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【CIOTA】お直しに持って行った話

さて、先日シオタを購入して早速その魅力に取りつかれた私ですが、シオタを購入した誰もが頭を悩ませるであろう問題に漏れなく直面しました。

それは丈の長さ問題。裾上げをどうするか。

シオタの丈は長い

シオタのデニムは基本的に丈が長いため、大きく折り返すかお直ししなければ綺麗に穿けません。私は2~3サイズ大きいものを購入したため尚更です。

お直しに持っていくにあたり長さを決めなければなりません。
私の好みとしてはハーフクッション~ワンクッションで軽くロールアップできると良い。
元販売員の感覚を呼び覚まし鏡を見ながら慎重に丈を調整しました。

だがしかし、、いや待てと。ワンウォッシュとは言えこの後縮むよなと。

せっかく完璧にお直しした後に1回目の洗濯で大きく縮むのは避けたいです。。

洗濯⇒乾燥機

そうと決まればと早速洗ってみました。まずは自宅の洗濯機で裏返した状態で普通に洗い脱水まで。その後しわを伸ばして近くのコインランドリーに持っていき、ガス乾燥機にガンガンかけました。

結局50分程乾燥機を回し完全に乾いたところで再度穿いてみます。やや縮んだ?どうだ?くらい。それならそれで良いので満を持して採寸しました。
股下77cm~78cmで立った時に床に3cm付く位の好みの長さ。さて、長さは決まったので次はお直し屋探しです。

お直し屋探し

絶対条件としては「チェーンステッチ」が可能なところ。もっと言うとユニオンスペシャルでお直ししてくれるところを探しました。
長く付き合うデニムの裾上げは妥協してはいけません。

【ユニオンスペシャル】
かつてよりアメリカのワークウェアの製造の裾上げに使われてたチェーンステッチ専用ミシン。特有の斜めのアタリが出て立体感のある裾になる。

色々探していく中で見つけたのが今住んでいるところからも比較的近い藤沢駅近くあるアメカジのショップです。ここは持ち込みのお直しの行っておりユニオンスペシャルでのお直しを謳っていました。

サイトを見ていくと気になる文言がありました。「タタキ仕上げでも生地をずらしてチェーンステッチのようなアタリを再現できる」という。そこにスタッフさんのこだわりが見えます。

きっとデニムが好きで試行錯誤してそのような技術に行きついたのだろうなと想像できます。こういう姿勢には問答無用に魅かれますね。(ユニオンスペシャルを手に入れてからは注文されなくなったそうだが)
お願いするお直し屋が決定しました。

お店へ

午前中に乾燥機にかけていたデニムを持ち電車に乗って藤沢駅に着くと、そう歩かずに目指すお店には着きました。
お店に入るとすぐに大きなお直し台が2つあるのですが、普通であれば売れ筋商品を置くようなところです。その手前の台にはユニオンスペシャルが設置してあります。
店員にデニムを渡し希望の長さを伝えると「すぐ終わるので店内ご覧ください」とのこと。少し店内の見て回っていると完了したと呼ばれたが10分も経っていません。とても早い。
仕上がりを確認するととても綺麗に上がっていて、やはりここに持ってきてよかったと再度思います。こだわりが見えるお店はやっぱり好き。

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全ての準備は整ったのでこれから穿いていくのが楽しみです。良い経年変化をしたらまた紹介していこうと思います。

▼前回:【CIOTA】シオタのデニムを買った話



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