カフェとコロナ禍と女子の口紅事情

先日カフェ巡りをしていたところ、こんなことがありました。

なんと、コーヒーカップに前のお客さんの口紅がついていたのです。
（補足として、そのお店のカップはマットな質感で、ざらりとした表面が運悪く口紅に染まってしまったのだと思います）

私はカップを左手で持つタイプで、前のお客さんは右手で持っていたみたいなので、私が口をつける側は綺麗でした。

一応洗ってあるものだし、汚れているのは口を付ける側ではないしと思って気にせずに飲んだのですが（そういうところが大雑把）、 特に男性の店員さんには女子の口紅事情はわかりにくいよなーと思ったので、そのお店の方に届くはずはないのですが、なんとなくここに知見として残しておこうと思います。

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コロナ禍で女子の口紅事情は二分された

コロナ前は、女子は口紅を選び放題でした。

柔らかい質感のリップクリームのような口紅。
飲み物を飲んだり食べ物を食べたりしても落ちにくい口紅。
「ティントリップ」という唇自体を染めて一人一人微妙に違う色味を楽しめる口紅。

さまざまな口紅をその日の気分に合わせて、女の子は使い分けていました。

それがコロナ禍で、大きく事情が変わります。

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口紅がマスクについてすぐ取れてしまうので、そもそも口紅を塗らない派

まぁ、マスクで口元なんて見えないしね。
私も普段は割とこちらの派閥です。

なんなら、うっかり柔らかい質感のリップを塗ってしまうと、
口紅がマスクについて→マスクについた口紅が今度は口の周りについて→口裂け女のようになってしまったことがあります！
びっくり！

口裂け女になってしまうと恥ずかしいので、口紅は極力塗らないか、塗ったとしても必ずティッシュでオフして、マスクにつかないようにしています。

きちんと口紅を塗るのは、自宅でオンラインで会議をするときくらいかなぁ。

Webカメラだと顔が映えないので、色の濃い口紅で パキッとさせることがよくあります。

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マスクの中でも口紅が取れないように、ティントや落ちにくいリップを使う派

コロナ禍で増えたのが、落ちにくいリップです。

昨年「リップモンスター」という名前のとても落ちにくいプチプラリップが流行ったのですが、他にもマスクについても落ちにくい、または、長時間口紅の色を保持してくれるようなリップが多数出ています。

飲食のタイミングなどでマスクを外す時に、口紅がないとやっぱり顔が物足りない。
お化粧に口紅は必須。
そんな人には、落ちにくい口紅が愛用されています。

おしゃれなカフェに行く時もそうです。

カフェでなら絶対飲み物や食べ物を飲んだり食べたりするので、必ずマスクを外します。

マスクを外した時にやっぱり可愛くいたいので、そういう人は落ちにくいリップを使っていると思います。

おしゃれなカフェだとなおさら「そのカフェの雰囲気に合うような自分」でいたいので、とっておきのおしゃれをして、口紅も落ちにくいものをきちんと塗っていく人が多くいるかもしれません。

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今時カップに口紅がついていたら、それは落ちにくいものだと思え

全ての飲食店の方に言いたい。
これです。

今時カップに口紅がついていたら、それは落ちにくいものだと思って欲しいです。

コロナ前の口紅でも、口紅というものは「専用のポイントメイクリムーバー」で落とさなければ完全には落ちないものでしたが、コロナ禍に入ってさらに口紅は落ちにくいものになったように思います。

（もちろん、人によっては落ちにくいリップを使わない人もいるとは思いますが）
（私も石鹸落ちコスメが大好きです）

提供している飲み物がコーヒーや紅茶など、さらっと洗えばきれいに落ちてしまうようなものでも、口をつける部分に口紅がついていないか、よーく見て欲しいです。

おしゃれなカフェであればあるほど店内は少し薄暗く、見えづらいものかもしれませんが、他の人の口紅がついたカップというのは飲んでいて気分の良いものではないことが多いです。

（いやまぁ、今回私は気にしなかったけどさ……）

今時の口紅というものは、洗剤とスポンジでさらりと擦っただけでは落ちないことも多いと思います。

手間をかけさせて申し訳ありませんが、女性の一人として、口紅のついたカップを丁寧に洗っていただけるよう、お願い申し上げます。