田舎と東京の2拠点生活(デュアルライフ)のメリット〜仕事の仕方について〜
フリーランス2年目を迎え、2022年8月より埼玉県西部の秩父市に移住しました。1都3県エリアにも関わらず、自然がめちゃくちゃ豊かな街です。
僕の仕事については本記事では「WEB広告を手がけるライター」とだけ謳っておきますが、それ以外にも様々な仕事をしているので、詳細の内容についてはまた後日記載します。
そんな僕が現在どんな生活を送っているのかというと、メイン拠点の秩父市と東京の2拠点生活(デュアルライフ)です。
リモートワークが実現できる仕事だからこその働き方ではありますが、今回は僕の8月以降の生活スタイルについてお伝えできればと思います。
◎2拠点生活(デュアルライフ)とは
2拠点生活(デュアルライフ)とは、昨今のコロナ禍により注目されている生活スタイルで、2つの拠点を持ちながら行き来して生活することを指します。
僕の場合は「リモートワークが可能になったから都会住みである必要がなくなった」「自然豊かな街で過ごしたくなった」というきっかけで秩父に引っ越したわけですが、秩父という街は実は東京にアクセスが良く、「西武秩父駅」から「池袋駅」までは特急ラビュー号を使えば1時間20分ほどで行けてしまいます。
ラビューという観光鉄道があったからこそ、移住に対して前向きになれたという実態もありますね。
ちなみに、僕の8月の生活拠点を簡単に記載するとこんな感じ。
赤字になっている日が休暇日で、フリーランスとは言えど基本的には暦通りの稼働をしています。(一部月曜も休暇をとって週休3日制をとっている週もあります)
ご覧の通り、基本的には水曜・木曜でクライアント先(新宿)への出社を目当てに東京へ出向いています。あとは友人との飲み、趣味のお笑い鑑賞などをしたい日にも東京に足を運びます。
一部、フリーランス界隈の中にはHafHなどの月額制宿泊サービスを使って全国を点在している方もいますが、僕は東京に行くときも旅に行くときも1泊2,000円〜3,000円程度の安宿(ホステル・ゲストハウス)に泊まっています。
東京滞在に関しては週に1泊〜2泊程度なので、月々かかる金額としても15,000円前後。コスパ的にも、サブスクを使う必要性はあまり感じません。
◎2拠点生活(デュアルライフ)のメリット
これに関しては大きく分けて5つほどあると思ってます。
特に声を大にして言いたいのが、⑤です。
僕は今まで東京都新宿区、神奈川県相模原市南区、埼玉県川口市といったエリアで都会暮らしを経験してきましたが、家賃4〜7万円の物件でせいぜい1R〜1Kの20平米程度の狭さ。
ところが、現在の秩父市では1LDK45平米・完全新築・駐車場込みの物件で家賃6.5万円という驚きの安さで住むことができています。
同じ1都3県のエリアにも関わらず、この金額で住むことができるのは結構破格ですよね。東京23区で同条件の物件を探すと、恐らく20万円弱はするかと思います。
主要駅の「西武秩父駅」までは徒歩換算すると30分ほどかかりますが、基本的には車社会ですし自転車を使えば12分程度で行けてしまうので全く不便さは感じません。
また、①と②に関しても最近ありがたみを感じている部分ではあります。週1でも出社をすれば共に働く同僚がいてしっかりコミュニケーションをとれるから気分転換になりますし、移住したからこそ、なかなか普段会えなくなるような仲間と東京で飲みに行く機会も増えました。
◎2拠点生活(デュアルライフ)のデメリット
ここに関しては恐らく費用感の問題が一番に考えられる部分だと思います。
東京に行くにしても僕の場合は移動交通費が片道1,600円程度かかりますし、車を所有していれば当然維持費もかかります。
あとは好きなタイミングで買い物ができなくなったことも意外と難しいところでした。先日も新しいリュックを購入しようと思って周辺を検索していましたが、好みのブランドショップがなかったので、車で片道1時間30分ほどかけて入間の三井アウトレットパークまで出かけてきました(笑)。
ただ、ホームセンターや家電量販店、スーパーに関しては街の中にも大量にあるため、生活必需品に関してはすぐ手に入ります。
僕が住んでいる秩父は程よく何もかもが揃っていますが、地域によってはもしかしたら「コンビニすらもない」などの悩みに直面する可能性はあるかもしれませんね。(ちなみに、秩父には映画館もあります)
デュアルライフをスタートする際には、事前に生活圏内のスーパーなどは最低限リサーチしてから行ったほうがいいでしょう。
◎まとめ
都会と田舎の両方に拠点を持って、行き来しながらそれぞれの暮らしを楽しむデュアルライフ。軽井沢に別荘を建てるような富裕層の暮らしではなく、平均的な収入の世帯や子どもがいる世帯でも、デュアルライフは楽しめます。
地域によっては移住者に向けた支援を行っているところもあるので、自分の働き方を改革してみたいという方はぜひとも前向きに検討してみてください。
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