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友人度数

書くこととは考えることだなあ、と改めて思った1週間だった。

毎日書くことを目標にしていると、起きている間ずっと「今日は何を書こう」と考えていることになる。今日もこの時間まで書けずに過ごした。

朝起きてすぐ脳みそがクリアなうちに書けばいいのだが、今日は何を書こうかなあと思っている間に新着メールに目が行ってしまい、うかつに仕事に取り掛かり、昼になる。

午後は朝の反省をしつつ、仕事をしている間もずっと「何を書こう」と考え続けて夜になる。気もそぞろで夕飯を食べていると書けないのではないかという不安に苛まれる。

なぜ書くことが見つからないのかと考えてみると、

・仕事のことは守秘義務があるので書けない
・毎日仕事しかしていないので、書くことがない

などが挙げられる。自慢できる趣味のひとつもあればいいのだが、大好きなヨガについて書くには知識が足りないなと思うし、うまくまとめる自信もまだない。というわけでその日に見たテレビ番組の話や読んだ新聞記事のことを書くことになる。

昨日「友人」について書いたが、私が購読する日経新聞の朝刊には「交友抄」という著名人が友人について書くコラムがある。今週は深田晃司監督が寄稿していて、昨日私が「利害関係のない友人」と書いた人たちのことを監督は「友人度数の濃い友人」と表現していた。

オトナになり、人との出会いが遊びを伴わない仕事の場が中心となると、「仕事仲間」や「同僚」は増えても、「友人」度数の濃い関係性は減ってくる。

まさにその通りだなあ。「仕事仲間」は友人度数が低いもんなあ。

皆さんには、大人になってできた友人はいますか?


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