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EQを知りたいあなたへ、おすすめの本5冊 2021

「EQの学んでみたいんです。オススメの本を教えてください!」

これまでも何度か質問を受けてきました。そこまでたくさんの本を読むタイプではありませんが、「EQは使わなければ意味がない!」とEQ活用の場をDAIJOUBUで定期的に開催している体感EQを大切に思う私だからこその、オススメの5冊を選びました。まずはここを押さえてみると面白いと思います!という5冊です。

2022年3月加筆|そのほかのオススメの本はこちらから!

1. やっぱりバイブル!『EQ~こころの知能指数』ダニエル・ゴールマン著

1996年に米国で出版され、瞬く間に世界中の言語に翻訳されEQブームを巻き起こした一冊です。ジャーナリストであるダニエル・ゴールマンが事例や研究結果を多角的にまとめています。また、私がEQを学び活動している米国Six Secondsですが、この本の中で紹介されたヌエバスクールという、情動教育のパイオニアと言える学校の幹部が、つくった組織なのです。この本のブレイクを受けて、大人向けのEQの導入について問い合わせが相次ぎ、生まれたのがSix Secondsだった、と聞いております。最初の1ページ目からセンセーショナルな事例をあげ、いかに感情が私たちの生活に影響を与えて、はたまた寄与しているか、たくさんの事例と研究結果を元に綴られた、EQに関する本における不朽の1冊です。


2. 変化・変革のそばにはいつも感情が『スイッチ!』チップ・ハース&ダン・ハース著

とっても読みやすくて面白い、たくさんの事例と「なるほどー!」がページをめくるたびに見つかる本です。変化には、感情が重要なファクターです。特に、大きな変革に、誰の感情も存在していないことはまずないでしょう。EQとは、心と頭を大親友にすること。感情を、あるがまま発見し受け止めて、頭のチカラも借りて一緒に目的地へ向かうこと。たくさんの事例の中にはたくさんのEQモーメントが詰まっています。


3. まずは仕組みから、というあなたには!『ブレイン・ルール』ジョン・メディナ著

これは面白い!脳の力を活用するために仕組みを知ろう、という本。インパクトのある本の表紙の中には、12のブレイン・ルールが紹介されていて、360ページ強という大作です。各ルールの最後のページにある「まとめ」だけで良いので読んで頂きたい、へぇー!があちこちにちりばめられた本です。


4. ひとりで生きている人はいません『愛を伝える5つの方法』ゲイリー・チャップマン著

アメリカでは「Five Love Languages」はとっても有名です。これはカップルや夫婦のみならず、親子、友達同士でももちろん当てはまるものです。人にはひとりひとりにラブタンクがあり、そのタンクの埋まり方は人によって違う。それを埋めるのが愛の言語で、5つの言語(方法)があり、それは人によって違う、というもの。

5つの言語とは
肯定的な言葉:遮らず、否定せず、まるっと受け入れる言葉
クオリティ・タイム:1on1でお互いに集中して向き合う特別な時間
贈り物:有償のものに限らず、手紙やつくったもの、海の貝殻なども含む
サービス行為:奉仕すること、大切に思ってることを気遣いという行動で示すこと
身体的なタッチ:性愛のことに限らず、握手やハイタッチ、近くにいる、なども含む

EQは、まず自分のことをよく知ること、はとても大切ですが、誰も一人では生きていませんから、EQを活用して生きることは、誰かしらと何かしらの関わり合いを持つ間にも、影響を与えています。人と人との「すれ違い」の正体が、この5つの愛の言語とラブタンクの仕組みが分かると、腑に落ちます。


5.   公立中学校に変革をもたらした先生が贈る、希望に満ちた1冊『自立する子の育て方』工藤勇一・青砥瑞人著

さすがは公立中学校に大きな変革をもたらした、現場を知り尽くしている工藤先生、多様でイメージのしやすい事例と現実的な言葉たちに説得力があります。そこに輪をかけるように、脳神経科学の裏付けがなされ、温かみと地に足の着いた落ち着き、AHA!が共存した1冊です。「メタ認知能力」という言葉が使われていましたが、EQ/SELを体感できるDAIJOUBUで行っているクラスや活動で、共感する内容ばかりの1冊でした。

まとめ

いかがでしょう?あと他にも紹介したい本はありますが、今日はこの辺で。ぜひ感想など、DAIJOUBUのHP公式LINEへお聞かせいただけたら嬉しいです^^

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