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みんなにもっと近づきたいのに。

昨日ここに、今後noteでどうしていこうか考えている、という内容の記事を書いた。
毎日更新も続けたい。
ちいさな物語やコンテスト応募作品も書きたい。
やりたいことが多すぎて、二兎を追えないぼくとしては、どれかをあきらめるしかないのかなと。

この人みたいなキレイな言葉をつかいたい。
こんな発想で物語を書いてみたい。

あこがれる人が、多すぎるんだ。

最近こんなことをより強く思うようになったのはなぜかと考えてみたところ、どうやら原因はふたつあるみたいだ。
ぼくを惑わせる、危険な要因が。


twitterが危険だ。

すこし前までぼくは、noteの街を徘徊するときに、決まったタグで検索をして、順を追って読んでいくことが多かった。
たとえばハッシュタグ「エッセイ」とか、「コラム」とか。

今はというと、それはもっぱらtwitterだ。
ぼくの好きな人たちや、note編集部アカウントや、note内外で活躍されている方々のシェアしてくれる記事を片っ端から読む。
そこにシェアされている記事は、(あくまで個人的な感想として)クオリティが高い。
だれかの斬新な目線。
会心の気づき、有益な情報。
哀しい出来事、素敵な体験。
「信頼」「好き」という名のフィルターを通過してぼくの手もとに届けられたそれらに、ぼくのこころが動かないはずがない。

溢れる才能で、物語を隅々まで照らす人たち。
まごころの塊のような、優しさを紡ぐ人たち。

そんな人たちが形にするものを前に、ぼくもこんなふうに書いてみたい!と思わされないはずがない。
クオリティの高い記事たちを前にぼくは幸か不幸か、怖気づくどころか同じことをしてみたいと思ってしまっている。


noteのコメントが危険だ。

仲良くさせていただいている人の記事に、ときにコメントをのこす。
そうすると、ほかの人からその記事にコメントが入っても、通知が来る。

「◯◯さんも△△さんの記事にコメントしました」

そう。
これが危険なのだ。

通知が来れば、当然見にいく。
◯◯さんのコメントを読んで、なるほどな、と思う。
そんな考え方もあるんだと思う。
◯◯さんに興味が湧くから、ページにお邪魔してみる。
そこで、◯◯さんの片鱗に触れる。
◯◯さんの世界に、こころが動く。
そうして、◯◯さんを好きになる。
そこで拡がる世界を、好きになる。

考えてみれば、それは当たり前のことだ。
ぼくの好きな人のことを、◯◯さんも好きなのだ。
感性や価値観の共通項が、少ないはずがない。

こうして、どんどん好きな人が増える。
好きな世界観が増える。
そんなふうに、ぼくももっと素敵なものを生み出したくなる。
だれかにそれを届けてみたいと思う。

そう。
これこそnoteの思うつぼ。

つくる、つながる、とどける。

こうしてぼくの視野は、拡がってしまったのだ。


抱える矛盾。

ぼくはここで、何がしたかったのだろう。
変わり映えのない日常に、変化を。
そう思ってはじめたnote。
変化はすぐに、これでもかというほど訪れた。
あらゆる角度から降ってくる新しい気づき。
ここでなければ出会うことができなかった、素晴らしい感性の持ち主たち。

ぼくはみんなのことを、勝手ながら友達だと思っている。

そんな人たちに、もっと近づきたい。
もっと仲良くなりたい。
そう思うようになった。

その反面。
昨日も書いたとおり、もっといろいろなことにチャレンジしたいと思ったら、そんな欲を具体的な形で昇華させようとしたら、毎日書くということはあきらめなければならないのだろう。

だったらこんなに多くの人たちとつながらなければよかった?
ひとりでも、書くということだけを続けられる方がよかった?

答えはもちろんNOだ。

書けるだけでうれしかった頃にはもう戻れない。
書いたうえで。
こころのこもったものを、書いたうえで。
これまで感じてきた喜びを、これからも感じていきたい。

より気を配って、深い考察を経て、可能性に目を向けて。
それには時間がかかるから、毎日書くのはむずかしい。

みんなにもっと近づきたいのに、そのためには遠ざかることが必要になる。
そんな矛盾を抱えている。
昨日の記事の補完みたいになってしまたけれど、ぼくが言いたかったのは、きっとこんなことだ。


おわりに。

「危険だ」なんて上の方で書いてしまいましたが、そんなことはない、もちろんみなさんには感謝でいっぱいなんです。
いろんなことを感じさせてくれる。
教えてくれる。
そんな環境に、置いてもらっていること。
書いてきたようなぼくのこうした考えは、ぜいたくすぎると怒られてしまうようなことなのだと思います。

明日からはまた、気持ちのいい記事を書きたい。
たまーにうだうだして。
こんなぼくですが、これからもよろしくお願いします。

そういえば、昨日twitterで話題になっていた「マイコ砲」ですが、ぼくのところにもしっかりやってきました。
ふたりのマイコさんと、ひとりのmaikoさん。
フォロワーさんが増えた、うれしいな、と、通知を見て唖然としてしまいましたが、嵐のように去っていきました。
めでたしめでたし。

そして今日は、大切な仲間が戻ってきました。
おかえりなさい。
よかった。
ぼくは、もちろんぼくだけじゃないけれど、とてもうれしかった。

数日お留守になっていたあの人も、無事が確認されました。
何気に心配してたんだから。笑


今週もお疲れさまでした。
明日から夏休みの方も多いと思いますが、体調崩されませんように。
楽しい時間になることを、願っています。

それでは、また。







いただいたサポートは、ほかの方へのサポートやここで表現できることのためにつかわせていただきます。感謝と敬意の善き循環が、ぼくの目標です。