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Beauty and the beast

言わずと知れたディズニーの名画のミュージカル。今回は旦那を連れて行ったら、自分がBeautyで私がthe Beastだと。。失礼すぎる!
(どうやら、ディナーを作った後なかなかテーブルに来ない旦那を呼ぶ時の私が、the Beastがベルをディナーに呼んでも来ないときにあらぶっている感じと似ているらしい。。笑)

劇場

オックスフォードサーカス近くのPalladium theatre。前はコーラスライン、Joseph and his magical coatもやっていて何回か来たことがある劇場。
タイトルが劇場入り口にバーン!とあるので、これからミュージカル観るぞ!とテンションの上がる感じの作り。劇場内は高さもあってクラシカルな造り。


パフォーマンス

ムーラン・ルージュもそうだけど、フランスの話は全体的に舞台が華やかなので良い。特に舞踏会のシーンは華やか。

でも。。。舞台のパフォーマンスとしてはもちろんとてもよかったのだけど、同じくディズニー系のフローズンが舞台装置やプロジェクションマッピングも含めて期待を超える良さだっただけに、「期待以上」を期待してしまっていた自分がいて。というと贅沢なのかも知れないけど。。割と演出がトラディッショナルなミュージカルだったなと。良くも悪くもディズニーランド風というか。
最近のミュージカルは実際の舞台装置とプロジェクションマッピングを組み合わせて想像を超えた表現をしてくる舞台が多く(フローズン、バックトゥザフューチャー、ライフオブパイなど)、それをこの舞台でももっと存分に生かして欲しかったなと。それを活かすのは、私としては美女と野獣ではBe our guestとディナー後の二人のダンスのシーンだと思うんだけど、そこではなく野獣の変身シーンに力を入れていて。。。違う、そうじゃないんだ!そこじゃない!と思ってしまった。笑

キャスティングについて。主役のベル役はアフリカ系も混ざった女優さん。ビーストは体格の良い黒人の俳優さんで、正直ビーストから王子様に変身した後も恰幅が良いから変身感があまりなかったかも知れない。。ポット夫人の子供チップもアフリカ系と、なんだか全体的にアフリカ勢が多かった。フランスのお話だから?
そして個人的なMVPはガストン!自前の筋肉でガストンを演じていて、もう筋肉が凄すぎて目が釘付け。笑
ガストンを演じた役者さんは、どうやら役者向けのパーソナルトレーニングとかもやっているガチのマッチョであった。。素晴らしい。

修士留学からしばらく経ち、今は日本人ひとりの職場でなぜか修行中。現地企業での日常、イギリスの今を備忘録として。