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NZのVegan campに参加してみた

2月中旬からセメスター1が始まった。
だが4月の大半はMidterm breakという、
おそらく日本の大学にはないであろう3週間の休みだった。

そこで近場での旅行を計画し始めた時に
ふと見つけたのが、
Christchurch Vegan Society主催の
年に一度のVegan  Camp。

このキャンプでは、
各自が参加したいアクティビティに参加したり、読書をしたり、ショッピングをしたり、
1日3食とても美味しいヴィーガンミールが食べられるという、涼しい秋にぴったりだ。

場所は南島のHanmer Springsという、
ネルソンとクライストチャーチの中間あたり。
毎年時期と場所は同じらしい。

このキャンプの参加条件は、
"ヴィーガンもしくはヴィーガンを始めたい人"

申し込みの回答事項に、
ヴィーガン何年目?とあって厳格な感じなのかなと、雰囲気を全く掴めずやや不安もあった。笑

イースターの休日期間だからか?、
全日参加しなくても大丈夫という選択肢もあり、
意外とフレキシブルな印象もあった。

車を所有していない私は
クライストチャーチのBus interchange発の
シャトルバスで向かった。

運転手さんは、
まるでバスツアーのように
"このエリアは小さいスーパーがあって、、、"
"このエリアは別荘が多いよ"
などと案内してくれて面白かった。

初めてのハンマースプリング。
中心地はイースターのお休みと、
マーケットが重なりとても賑わっていた。


そして気になるであろう
キャンプでのごはんの一部はこちら!

好きなものを好きなだけ
オーツ、お米、コーンの3種類から選べるポリッジ、
GFのワッフル
シェフと参加者のインド人カップルのコラボによる
5種類から選ぶインドカレー
左: アップルクランブル、
右: 市販のアイス(WāHikiは初めて)
スムージーと、
ポリッジの残りから作り出されたソフトクッキー


ディナーの写真は撮り忘れてしまったが、
ポルチーニ茸のキッシュ、ほうれん草のキッシュ
クマラ(マオリ語でさつまいも)のスープ
BBQ、ハンバーガーなどボリューミーで、
とても美味しかった。

今回のキャンプのごはんは、
クライストチャーチで去年までベジタリアン・ヴィーガンレストランのシェフだった人が担当。

アレルギーや食生活(五葷抜き、お塩抜き、グルテンフリー、砂糖類抜き等)の対応もしつつ、
みんなが美味しく楽しめる食事を提供してくれて本当に尊敬しかない。

参加者の1人は、
「クリスマスに家族が毎食お腹いっぱいになっていたけど今はまさに私もそう😂
(ヴィーガンの)美味しいものしかないから、
どんなにお腹いっぱいでも食べたくなっちゃう」
と言っていて共感しかなかった。

当然だけど、
「食べ過ぎて太っちゃうからやめときなよ」
なんて誰も言わない。
むしろシェフが次から次へと美味しいものを作ってくれて勧めてくれた笑。

「このパフェは何が入ってると思う?」と、
みんなで考えた時間も楽しかった

最終日はフードロスをなるべくなくすために、
シェフが次から次へとあまり物を新たなものへ作り替えてくれた。
その一つにあったフレンチトーストは
ヴィーガン、ノンヴィーガン問わず美味しいと感じるはず。

そして空き容器に各自好きな物を詰めて、
お弁当のような感じでお持ち帰り。

美味しすぎたインドカレー

これもまたいいところだなと思った。


今回の参加者は
クライストチャーチからだけではなく、
ネルソンから来てる方もいた。

年齢は20代が数名、
30,40,50代くらいの方が多かった気がする。

出身もニュージーランドはもちろん、
オーストラリア、インド、スコットランド、
南アフリカ、フランス、日本などと様々。

だけど年齢に関係なく、
みんなでMt. Isobelのハイキング、約3時間のラフティング、biking🚲、forest walking、クイズ、そして最後はHot springs♨︎などを楽しんだ。

雲に覆われて道を失うかと思った
子供も大人も楽しめる迷路

16人のヴィーガンと共に過ごしたことで、
知り合いが増えた。

ラフティング中に、
みんなのヴィーガンジャーニー(どうしてヴィーガンになったのか、普段はどんな環境で食生活してるのかなど)を聞けたのはとても貴重だった。

まだNZではヴィーガンの知り合いがいなくて、
少し心細かったから今回少し勇気を出して参加してよかった。

4月からクライストチャーチの
ヴィーガンナイトマーケットで
お手伝いさせてもらえることになった。
おかげで月に一度の楽しみが増えた。

ヴィーガンの新たな楽しみ方を知れて、
とても充実した。

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