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奥深い吹きガラスの世界を知る

こんにちは。
作り手訪問日記です。

先日の初夏のうつわ展で販売させて頂きました愛知県瀬戸市のガラス作家 山田奈緒子さんの工房を訪ねてまいりました。



琉球硝子の技法を学ばれた山田さんの工房を見学させていただき、
廃瓶から素敵な作品に出来上がるまでの
想いが込められた過程を
丁寧にお話し頂きました。

より一層手仕事の一つ一つ
作り上げていかれる重みを理解することが出来、
吹きガラスの奥深い世界を知ることが出来ました。



写真にもあるように、
沢山の廃瓶を回収し
一つ一つサラの状態に、きれいにするところから始まり
溶かして高温で吹きガラスを
仕上げていきます。



素晴らしいガラスは、長く時間をかけてはいられず、形を作り上げていくため、長い年月をかけて得られた作り手の経験からくる賜物なのだと
思い知らされました。


山田さんは、どんどん日用の食器として使い込んで欲しい。
若い世代にも目を向けてもらえるような作品にすることも心がけているとお話し頂きました。



日本の吹きガラスの世界が途絶えることのないように、

作り方としては、昔ながらの灯油を使いレンガ積みの工房を見せていただき

伝統技法の大切さを重んじ
その先の未来を見つめる
山田奈緒子さんの言葉に心打たれました。

素晴らしい手仕事が
これからも、人々の手に渡っていきますように。

山田奈緒子さんのガラスを
お買い求めの方は、廻り道online shopからどうぞ。

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