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居場所。

よしもと会長の大崎さんの書いた本で、平積みになっていたので気になって読んでみました〜

「自分にしかできない何かを見つけ出したい、自分の居場所を見つけたい」と、もがく。「ここなら本当の自分自身になれる。そんな居場所を見つけたい」

「結果を出すことは大切だ」と言われるが、またまた入社した、またまた異動したなど、偶然にぽんと置かれた場所にも、それぞれのルールがある。そこで勝ちたいなら、すでにあらルールに合わせなければ難しい

・どこだろうと、土俵には上がらないこと
・どこにもしがみつかないこと

誰もわかってくれない孤独
弱音を吐きたいのに、誰にも吐き出せない孤独

・家族にも仲間にも頼れない孤独な俺。世界でたった1人でさびしいな
・哀愁漂ってて、もろ映画のヒーローやんか
・作家、アーティスト、芸人かてそうや。かっこええやつは孤独なんや

大崎氏は言葉の人である。会話をしていると、不適材適所一番組一起業といった、魅力的な言葉がポンポンと飛び出す。その背景には相当量の読書があるはず

すべてが「白が絶対に正しい」「黒が絶対に正しい」ということも、現実の世界ではない。お笑いではトップクラスのダウンタウンであっても、そうだと思う。「絶対だ」と思っても、それは自分の主観

・自分の決めたことについて、誰かに同意してほしい
・相談することで、少しでも、自分が抱えるストレスを減らしたい

ハードルはできる限り下げたほうがいい。人のためになることをやろうとするのは尊いし、それでお金を稼げるようになったら言うことはありません。でも、それができないなら、「頼まれごと」だけやればいい

・言い訳をしない
・説明をしない
・誤解を解けないとあきらめる
「世界中の誰もわかってくれなくても、この人だけは、わかってくれている」そういう人を心に抱いて、その人に恥ずかしくない自分であり続けるという意味

母神は海であり、太陽神との間に子供を産む。ぐにゃぐにゃして形のない日子と海の母神の親子ペアが、海民の信仰する神さまでした。この母子神から笑いの芸能が発達したのが「万歳」、漫才のルーツ

12の「しないこと」
1.置かれた場所で咲こうとしない
2.孤独を見つめすぎない
3.勝負しようとしない
4.限界までがんばろうとしない
5.白黒はっきりさせようとしない
6.友達をつくろうとしない
7.相談しようとしない
8.目的地を決めようとしない
9.合理的にしすぎない
10.みんなにわかってもらおうとしない
11.ルールを決めすぎない
12.居場所を場所に求めない

ダウンタウンの若い時のことを書いてあり、色々なエピソードが書いてあって面白い書籍です。よしもとの大崎さんのことも、少しは分かるかなと思える1冊でおすすめです


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