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ユニセフ世界こどもの日と、感情知能EQ

2020年夏、コロナ禍で多くの人が不安な感情でいっぱいになっていた最中、DAIJOUBUというEQx教育・子育てのプラットフォームを立ち上げました。そこで仲間と毎週のように更新している記事をバックデートしつつ、ご紹介していきます。

本日はこちらのコラムをご紹介。

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by mawary

2017年、「感情について賢くなる」感情知能EQ世界最大のグローバルネットワーク・Six Seconds米国本部が、国連の定めた世界こどもの日をお祝いする目的ではじめた、POP-UPフェスティバル。

「子どもたちの心と体の健康と権利のために」、感情知能EQは子どもたちの未来を豊かにするのに欠かせないスキルだと、米国本部の教育チームが開発をし多種多様なアクティビティがボランティア登録者へ無償公開され、参加者はPOP-UPフェスティバルを自ら参加できる、という形で年々輪を広げ、アクティビティの数も増し、2020年。国連で史上初のEQカンファレンスが開催された昨年に続き、今年もきっと大きなイベントを行おうと関係者一同思い浮かべていたところに、コロナが世界中を襲いました。

初年度からPOP-UPフェスティバルに参加し、初めてPOP-UPのホストとして参加する人をサポートするスーパーメンターとしてもずっと活動をしているまわりーが、今年のPOP-UPを振り返ります。

オンラインPOP-UPフェスティバルの先駆けが、なんとDAIJOUBUの前身だった

2020年2月の終盤、突然3月1日からの休校が決まりました。これに戸惑った親御さんは非常に多かったと思います。この休校宣言を受けて、オンラインイベントを既に開催したことのある方々を中心に、どんどんとイベントが開催されるようになりました。

そんな中、DAIJOUBU創設メンバーHiroと話して、ほとんど勢いで!オンラインのPOP-UPフェスティバル開催にチャレンジしてみました。あはは

すぐにSaoriに声を掛けました。と言うのも、ずっと正式に日本語化していなかったPOP-UPフェスティバルを2019年、やっと日本語化し、日本でしっかり広める1年目とすることができ、それに参加して下さっていたのがHiroとSaoriで、たまたま私がお会いしたことのあったEQを学ぶ仲間だったから、という背景がありました。

そして3月から毎月。本当に、毎月第4金曜日に、欠かさずオンラインPOP-UPフェスティバルを開催してきました。

9月15日、POP-UPフェスティバルを取り上げたSix Seconds米国本部のYouTubeライブ配信に登壇した際には「オンラインPOP-UPのエキスパート!」だなんて呼んで頂き大変恐縮しましたが、エイヤー!で始めた私たちのオンラインPOP-UPが今年、このコロナ禍でのPOP-UPフェスティバルの先駆けとなり、私たちの使っていたオンライン用のアクティビティのカスタマイズや、スライド、zoom背景が世界中で使われました。そして、DAIJOUBUは今年、POP-UPフェスティバルのオフィシャルパートナーとなりました。


4月から始まった、Super Mentors’ MTG

文字通り全世界がコロナにより自粛ムードの真っただ中にあった4月頭、初めてのSuper Mentor’s MTGがありました。昨年はほんの数名だったSuper Mentorsも倍以上に増え、中には私が昨年サポートしたインドとナイジェリアのメンバーも入って、なんだかとっても嬉しかったです。

Super Mentor’s MTGでは、オンラインPOP-UPを開催するにあたってのアクティビティのカスタマイズ方法や、コンテンツの組み方、何分くらいでやるのが好ましいか、何人くらいが良さそうか、細かなことから大きな夢まで話し合いました。Super Mentorを束ねたコーディネーターは、米国東海岸に住むPaigeというとってもチャーミングで明るくて楽しいリーダー。個人的にも大好きで仲良しで、この打ち合わせ以外にもしょっちゅう二人で打ち合わせをしました。POP-UPフェスティバル全体のリーダーであるSix SecondsのPatty同様、私にとってはとてつもなく大きなロールモデルです。

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そうやって、素晴らしいコーディネーターPaigeの元、米国、ジャマイカ、ロンドン、イタリア、マケドニア、バングラデシュ、シエラレオーネ、ナイジェリア、インド、タンザニア、ネパール、フィリピン、ペルー、エクアドル、メキシコ、そして日本、と文字通り世界中から集まって、月2回のSuper Mentors’ MTGが開催され、機運を高め合い、新しい登録者をサポートし、オンライン版のカスタマイズを考え、を繰り返しました。

13の新しいアクティビティ

今年はGREEN13と言って、SDGs #13の気候変動に具体的な対策を 、の課題解決のための13の新しいアクティビティが仲間入りしました。今年は6名のボランティアの方に翻訳を協力いただいて、あっという間に13個のアクティビティの翻訳が終わり、中でも『アレブリヘ』や『サーティー・サークル・チャレンジ』は子どもたちにも人気のワークです。翻訳に協力してくださった皆様に、心から感謝します。

POP-UPのアクティビティのすごいところは、米国でEQや感情教育を専門にするプロフェッショナルが実際にアクティビティを開発している、ということもさることながら、ユニセフ世界こどもの日との正式なパートナーシップが始まって以降、人権や環境問題など、新たな領域のプロフェッショナルとの開発が始まっていることです。

シンプルで遊びながら楽しめるアクティビティでありながら、心理学・脳科学的にももちろんパワフルで、世界の課題をふんだんに盛り込んでいる。年々進化していくアクティビティに、Super Mentorのひとりとして、翻訳者のひとりとして、目を通した時点でワクワクが止まらなくなりました。

ホストトレーニング

10月以降は、ホストトレーニングでSuper Mentorsは大忙し。Six Seconds本部のイベントページでも掲載されていたため、全国から言語やタイムゾーンに合わせてたくさんの参加者がいました。そのほか、SNSなどで個別に依頼を受けてトレーニングをしたり、その過程で、たくさんのEQや感情教育、子どもたちの未来に関心を寄せ活動をする多くの仲間に出会えました。POP-UPフェスティバルを通じての出会いが、どれもこれも私にとっては宝物のように思えます。いつも誰と出会っても、真剣さと笑顔と、喜びと、希望が混ざり合っていました。

11月20日、ユニセフ世界こどもの日は公式オンラインPOP-UPフェスティバル

あっという間に11月20日が来ました。ずっとオンラインで、私も世界中の仲間も活動して、当日もどこかへ行って集まるわけでもないのに、目に見えないエネルギーがこの日に向けて本当に使われてきたんだな、と終わってからも感じるほど、日付が変わってから、米国西海岸で11/20が終わるまでの私にとっての36時間くらいの間、ずーっと不思議な感覚が身をまとっていました。

11月20日当日は、全世界でタイムゾーンといくつかの言語で、世界中でオンラインPOP-UPフェスティバルが開催されました。[シンガポール時間・英語・19時]を皮切りに、中国語やスペイン語、ヒンドゥー語など様々な言語で、セッションリレーが始まっていきました。そして僭越ながら、幕開けとなった英語での最初のセッションを、担当させて頂きました。Super Mentorの活動を通じてかねてから一緒に活動をしてきたネパールのSaugatと一緒のCo-Host開催でした。

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