそろ商品を使った感想をまとめてみようじゃないか。

届いた時の率直な感想

届いた商品を見て、つい心を過ぎったのは「小さいな」だった。北米のデカ目サイズに見慣れていたので、これはしょうがない。オシャンティーアイテムにデカさを求めてはいけない…多分。いつものニベアのクリームが200㎖、この左のは100㎖(小さいサイズの30㎖もあったけど迷わず大きい方を選んだ。)

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これは、ポテトチップスとか食べていても同じ事を思う。北米サイズに慣れてしまうと、日本の堅あげポテトとかすっぱムーチョを約二倍のインポート価格で買ったのも相まって「美味しい!!!!足りない!!!」感が半端ない。え?何の話?いけないいけない。脱線。

パートナーはそのデザインを初めて目の当たりにして「なんか科学の授業で使いそうだね」と言っていた。確かに。無駄を削ぎ落したデザイン。好き。シャンプーとかも出して欲しい。買うよ?

4アイテム購入した、と書いたが特に好きだった2アイテムについて書いてみる。他二点がダメな訳ではないのだが、スキンケア初心者だし、果たして私のお顔に効果があるのかないのか定かでないので、今回は明言を避けたい。

髪用に買ったヘミスクワランオイル

これは、良かった。実は、もう使い切ってしまった。

初めて使ったその瞬間から「いいね!」と思う位。サラッとしてるのに、ちゃんと潤い、香りもない。オイルって使ったあと、手がギトギト、容器もギトギトになったり苦手だったけれど、これはその心配がない。

そして、私は保育園で働くかもしれないので、ナッツフリーのオイルを探していたのでその点でも合格。オフィシャルサイトにはそれらが分かりやすい表でまとまっているので、欲しいアイテムをサクッとチェック出来て安心である。

また、私の学校では「フレグランスフリー」というポリシーが掲げられている。我がクラスにも、香料アレルギーが先生と生徒と一人づついるので香り無しという点も大変好ましい。(ところで、そのクラスメイト、この時代に地下鉄内やスーパー店内で誰かの香りに反応し、咳やくしゃみが止まらず立場の狭い思いをしたそう。大変だな…)個人的には、香水は高校の時くらいは興味があったけれど、今は全く。

万能保湿クリーム

このクリームも良かった。オフィシャルサイトの口コミなどでは「軽すぎる」と書かれていたが、私には丁度良かった。

このクリームだけで朝、晩いいと思う。

パートナーにも勧めてみた所「さっぱり感は好きだが、香りが好きになれない」と言われてしまう。香り…とは無香料のこと。

地球に優しい商品とは

そう、この手の商品、慣れない人は苦手意識を持ちがちである。多分「ヴィーガン商品」と聞くだけで「私はいいや」と遠のいて行きがち、というか。

私は実母が生活クラブから食料から主要の生活用品に至って購入していた事もあって、これらのフィールドの商品に昔から馴染みがあった。実家に帰ると今でも「石鹸シャンプー」を使うし、子どもの頃から瓶入りの牛乳を飲み、胚芽米を子どもの頃から「なんでうちのお米は茶色なんだろう」と思いながら食べていた。

慣れ、って大きい。

このクリームをはじめとしたThe Ordinaryの商品も無香料に慣れていないと「生臭い」という感想を抱くと思う。実際、口コミでもいくつかそのような意見を見た。

私はその香りが「安全」を実感出来る一つのカテゴリーだと思っているのだが、「臭い」と嫌悪感を抱いてしまっては、使用がはばかれるのも無理はない。こうして新規顧客を取り入れるのは難しい、という点があると思う。国内外で大人気らしいので、私がそんな心配をする必要もないかもしれないが。

ところで、「地球に優しい」が私の購入のきっかけの第一歩であったが、今回オンラインで購入し商品を受け取るまで、果たしてそれが「地球に優しい」選択だったか、というと首を傾げる。

たった4品を市内ではあるが配送し、輸送のコストや包装、さらに商品が小さいならではの短期的に継続して買わなければならない、というゴミを増やすジレンマ。

本当のエコは、お店に容器を持って行ってそこで注いでもらうタイプのお店が現在優勝中だと思う。いつかそうしたお店で食品洗剤から洗濯洗剤、シャンプー、化粧水、制汗剤に至って取り揃えたい。

The Ordinaryに出会って、色々と考えさせられた。

ところで二月の末、大手化粧品会社エスティ ローダーが今回紹介した親メーカーを買収するとしてカナダ国内でも大きく報道されていた。

これまでも、同社から出資を受けたといった歴史があったようだが、コンセプト等変わらないことを祈る。


画像参照

参考;



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