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習慣を身につけるには、まず自分を知ること

グレッチェン•ルービン著「人生を変える習慣のつくり方」を読んだ。

読書の習慣がおろそかになっていたので「どうすれば読書を習慣づけられるか?(ついでにブログも)」という問いの答えを求めて読んだ。

原書の「Better Than Before」はオーディオブックで聴いたことがあった。

習慣の本は好きで今までに何冊も読んでいて、実際どれも似たようなことが書いてあるのだが、本書と他の習慣本の違いを定義するなら、それはアプローチの仕方の違いだろう。この本のメッセージをヒトコトで言うなら、

「習慣を身につけるコツは、自分を知ること」である。

グレッチェンいわく、人は期待にどのような反応を示すか?(How does a person respond to an expectation?)で人間は4タイプに分類されるそうである。また、期待には2種類あると説明する。

Outer expectations(外から課される期待)とInner expectations(自分自身が課す期待)だ。

①Upholders(約束を守る人):OuterとInnerの両方に進んで応える
②Questioners(疑問を持つ人):あらゆる期待を疑問視し、自分で正当だと判断した期待にだけ応えようとする
③Obligers(義務を果たす人):Outerには進んで応えるが、Innerにはうまく応えられない
④Rebels(抵抗する人):あらゆる期待に反発する

みなさんはどのタイプだろうか?

私はObliger だと自己診断した。仕事のデッドラインが最優先になってしまい、自分が身につけたい習慣をおろそかにしてしまうからだ。比較的ヒマな時は勉強ができても、仕事が忙しくなると途端にできなくなってしまう。

よってブログも外的圧力を利用しようと思い、メンバーを募ってこのnoteでマガジンを作った。おかげで最近は週一で更新できている。

習慣を身につける上で、自分について知るべきことは他にもある。

朝型か夜型か?
短距離走が得意か長距離走が得意か?
始めたがりか終わらせたがりか?
上昇志向か保身か?
大胆か堅実か?

本書には上記のような自分を知るための問いが数多く用意されている。

自分の傾向がわかったら、あとは本書の後半に書かれている、よい習慣の定着のさせ方と悪い習慣の断ち方について具体的なやり方を学べばいい。

若い頃は仕事が第一でもよかったかもしれない。でも人生100年時代にリスキリングは必須だ。私の場合、「リスキリング」と呼ぶほどではないが、人生をより良くするためにもっと教養を身につけたいし、書く力もつけたい。
50歳の節目を目前にして、人生のプライオリティを考える日々を送っている。


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