見出し画像

自己紹介

はじめまして。ご覧頂き誠にありがとうございます!
はじめての方に向けて、自己紹介をさせていただきます。

経歴

東京生まれ。埼玉育ち。
高校でアメリカに1年留学。
早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学政治学研究科修了。

卒業後は自動車関係の会社に7年勤務(うちイタリアに1年)。
産業車両用の部品購買を担当。

転職してタバコ会社で5年勤務。
業務委託サービス(人材派遣、広告代理店、イベント運営、工事)や、印刷物などの間接購買を担当。

現在、福井県地域おこし協力隊として「文化財大修理を発信!」するため福井市の大安禅寺さんと敦賀市の西福寺さんを中心に、福井県全域の文化財(お寺に偏りがち)を駆け回る日々。

わたしのライフワークってなんだろう

卒業後、12年間会社員を続けながら、「これが自分のライフワークだ!」と仕事に対して情熱を持てないことにずっとモヤモヤとしていました。

(そんなモヤモヤを抱えながらも会社員を続けてこられたのは、上司や同僚に恵まれたからに他なりません・・・。)

でもやっぱり、1分1秒、死に向かって生きている中で、どうやったら、「自分の人生を主体的に生きている」という実感を持ってるか。そんなモヤモヤに応えるため、2019年、会社勤めの傍ら、週末に築地でツアーガイドを始めました。昔から外国の人と話をしたりすることが好きでしたし、ツアーガイドなら、自分が情熱を持って取り組めるのではないかと思ったのでした。

実際にやってみて「そうそう、これがしたかった!」と思える充実した時間でした。自分自身ももちろん楽しいけれど、お客さんも、築地の人も喜んでくれている。毎週土曜朝の2時間は、本業の平日5日間を遥かに超える(笑)ほど、濃密で刺激的な時間でした。2019年は180名以上のお客さんを案内しました。

仏教とのご縁

年が明けて2020年、さあ、今年は、インバウンドでもう1歩踏み込んでみよう・・・そんな矢先、コロナがやってきました。

勤めていた会社がリモートワークとなり、出勤の必要が無くなりました。パソコンとインターネットがあれば仕事はできる。東京に住み続ける必要はない。私は持て余していたエネルギーの発散先を求め、東京を出て、スーツケース1つで、日本全国を旅することにしました。

旅行先で観光もしました。有名な神社仏閣も見て回る。そのうちに、段々と仏教に興味を持つようになりました。神社とお寺の違いはなんだろう。このお寺はどんな宗派なんだろう。その宗派はどんな教えなんだろう。宗派の違いってなぜできたんだろう。日本に仏教が伝来する前は、仏教はどんな教えだったんだろう。どうして仏教はインドで誕生したんだろう。お釈迦さまって一体どんな人だったんだろう。色々と調べてるうちに、仏教っておもしろいなあと思うようになり、もっと仏教のことを知りたい、学びたいという思いが募るようになりました。

リモートワークを続けながら、仏教への思いを募らせる日々。
そんなある日、【兼務住職を救う「地域おこし協力隊」と組むモデル】というコラム記事を目にしました。興味が湧き、直接DMをしてみたところ返信が。その返信の末尾に、いま福井県で、お寺に関わる地域おこし協力隊の応募が出ていますよ。という一言がありました。

見ると1週間後に東京での説明会がある。これは!と思い、説明会へ足を運び、トントン拍子に話が進み、福井県に移住が決まったのでした。

地域おこし協力隊としてのミッション

国の重要文化財に指定されている、福井市の「大安禅寺」と西福寺の「西福寺」が数百年に1度の大修理を迎えています。この2つの大修理を中心に福井の文化財をPRするとともに、文化財を次世代に守り伝えるための活動(具体的には情報発信と資金集め)をサポートすることがミッションです。

〇令和の大修理!大安禅寺と西福寺を一緒に盛り上げよう!
・今しか見られない大修理の様子をSNS、HP、リーフレット等で発信
・修理現場の特別公開や特別イベントの企画、準備、開催
・クラウドファンディングなど資金調達のサポート
〇福井県の文化財の今とこれからを一緒に考えよう!
県で取り組む「福井の文化財を未来へ プロジェクト」のサポート
・文化財修理にかかる技術者や材料に関する現状調査、計画策定及び委員会開催
・修理技術者向け修理現場研修会の開催
〇福井県の文化財の魅力を発信しよう!
古い町並みの熊川宿(若狭町)や小浜西組(小浜市)、北前船主の屋敷・中村家住宅(南越前町)など、大安禅寺と西福寺以外にも様々な文化財の修理、調査が行われています。ユニークな活動に取り組む地元の人も多くいますので、そういった取り組みや県内の文化財の旬な情報なども発信していきます。

https://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/57582

文化財関係のミッションと並行して、ツアーガイドを福井でやりたいと思っています。色々と魅力的なコンテンツはありますが、究極的には仏教ツーリズムをやりたいと思っています。

京都に行けば、立派なお寺の建物を見学したり、綺麗な庭を眺めることはできるけれど、それだけで終わってしまうことも多いと思う(と個人的には感じている)。

でも、福井に行ったら、お坊さまと話をしたり、境内を掃除したり、一緒に坐ったり、念仏を唱えたり、流れる水や、鳥の声や、山を駆ける風の音から、仏教を感じることができる。京都では満足できない人が、仏教を求めて福井にくる。

福井に息づく仏教は、野に咲く花のようじゃないかと思っています。

福井の仏教に触れるための、道標を作る手伝いができないかと思っています。私も仏教を学びながら、自分なりに、手伝えることを探したい。
そんなことを考えている日々です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?