私がパニック障害を克服するためにとった3つの行動
私は以前パニック障害でした。当時はパニック発作が起こる度に気が狂いそうになり、本当につらかった思い出があります。
しかし、おかげさまで、今ではそんなつらい記憶も鮮明には思い出せないくらい、元気になりました。それはきっと、私がパニック障害である自分と向き合ったからだと思います。
今回は、具体的にどのような行動を取って自分と向き合ったのかお伝えします。
散歩
毎日外に出て、ひたすら歩きました。歩き始めて最初のうちは、いろいろな雑念で頭を支配されるかもしれませんが、10分、20分、30分と歩き続けているうちに、だんだんと頭の中が軽くなっていきます。
散歩は、心の健康にも体の健康にもとても良いものです。散歩をすることで、自然と呼吸を上手く行えるようになり、血流が良くなります。そして、体がほぐれ、リラックスしやすくなります。
散歩をしている間だけは、若干心臓がバクバクすることはあっても強いパニック発作に襲われることがなかったので、日中はひたすら外を歩いていました。
さらに、歩きながら、「ちょっと今不安になったんだね」とか「大丈夫だよ」と、自分に対して心の中で声を掛けることもしました。
日記
毎日、日記をつけました。その日感じたことをありのままに綴りました。不安だったことも、怖かったことも、苦しかったことも、とにかく全部書きました。
そして、書きながら、「不安だったね」「怖かったね」「苦しかったね」と自分で自分に共感してあげることも忘れずにしました。
日記の最後には、「大丈夫、絶対に良くなるよ!」と書いて、希望を持つことも忘れませんでした。
発作が起こりそうになったらすぐに逃げる
強いパニック発作が起こる前には、胸騒ぎのような前兆を感じることがあります。パニック発作が起こるということは、少し無理をしているのかもしれません。
無理に「他の人と同じように行動しなければならない」と思っていませんか?「逃げたいのに、自分だけ違う行動をとったらおかしな奴だと思われる」と思って、我慢していませんか?
私は実際にそう思っていました。だから、人前では無理して健康な人と同じように振る舞っていました。しかし、その代償として、強いパニック発作が現れてしまい、何度も苦しみました。
決して無理をしなくて良いのです。逃げたければ逃げましょう。その場を離れて、深呼吸し、自分の心の声を聞いてみてください。人の声よりも自分の声を大切にして、まずは自分のことだけを考えてみてください。
まとめ
私がパニック障害を克服するためにやったことは、「散歩」と「日記をつけること」と「発作が起こりそうになったら逃げること」です。
とはいえ、この3つを絶対にしなければならないわけではなく、一番大切なのは自分と向き合うことです。
また、以下の記事でもパニック障害の克服方法について触れていますので、そちらも参考にしてみてください。
パニック障害で苦しむ人が、少しでも楽に生きられるように願っています。
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