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繊細さん/HSPは、「キライ」な感覚と共存していく

今回は、都会の通勤電車の話。

過去の記事で自らのHSP(Highly sensiteive person)を告白したことがあったかと思うが、僕は人一倍「音(視覚)」「におい(嗅覚)」「触覚」に過敏で、この要素が全て凝縮されているのが都会の通勤ラッシュ時の電車の中や駅の構内だと思っている。

言うまでもなく、僕は通勤電車がこの世で最も嫌いな乗り物である。


まず、「音」や「におい」については、イメージしやすいところになるだろう。

・人と人とが話す「音」
・イヤホンから漏れているゲームや音楽の「音」
・満員電車の車内で誰かと誰かの革靴がコツコツとぶつかり合う「音」
・誰かがモノを食べる「におい」
・夜遅くの電車で出くわす酔っ払いの「におい」
・働いているサラリーマン特有の独特な「におい」

僕は川口市内にある自宅から新宿にあるオフィスまで片道約40分ほどの電車時間を過ごしているわけだが、こういった、パーソナルな電車の中にある「音」や「におい」たちにはいつも辟易としており、「やはり通勤は苦手だ…」とつい落ち込んでしまいます。

しかし、最近はマスクをするのが当たり前の時代だし、+αで自分がイヤホンをしながらYouTube動画を見ることが電車内での日課になっているので、「視覚」と「嗅覚」に関しては少しずつ気にならなくなってきた(気にならないように努めている)部分にはなるのかもしれない。

※マスクをしていても、前に座っているサラリーマンの強烈な加○臭がひどすぎて倒れそうになったこともしばしばあります。。


この2つに反して、どう頑張っても解消されないのが「触覚」の部分。

・隣に座っている人の肩や荷物が触れてくる
・満員電車の揺れで、他人と体が当たってしまった
・駅構内で他人とすれ違ったときに、意図せず手と手が触れてしまった
・目的の駅に着いたときにドアの前にスマホを見ながら立っている人物がおり、どかすようにして降りてしまったことで意図せず体に接触してしまった

このような事例が挙げられると思う。皆さんも1回は経験したことがあるのではないだろうか。

お気づきの通り、全て不可抗力で未然に防ぎようがないことばかりなのだ。


僕は“知らない人に対するアレルギー”が強すぎるがゆえに、少しでも知らない人に自分の体や衣類やカバンが触れられてしまうと、「電流が走ったように体がビリっとする」「肌がざわざわする」ような感覚に陥ります。

(分かる人には分かる感覚だと思いたい、、)


そんな「触覚過敏」の体質を持っている僕の今後の満員電車の過ごし方・対処法としては、以下のようなコトが挙げられる。

①なるべく厚手の手袋をする
②心地よい素材の衣服を身に纏う
③始発に限りなく近い電車に乗り、満員電車をなるべく避ける

冬になると厚着をする人が増え、体積的な意味で自ずと衣服や身体に不可抗力で触れてしまう機会は増えてくることが予想されます。


だからこそ、自分が「モノ(衣類)に守ってもらう」ことは必要になってくるかと思うし、「キライ」という感覚を放置してしまうとストレスコントロールができずにパンクしてしまうのも目に見えている。

目の前にある解決策となりうるものを一つひとつ試していって、自分に合う生き方をしていきたいなと思った次第です。


武田友紀さん著書の『「繊細さん」の本』は、HSPとの向き合い方や仕事への活かし方なども詳しく書いてありますので、「自分ってもしかしてそうなのかな?」と思い当たる節がある方は読んでみるといいかもしれません。

今回はここまで。

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