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トライアングルビーターの設計思想2【素材やオススメの使い方など】
この記事は続きの記事ですので宜しければまずトライアングルビーターの設計思想1をお読みください。
【素材】
現在素材は軟鉄と真鍮の2種類ですがそれ以上に増やす事は現段階では考えておりません。それぞれの素材は黒染めをする事で特性が変わるので4種類のラインナップが展開出来ている事もあります。
軟鉄(スタンダード)・・多くの方に馴染みのある音。メッキをかけると錆びなくなるのですが、そうするとメッキをか
トライアングルビーターの設計思想1【長さや太さ、グリップについて】
こんにちは。マチュア・パーカッション代表の田中です。
今、弊社ではトライアングルビーターのセールを行なっており今日が最終日です。
「このタイミングでビーターについてのnoteを書く事は売り上げアップを狙ってるのでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますがそれもあります笑
それ以上に「何故弊社のビーターは長めなのか」や「何故グリップチューブがあの長さでかつ種類や太さごとに違うのか」などを一度ご説
カスタマイズ&レア楽器、そしてオリジナル楽器レンタルを始めた理由(「最後」までご覧ください)
こんにちは!マチュア・パーカッション代表の田中です。
本日2023年10月1日よりカスタマイズ楽器や日本にほぼ流通していないレア楽器、そして世界に一台のオリジナル楽器のレンタルサービスを開始致しました。
このサービスは一見するとレンタル部門的なのですが実は広報部門的な範疇に入ります。
レンタルそのもので利益を上げる事を第一目標にせず、あくまで弊社の持つリペアや作製の技術、そして日本に流通していな
調整価格改定のお知らせ
2022年4月16日土曜日より楽器調整の価格を改定致します。
調整料金
弊社の調整料金は、「楽器別調整料金」+「出張料金」にて承っております。
ティンパニ(1台)
基礎ヘッドテンション及びバランススプリング部調整・・・¥5,000+税→変更なし
チューニング・キーを使ってヘッドテンション及びバランススプリングを調整差し上げた場合の価格です。
(基本的にヘッドは外さず、グリスの継ぎ足しや掃
新しいバスドラムマレットが誕生しました!
マチュア・パーカッション製オリジナル・バスドラムマレットの発売から1年、新しいラインナップの「TYシリーズ」を販売開始致します。
この新しいシリーズはご好評を頂いております当社のTシリーズが持つ
「ウェイト感ある低音の塊が音割れ少なく出せる」
という基本性質を残しつつ
「弱音のタッチを敏感にかつ低張力本皮でのロールも綺麗に増幅出来る」
というマレットにグレードアップさせました!
これか
続き記事 トライアングルビーター2本売りを6mmスチールにした理由
これは前回書きました記事の続きです。
何故6mmのスチール(スタンダードモデル)のみ2本売りを推奨しているかという事ですが、それはこの太さが最も広範囲に使えるビーターだと思っているからです。
7mmの太さだと出力の小さい楽器に不向きな場合があり、5mmの太さだとオケが瞬間的に極大になった時に付いてこれない可能性があると考え、そのどちらにも広く対応出来る6mmの太さをペア売り対象にしました。
もし
トライアングルビーターの2本売りの理由について
こんにちは。マチュア・パーカッション田中です。
一昨日発売を開始しました弊社トライアングルビーターはおかげさまで売れ行き好調で、2日間で30本が売れています!ありがとうございます。
そしてそのラインナップの中で1種類だけ2本買いを推奨しているモデルがあり、今回はその理由について書きたいと思います。
日本でのトライアングル演奏は皆様ご存知の通り「可能な限り1本のビーターでこなす」方が多く、それ自体
【記事補足】カスタムヘッドのこと
ほとんどの方がお使いの普通のレモのティンパニヘッドは
ほぼ99%カスタムヘッドです。
ホワイトもクリアもルネッサンスもスエードもカスタムです。
国産のティンパニヘッドに付属しているヘッドも
全てカスタムです。
という事を書いてませんでした😅
いまさら聞けない「カスタムヘッド」って何?
こんにちは。マチュア・パーカッション代表の田中です。
この半世紀以上、打楽器奏者はプロアマ問わずプラスチックヘッドにお世話になっていますね。
今回はティンパニチューニングの難易度に関してダイレクトに関わったであろう「カスタムヘッドの登場」と「ノーマルと何が違っているのか」をお話したいと思います。
早速、カスタムヘッドとは何なのか?という事ですが、簡単に言うと「ヘッドの接着剤が溜まってるスペー
マレット巻き直しについて思うこと
こんにちは。マチュア・パーカッションの田中です。
最近マレットの巻き直しをされている方が増えましたね。私が会社を立ち上げた2007年当時はホームページなどで巻き直しを宣伝している業者は弊社くらいでしたので現在の様に多くの方が巻き直しを仕事して承っている現状に驚いています。
そして巻き直しについての質問やご要望も昔より細かくなってきました。以前は「直せるか直せないか」だったものが「純正に近く巻け