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連載のはなし

こんにちは、まうです。
はい、今週から連載小説がスタートしました。投稿してからもうずっとそわそわしてます。そわそわそわそわ。

皆さまにはリアルタイムでお付き合いいただき、感謝の気持ちしかないです。連載にトラウマを抱えている人間なので、1人どころか何人の方にもお読みいただけていることが未だに信じられません。感想もすごくありがたいです。

連載?なんの話や?という方、よろしければこちらを覗いてみていただけると私が喜びます。ただいま第2話までを公開しております。(追記:全4話にて完結しました)


ざっくりあらすじを書きますと、この物語は自殺未遂を図った小学生の少女と、少女の事情聴取を行った警官のお話です。しかし、少女はとても自らの命を絶つとは思えないほど、家庭にも友人関係にも恵まれていました。そんな彼女が“死にたい”と思った理由、そして彼女の抱く理想とは──?
と、いうのが現在公開中の前編の内容となっております。

ところでこのストーリー展開、もしかしたら見覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。
(たぶん相当長く私のことを見てくださっている方にしかわからないのですが、1話目公開の時点でしっかりバレて感動してました、ありがたや……!)

そう、今回の連載小説の前編は、1年近く前に書いたこのお話をほとんどまるっとリメイク(というかほぼそのまま)したものなんです。ネタ作りからだと私が中学生の頃にまで遡る、ずっと昔からあたためてきたお話です。

これから始まる後編は、1年前の物語の続編ということにもなります。今回はこの後編も含めてひとつの物語として完結させた上で、ついでに創作大賞用に仕上げてみることにしたのです。


実は、元々創作大賞のために書こうとしていたお話は全く別のものでした。もっと軽くて明るい、児童文学に限りなく近いものを書こうとしていたんです。

ですが、まあいろいろあったので、底抜けに明るいお話が書けるモードじゃなくなったんですね。でも、こっちの方が今の私の思考をよく描けると思ったんです。重たい内容ではありますが、これは私が常々考えてきたことの一端でもあって。

それならこの機会に、私の想いを小説で昇華してみよう、ということで。内容が内容なので広く受け入れられるとは思っていませんが、その代わりに、今何かを抱えるどこかの誰かに刺さればいいなあ、なんて密かに願っております。

とか言いつつ作品のテーマでもある哲学っぽいことは苦手なのですが、残りの2,3話で「救いの物語」が書けたらいいなと思っています。果たして無事に救えるのか……救え……。


最後の最後まで、一人でも読んでくださる方がいる限り書ききろうとは思っています。が、それでもスキやコメントなどの反応がいつも以上にモチベーションになるので、引き続き応援していただけるととっても嬉しいです。

読むに値する作品が書けるよう、頑張ります。


あ、連載にトラウマを抱えてるって話ですか?
実は過去に一度連載小説を書いて数話上げたことがあるんですけど、2話目以降がびっくりするほど読まれなかったことに絶望してそのまま放棄してるんですよね。消してはいないはずなので、私のページのどこかに転がってると思います。見つけても何も出てきませんが。笑
(そんなわけで、おそらく連載はこれが最後です。どうぞご贔屓に……)


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