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まつたく
2022年9月11日 07:30
小学校高学年。夏休みも明けて、蝉時雨も落ち着いてきた頃の出来事。少年がいつものように本を片手に下校をしていると、「○○く〜ん!」と真正面から手を振る少女がいた。少年は顔を上げ、笑顔を振りまく少女に一瞥をくれる。特に面識もない、隣のクラスの同級生・A子だった。軽く会釈をしながら通り過ぎようとすると、A子は「気をつけて帰ってね!」と同じトーンで元気よく声をかけてきた。少年は、
2022年9月15日 00:08
自分の人生に集中したいのにも関わらず、少し気を許して他人本意になった結果、ろくでもない地雷を踏んでしまうなんてのはよくあることだろう。例えばInstagramのストーリーズに、僕とA子ちゃんがデートに行った帰り道で同じ風景写真を同時刻にあげていたとしよう。そうすると、5分後には共通の知人の野次馬どもが「A子と○○行ってるんだね!付き合ってるの?!」などと無駄なレスポンスをしてくる。正直