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時間最短化、成果最大化の法則

本屋さんに山積みになっていて、流行ってそうだったので、読んでみました〜

成果 = スキル x 思考アルゴリズム
短時間で成果を上げ続けるための黄金法則

「ピッパの法則」
やるべきことが起こったとき、後でやろう、いつかやろうではなく、その場ですぐやるか、すぐできない場合はいつやるかをその場で決める

スキル3 x 「思考アルゴリズム」50 = 成果150
150倍の差をもって現実世界に立ち現れる

仕事が遅い人は「あとでじっくり考える」ことを前提に打合せをしている
1.打合せで一方的に情報を聞く。分からないものは後で考える「後で考える」つもりなのでその場で確認や質問をしない
2.そのとき得た情報をもとに「どうするか」をじっくり考える
3.「どうしていいのかわからない」ので先輩や同僚に意見を聞く
4.先輩や同僚は意見をくれるが確証がない。その人たちは会議に参加していないので正確な情報がないから
5.確証がないまま企画を立てる
6.確証がないので企画の精度も低い
いざやろうとしたときに「思い出す」のに時間がかかる

仕事が速い人は「着手」が速い
打ち合わせが終わった直後に実務に着手する前提で打合せをしている
1.打合せ段階で、すべて明確になるまで詰める。「認識の齟齬がないか」「これはこれで合っているか」など、わからないものはわかるまでその場で確認。打合せ終了後に不明点がない
2.何をどうしていいかわかっているので、打合せ後に実務に着手し完成。確認済み情報が多いので精度も高い

交渉中に相手に断られたら「次回は、どうすれば交渉が成立するか」を考えつつ、相手に「懸念点は何でしょう?」「たとえばこういう条件ならOKですか?」などを聞きながら確認していく。商談を終える頃には「次はこういう条件で提案すれば成立する」ということがわかる。仕事が速い人は、相手とすり合わせながら確実に成果を出している

完了時間の目安で優先順位を変える
1.10分以内に完了→すぐやる
2.30分以内に完了→今日やる
3.1時間以内に完了→明日中までにやる
4.1日以内に完了→2週間以内にやる。やる日を決める
5.すぐやる価値のないもの→「やらない」と決める

記憶が鮮明なうちに終わらせる。他のことを挟むと思い出す時間がかかり、精度も落ちる

世の中は「10回本気でやれば、誰でも1回成功するようにできている」
3倍成功している人は、人より成功確率が3倍高いわけではなく、実行回数が3倍

自分が「めんどうくさいと感じた」ということを、きちんと受け入れること

成果を上げ続けている人は、細かくてめんどうくさいことをやり続ける。「一般社員が見過ごしている、細かいことを拾って自ら行う」

「商品をつくるのが仕事ではなく、お客様に『伝わるまで』が仕事」
お客様にこの商品のよさが伝わることが目的

最終目的逆算思考
1.「結局、何がどうなりさえすればいいか」という最終目的を特定する
2.最終目的を達成する方法を「着眼法」と「苦情法」で探す
3.実現させるための最も簡単な方法を選ぶ

自分が最も世の中に価値を与えられる事業にシフトしたほうが世の中のためだ」と考える

大切なのは「実施案数」ではなく「想定数」と「成功確率」を掛けた「見込み数

「三流は壁を避ける。二流は壁を乗り越える。一流は壁を楽しむ」

本人はいままでケアレスミスを問題だと思っていない。「欠落的欠点」なるものが世の中にあることを知ってもらう。ケアレスミスに関する「これくらいは普通」という感覚は、世間一般の感覚と大きくズレている。「ちょっとしたミス」は世間一般では「信じられないミス」

ケアレスミスミスが多いと、仲間から信用されないので、与えられる仕事が限られてしまう

トラブルやミスが起きたとき、自責と思っていれば評価され、成果を上げやすくなる。松下幸之助「雨が降っても自分のせい」と言った

人間の体は、現実であろうとなかろうと、イメージしたことに反応するイメージは動作にも影響を与える

思いついたアイデアが過去に実行されていない理由
1.ニーズがない
2.実行が難しい
3.誰も気がついていない

アイデアだけでは価値はない。アイデアをビジネスとして形にすることに意味がある

ビジネスの永続性。一過性のチャンスではなく、持続的なチャンスを見つけなければならない。10年後も20年後も続くビジネスを作る

先天的リーダーでない人は、後天的リーダーのあり方を学ぶ。「縁の下の力持ち」「メンバーが取りこぼしたものを黙って拾う」「メンバーが嫌がることを率先して行う」「メンバーの責任を自分が負う

やるべきだが、誰もやらない『めんどうくさいこと』をやっていく

自分らしく、自分の正しいと思う生き方でいい。自分の感情で「楽しいかどうか」をベースに生きていく

「経営者として成功するには、有名になることではなく利益を上げることが大事!」ユーザー以外に対して知名度を上げるのは間違い

どのように考えたらいいのかのコツがたくさん書かれていて、速く仕事するための「思考」について分かりやすく書かれた本で、知らないとどんだけ頑張っても、成果が少なくなると実感できる1冊で、ビジネスをやる人は、絶対に読んだ方が良い本で、とてもおすすめです


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