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夢追いオヤジのパン屋録

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60歳を過ぎて突然パン屋になった両親の記録
運営しているクリエイター

#セカンドキャリア

親が仕事を引退。どう向き合います?

こんにちは、パン屋の娘です。 私と同世代、つまり30代(特に後半)は親との距離感に悩んで…

パン屋録#3/無謀を挑戦に変えるために

夢を追うには2種類のアプローチがあると思う。 1つは、まずは走りだすこと。走りながら考え…

パン屋録#4/60代起業の強み~Connecting the dots~

習うことと慣れること飲食店のシェフは「どこどこ(有名店)で、何十年も修行を重ねました!」…

「60代は健康第一」と決めた両親が、1日15時間労働のパン屋を始めた理由

Noteをはじめて、1週間弱経ちました。 三日坊主な私が4日以上続いているなんて(*'▽') やれ…

パン屋録#6/てんやわんやの正体

おばんです。 『真夜中のパン屋さん』ならぬ、真夜中のパン屋の娘さんです。 このシリーズ、好…

#7/60代パン屋の成長記録~知行合一~

守破離の「守」日本の芸道には守破離という考え方がある。 私は、この考え方が好きだ。 あまり…

#8/60代パン屋の成長記録~視点を増やす~

両親のパン屋史を守破離の3段階で記述してるなう。 「なう」の使い方、合っているのでしょうか(^^; 今回は第2弾(第1弾「守」はこちら)。 守破離の「破」は、他の師の教えについても考え、良いものを取り入れ、技を発展させる段階とある(引用:デジタル大辞泉)。 つまり見識を広めよってことかな。 稼働を減らして、売上を伸ばす開業以来、父は欠かさずノートを付けている。 天気、売れ残ったパンの詳細、レジが記録した売上(理論値)と実際の現金があっているか、などが書かれている。

#9/60代パン屋の成長記録~自分の価値観を貫く~

1万時間はマジックナンバー守破離は、武道や茶道など日本の芸道から生まれた言葉だ。 はて何…

#10/「パン屋を手伝うので、明日から会社を休みます」

ありがとうのオンパレードはじまるよ両親のパン屋は、多くの方に支えてもらっている。 彼らの…

#11/お名前を知らないあなたへのありがとう

ありがとうパレードへようこそ(はい?という方はこちら)! 電飾と音楽に包まれ、ねずみさん…

#11-2/メロンパンから生まれた太郎君

こんばんは、パン屋の娘です。 今日はパン屋に行き、仕込みを手伝ってきました。 いえ、正し…

#12/「この街の灯りひとつに、ひとつの家族があり、ひとつの幸せがある」

こんばんは。昨日ついに連日投稿が途絶えました。 三日坊主の私が二週間続いたことの方が、む…

#13/なぜパン屋録を書いたのか

両親がパン屋を始めて7年目。 なぜ今になってパン屋録を書こうと思ったのか。 それは内部と…

#14/パン屋録に書かれていない世界

パン屋の日常を覚えておきたくて、間違ってもコロナという1つの大きな非日常に記憶を浸食されたくなくてパン屋録を書いている。 以前メロンパンを食べて育った男の子の話を書いた(こちら)。 私はえらく感動したから書いたのだが、母は「特別な出来事ではないのよ。お客さんから幸せをいただく場面は結構あるの」と飄々としていた。 普段は感情を全身で表す小動物タイプの母(なんなら見た目もヒヨコっぽい笑🐤)。飄々も堂々も似合わない。 そのエピソード、ちょっと聞かせてよ。 母「はじめましてのお客