イギリスからマイナンバーカードを申請する方法
こんにちは、イギリス在住のこおるかもと申します。
今日はイギリスからマイナンバーカードの申請をする方法、書類の書き方から大使館への申請まで、解説していきます。
先日ぐーちゃんさんの記事を見て、「そーだやらなくちゃ!」と、思い立ったが吉日、金曜日の業務中に申請書類を作成し、オフィスのプリンターで印刷し、翌月曜日の午前中に仕事をサボって大使館へ行ってきました。
海外でもマイナンバーカードが申請できるの?
日本から海外へ移住された方(住民票を抜いた方)は、基本的にマイナンバーカードが無効化されているハズです。ちなみにぼくはそもそもマイナンバーカードを作っていなかったので、持っていませんでした。
しかしなんと、今年(2024年)の5月27日から、海外でもマイナンバーカードを利用できるようになりました!それに伴い、海外からマイナンバーカードを申請することも可能になりました!
ここで、必要になる手続きは以下の2つに分かれると思います。
①これから国外に転出する場合
②すでに国外に転出している場合
このうち、①の方は、こちらを参考にして、国外への転出時に手続きをすればいいようです。
そして、②すでに国外に転出している場合、「国外転出後に国外転出者向けマイナンバーカードを申請する」手続きが必要になります。転出時に返却や破棄をせず自分で保管していた人も、手続きは同じになります。
申請は3ステップ。
申請先および受け取り場所は、以下の3つから選べます。
本籍地市区町村に郵送または来庁して提出
本籍地以外の市区町村(一時帰国の滞在先等)に郵送または来庁して提出
居住国内の在外公館に郵送または来庁して提出
(1ポツめと2ポツめは、要するに日本の役場ならどこでもいいってことのように読めますが、本籍地で提出することを推奨しているっぽいですね)
ぼくの場合は、イギリス(イングランド)に住んでいるので、申請も受け取りも、ロンドンにある日本大使館で申請することにします。(そうでない場合でも、以下の必要な書類等は同じです)
申請に必要な書類
必要な書類はこちらからダウンロードできます。
こちらのページです。
様式はこんな感じです。
基本的には、住所、電話番号、本籍地、受け取り場所の指定を1枚目に書いて、2ページ目にパスワードを記入します。
迷うことはほとんどないと思います。
Chrome上のAcrobatで直接文字が打てたので、ぼくはタイピングして印刷しました。(ただし印刷した時なぜかフリガナ部分が全部消えたので、そこだけ手書きしましたが)
あとは、身分証明書だけ持参して、申請場所へ行けばOKです。
ぼくの場合は、BRPカードだけで大丈夫でした。
大使館へのアポイント
イギリスの日本大使館で申請するには、事前のアポイントメントが必要です。
こちらのページからできます。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
続いて、予約開始のところで、左側の「証明・旅券・戸籍国籍等(来館申請用)」のボタンから入ります。(マイナンバーカードの申請については明記されていませんが、これで合っているそうです)
あとは画面を進んで、希望するスロットを選ぶだけです。
※スロットを選ぶとすぐに予約できてしまうので、ご注意ください。
また、予約番号を控えるか、予約が完了したページを適当に保存しておきましょう。
そして、アポイントメントの当日、大使館へ行きます。
大使館での申請
イギリスの日本大使館は、ハイドパークの近くにあります。
ぼくはイングランドの郊外に住んでおり、電車で一時間ほどかけて、パディントン駅へいきました。
月曜日の朝ということもあり、謎に電車賃が高かったので、ぼくはパディントンから大使館まで歩くことにしました。
地図でいうとこんな感じです。40分かかるので、おすすめはしません。
せっかくなのでハイドパークを散歩しながら、大使館を目指します。
大使館はこんな感じ。
扉の前に守衛さん(日本語通じない)がいるので、アポイントメントがあることと、予約番号がわかる紙か画面を提示しましょう。
ちなみにぼくはアポイントメントの20分くらい前についてしまいましたが、特に問題なく入れました。
あとは受付(日本語通じる安心感たるや)をして、順番が来たら窓口で申請書類を渡すだけです。1分で終わります。
申請後の注意点としては、
マイナンバーカードの受け取りまで2~3か月かかる(これは主に日本の本籍地の役所の頑張りと日本からの郵送期間らしい)
マイナンバーカードができたという通知はメールで来るそうなので、メールを良くチェックすること
そしてメールが来たら、再度同じアポイントメントを取り、受け取りに行く(申請は郵送でも可能だが、受け取りは必ず対面での対応が必須)
その間に事情が変わり、受け取り場所を変えたくなったら、このページの申請書類を提出すれば変更可能
そんな感じの注意事項を聞いて、また40分かけてパディントン駅へ歩いて帰りました。
出来上がるのが楽しみです!
おわりに
というわけで、これでイギリスからマイナンバーカードの申請方法の解説を終えます。受け取ったときにはまた情報を追記したいと思います。
なぜだか妙に詳しく書いてしまいましたが、きっとこの記事は普段僕のnoteを読んでいない人にも読まれると思ったので、いつものテキトーなノリは極力封印しました。
初めてこのnoteに訪れてしまった方は、ぜひ他の記事も見て行ってください。
以上、こおるかもでした。
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