ディアボをメディアに入れてできること①|コンテンツ制作のためのユーザーボイス収集
こんにちは。A子Pです。私たちMattoは、様々なWebメディア編集部の方々と、日々お打ち合わせをさせていただいています。こちらから、チャットボットをメディアに使っての活用方法をご提案しているのですが、さすが編集者。恥ずかしながら、我々の使い方の想定を遥かに超えた、中には「そっちいく!?」というような使い道を生み出してくれます。今回はそんな事例を簡単にご紹介できればと。
ディアボの基本的な使い方
大前提として、チャットボット(ディアボ)の利用方法はシンプルに分けると3つです。
1.ユーザーアンケート取得のために設置
2.キャンペーンの応募フォームとして設置
3.サービス、商品理解を促すために設置
これはあくまでも利用方法であり、利用目的はこれだけではないということです。利用目的によっては、これら全てを掛け合わせて使うことが可能です。
本日はこの「1.ユーザーアンケート取得のために設置」の事例をお話ししていきます。
利用目的|ユーザーアンケート取得のために設置
Matto運営メディア「ゴルフサプリ」にて、こんなことをユーザーに聞きました。
ゴルフサプリでも新型コロナの影響はあり、取材をしてコンテンツを作成することが難しくなってしまいました。そんな状況であっても、日々記事をアップしていかないといけないのがWebメディアです。
そこで、ユーザーの声を集めたコンテンツを作るために、ディアボを使ってみることにしました。
質問内容は、
「ゴルフのラウンドで持っていく持ち物を教えてください。」というもの。
「飲み物は何を持って行くか?」「食べ物は何を持って行くか?」「持って行くべき便利グッズがあれば教えてください。」と3つの質問をしたところ、500件程の回答が集まりました。そして、この声をすぐにコンテンツ化してみました。
それぞれをグラフ化し、ゴルフ編集部のライターが分析して記事化するということは、そんなに難しいものではありませんでした。しかし、この記事をSmartNewsのゴルフカテゴリーで配信したところ、普段の7倍のPVを集めることができました。
自分以外の人達が、何を持って行っているのだろうか?自分が持って行っているものは正しいものなのか?などなど、「気になる」記事を作ることができたのだと思います。
取材に行かずとも、沢山のユーザーに読んでもらえた記事を作ることができた事例ですね。
そして、他の質問もしたくなってしまい、次に実行したのは、「ゴルフのお昼休憩で何を食べますか?」というアンケートをディアボを使って質問することにしました。
話は少しそれますが、前回のアンケートで楽しくなっちゃった私たち。なんだか調子に乗っちゃったんでしょうね。ディアボの起動アイコンをちょっと面白くしちゃったみたいです。
結果的に、なんだコレ?ってなってクリック率は高かったようです。
そもそも「ディアボの起動アイコン」って何か。
ディアボは常に会話ウィンドウが開いているわけではありません。メディア右下(推奨)に、ウィンドウを立ち上げるための起動用アイコンを置いています。下の画像が今実施中のアンケートの起動用アイコンです。
そして、その起動用アイコンをユーザーがタップ(クリック)することで会話ウィンドウが立ち上がります。
サイズの基準はあるものの、自由に作ることができるので、ユーザーも楽しめるようなアイコンになるよう色々試しています。
では、話は戻って「ゴルフのお昼休憩で何を食べますか?」アンケートのお話し。
率直な感想としては、「結構ユーザーさんは回答してくれるんだなぁ。」です。特に回答してくれたユーザーさんに対してインセンティブの用意もないのですが、フリー入力欄におすすめのメニューについて熱く語ってくださいました。
結果的に、20日間のアンケート実施で、800人程のアンケート結果が集まりました。これもすぐにコンテンツ化して、SmartNewsに配信したところ、普段のPV以上が集められました。
他の人が何食べているのか気になるんですね。確かに、自分以外の人たちが何を選んでいるのか、私も気になります。私の場合は、自分が多数派なのか、少数派なのかを知りたいという欲求が発動します。そして、少数派だと人と違う=特別と変換され、勝手に嬉しくなる性格のようです。
と、いうことでこの記事も取材をすることなく、読んでもらえる記事が、チャットボットのお陰で作ることができました。
完全に味を占めたゴルフサプリは、また新たなアンケートを実施していきます。
■ゴルフ練習場には行きますか?
ということで、「良く行く練習場を教えてください」「なぜそこの練習場に行くのか理由を教えてください」「その練習場の評価点と、評価理由を教えてください」と、結構ユーザーが入力をしなくてはいけない質問をしてみました。
実施して1週間で、回答が400件集まり、評価理由もしっかりとご入力いただいていました。全国から集まっているので、エリア毎に練習場についての記事を作ってみる予定。
ゴルフ練習場についてのアンケート結果や、それを使ってどんな記事が出来たのかは改めてご紹介したいと思います。
最後に
ユーザーアンケート取得のために設置したゴルフサプリでのディアボ事例をお話ししました。
こんな風に、アナリティクスでは見えてこないユーザー層や、ユーザーがどう思っているのかが、ディアボを活用することで見えてきます。
メディアから一方的に発信するばかりではなく、コミュニケーションをとることができるのもいいところ。しかもアンケートもチャット形式なので会話感がより高まりますよね。
ゴルフサプリでは、これからもユーザーさんが楽しめる、ためになるアンケートを続々実施していきます。
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