見出し画像

お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか

電車内の広告で見て、FPの方が書いているファイナンス本なので、気になって読んでみました

お金は寂しがり屋できれい好き。汚く散らかった部屋や財布には長くどどまってくれない

片付け」とはモノを適正な量まで減らして、一定の収納の枠に入れるという作業。それができないのは、「もったいない」「モノを捨てたくない」といった、さまざまなココロの葛藤が生まれるため

片付けられない人の共通点
1.買い物好きでつい衝動買いをしてしまう
2.買い置きやまとめ買いをしてないと不安
3.「無料」や「おまけ」に弱い
4.もったいなくて捨てられない
5.使ったモノを元の場所に戻せない

お金を貯めるための2つの片付け習慣
1.モノを増やさない
2.自分の必要なモノの量や数を決める

お金の貯まらない冷蔵庫
・食材・食品を入れる場所が決まってない
・賞味期限切れや食材を腐らしてしまうことが多い
・大容量の調味料が多い
・常に、飲み物を大量に冷やしている
・冷凍室にちょっと余ったご飯や肉などが大量に入っている

クローゼットの整理法の4つのポイント
1.まずは全部取り出して、振り分ける
2.収納やハンガーを増やさない
3.グループ分けしておく
4.常にチェックや循環を心がける

情報を見極める4つのポイント
1.著者、寄稿者、所属、資格 誰が書いているか
2.引用文献などの情報源、コピーライト情報
3.サイトの所有者、出資者、広告政策、利益相反
4.最終更新日
情報は、有限であるお金を有効に使うために欠かせないもの

お金を生み出す時間の使い方
1.常に優先順位をつける
2.物事の判断にかかる時間が短い
3.やる必要のないことに時間を費やさない
4.やらなければならないことを後回しにしない
5.決めたらすぐに行動に移す

家計を改善させるための対策法
1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.運用する
投資したくないなら、ムリしなくてもよい

目先の小さな損よりも、将来の大きな得を考える
もし働ける環境であるのなら、社会保険料の負担や控除を気にせずにしっかりと働いた方が良い

FIREには、「年間生活費の25倍の資産」がまず必要。FIREの3タイプ
1.サイドFIRE
本業をリタイヤした後、運用益だけでなく、副業でも収入を得ていくことで、FI(経済的自立)を実現する
2.パーシャルFIRE
パーシャルとは「部分的な」という意味。仕事は辞めず、柔軟な働き方に変えることで、セミリタイヤを実現する
3.地理的アービトラージ
アービトラージとは「裁定取引」のこと。ある程度の資産を貯めてから仕事を辞め、地方や海外など物価が安い場所に移動し、低コストの生活を送ることでFIを実現する

「何のために働くか」をはっきりさせる4つのWORK
1.ライスワーク (rice work)
食べるため、お金を得るために仕事をする
2.ライクワーク(like work)
好きなこと、自分に適性のある仕事をする
3.ライフワーク(life work)
人生をかけた仕事をする
4.ライトワーク(light/right work)
人に、社会に、光を当てる or 正しいと思える仕事をする

分散投資の3つのポイント
1.投資「対象」の分散
金融商品の銘柄を分散させる「分散銘柄」と債券、株式、不動産など、資産(アセット)ごとに分散させる方法
2.投資「時間」の分散
「ドルコスト平均法」価格が高騰(相場が上昇)している時期に購入の集中が回避できる
3.投資「期間」の分散
金利動向を見ながら、投資期間を分散させる

結婚は自らの収入プラス約47万円分の幸せに換算できる。

家族とは、あるものではなく、手をかけ育むもの

自分ではなく、他人のためにお金を使うことは、健康にプラスになる上、幸福度を高める効果がある。他人のためにお金を使うと血圧が下がり、幸福度が上がる

幸福になれる8つのお金の使い方
1.モノではなく経験を買う
2.自分ではなく他人の利益のために使う
3.少数の大きな喜びではなく多数の小さな喜びに使う
4.期間の延長や保障にお金を使わない
5.支払いを先延ばしにしない
6.買ったものが生活をどう向上させたか振り返る
7.いつまでも買ったものを比較しない
8.他人の幸福に細心の注意を払う

お金について考えることは、あなたが人生をどう生きたいかに繋がる。「お金のことで悩みたくない」のであれば、家計の改善させるための対策法である①収入を増やす②支出を減らす③運用する、3つを状況に応じてバランスよく組み合わせる

難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなる

お金の話だけでなく、片付けの話も多く含まれていて入門編にちょうどよく、お金のことの多くのヒントが分かりやすく書かれた本です。考え方のヒントになるので、お金の入門にとてもおすすめの1冊です。



この記事が参加している募集

#読書感想文

189,568件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?