考え方で人生変わる「反応しない練習」
今年の上半期で個人的に一番沁みた本📚
『反応しない練習』 草薙龍瞬 著
悩みの始まりにはいつも
”心の反応”がある。
悩みの根本解決はムダに反応しないこと。
心が軽くなるブッタの教えが書かれているのですが、
こんなに素直に受け入れられた本は初めてでした。
◆悪反応である「三毒」と排除せよ!◆
①貪欲(求めすぎる心)
②怒り
③妄想
これらは全て執着と判断に基づいています。
「過去」「決めつけ」「思い込み」「一方的な期待・要求」「否定」…
思い返してみても、私はかなりこの三毒に毒されていました。。
まずは判断しすぎる心を捨てる。
自分も他人も判断しない。
自分が正しい(慢)という思考から離れる。
「思い通りにならない出来事」「不安な自分」「嫌いなあの人」、、
全部偏った判断ではないですか?
自分流や主観は一切なく、”あるものをある”とありのまま客観的に物事を見据える。
仏教の教えですが、分かっていても実際に行うのは難しい。。
でも努める価値はあると思います!
なぜなら、
自分と他を比較したところで、他はコントロールできません。
なれば自分の物事に集中しましょう!
やり遂げた後に納得が残ります。
毒に振り回されている場合ではありません。
それで良いのです、自分の人生だから。
「他人の物事のために自分のさすべきことを捨て去ってはならない」のです。
執着や嫉妬から自由になるには、
「相手をみている状態から降りる」
「相手は関係ないと怒りから降りる」
「他人と同じようになりたいという妄想から降りる」
私は毒されそうになた時、いつも頭の中でエレベーターを思い浮かべ
ボタンを押します。
いつでも降りられる準備にはいるのです(笑)
エレベーターがいつ来るかは自分で決めます。
状況によって各停にも超特急にもなるエレベーターです✨
湧きあがった感情がある階から、ただただ降ります。
ブッタは「悩みはなくならない」と言います。
満たされない心や求める心は常に「ある」のです。
無くそうとしないで理解する。
現実を変えるでも闘うでもない。
「どんな心で向き合うか?」が大事なのです。
心の内側を見ないで、外の世界に反応ばかりしている人は欲望に流されます。競争の中を違うモチベーションで生きる。
「この世にあってこの世に汚されない」
自分の”道”(生き方)を確立する。
一気に読み切れるくいらい読み易い本でしたが、
得れるものはとてつもなく重かったです。
ブッタはやはり凄かった。
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