【7040問題】、【8050問題】現代の棄民（松宅AFTER　第36話『孤独への恐怖』）

40代になると多くの人が感じるであろう憂鬱ポイントがいくつかあって、まず気力や体力の衰え、疎遠になる友人たち、そして両親の高齢化です。
もうあと両親とどれだけの時間を過ごせるだろうかという不安、恐怖。
私は一人っ子なので兄弟もおらず、実家暮らしの独身、
この時はアルバイトすら決まっていない状況…
我ながら本当詰んでますね。

そして私みたいな終わった人は同世代で何人くらいいるのだろうか。
何万人、いや何十万人…まさに現代の棄民ですね。
派遣などの非正規雇用で働いている方もさぞ苦しんでいると思われますが、私のように真っ黒な経歴故にハロワに行くことすら放棄してしまった人もいるでしょうね。
1日中寝床に横たわり呪詛のように「ツラい」「死にたい」「助けて」と呟いている者。

上の絵は私が描いたものです。
なんでこんな絵を描いたのかというと、
私というよりこの世代の悲惨さを表現したかったからです。

親がいなくなったらどうなるのか？

生活保護受給か、
親の後を追って逝ってしまうのか、
あるいは無敵化して刑務所にぶち込まれるのか、
このような問題はより顕在化してくると思います。
そして、明日は我が身です。