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【一部訂正】XF10-24mmWRレビュー。歩き撮りにちょうどいいが逆光耐性が×

【訂正内容】

逆光耐性について苦言を呈していましたが、後になって考えるとつけていた保護フィルターの影響かもしれないと思うに至りました。
(フィルターもあまり高くないものを使っています)

そのため逆光耐性についてはまた検証しなおしますのでこの記事の内容はあまり信用しないでください。

失礼いたしました。

緒言

先日、リニューアル後、WR化されたXF10-24mmを購入したことを報告いたしました。

これをしばらく使ってみたのでレビューしてみます。

結論からいいますと、
「ブラブラ歩きながら撮るのにちょうどいい焦点距離で使いやすいが、逆光耐性が悪くて困ることが多い」
という感じです。


外観、操作感

見た目は普通にいいと思います。

絞りのオートポジション、およびオートロックボタン、そして着脱指標が朱色?になっていますが、その色味が同じで落ち着いていてかつよいアクセントになっています。

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地味ながらオートロックボタンと「XF」レンズのロゴが同じ角度に揃っているのもいいと思いました。

操作感についても、自分はほかに16-80mmしかないのでそれしか分かりませんが、リング類はそれとちゃんと統一されていて扱いも良いです。

具体的にはまず前からピント、ズーム、絞りというリングの並びが統一されています。

それだけでなくリングの触り心地も、金属で細かいローレットのピント、ゴム巻きのズーム、金属で荒いローレットの絞り、というのも16-80mmと統一されているので、触るだけでどのリングか分かるようになっています。

これはとても好感が持てます。


オートロックボタンに関しては、16-80mmにないことで実際に困ることが多かったのでとても良いです。

ただし、意外と軽い力で解除されるのでボタンがあったとしても知らないうちにオートから外れていることも多いのが難点です。


美点:ちょうどいい焦点距離

焦点距離が歩きながら撮るのにちょうどいいです。

まず望遠端が換算35mmと、スナップにちょうと良いです。

それでいて一方で広角端は、迫力を出したいとき、引きで撮れないとき、あるいは室内などなどいざという時にあるととても使いやすいです。

例を挙げます。


望遠端35mmスナップの例

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広角端の例

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欠点:逆光耐性

広角レンズなので画面に太陽が入ることはよくあると思います。

しかし、逆光にはとても弱いです。

しかも広角レンズなので画角を多少変えれば太陽を外に出せるというものでもありません。

ですからこの欠点は結構困ります。

実例写真を上げておきます。

↓しっかりゴーストの例2枚

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↓しっかりフレアの例

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まとめ

ということでまとめ

作り自体はとてもよく、焦点距離も扱いやすいのですが逆光耐性にとても難点ありです。

広角レンズという性質上太陽はどうしても入りやすくまた避けにくいというのはどうしてもあるのでこの弱点に影響されることは意外と多いです。

リニューアルされたときに光学系は据え置きながら逆光には強くなっているらしい?という噂を聞いていたこともありこれにはちょっとガッカリでした。

とはいえ扱いやすいサイズながら描写はとても良いです。

描写だけ見たら8-16mmのほうがすごいでしょうが、デカイ重い高いなうえに換算35mmまではいけないので広角専門という感じになってしまう気がします。

ということで気になる方はぜひどうぞという感じではないでしょうか。


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