6/2 1989
日本市場は新たな局面へ、30年間続いたデフレと経済停滞との闘いを終えたようだ。奇しくも1989年はトランプが特集され、2024年トランプが大統領選で脚光を浴びている。
現在株式市場で起きている事象モメンタムと酷似した1998年は2000年のテッククライシスまでのカウントダウンか？
「ウェルカムカム トゥー ジャングル」
混迷の株式市場へようこそ。今のブームに乗らなければ、リターンは得られない。けれど混迷のATH相場（連日最高値更新）にベッドするには勇気がいる。そんなジャングル市場。
「ニュー・エコノミは1995年8月9日(2023年)に米国（エヌビディア）で誕生した」
一方米国市場は一足先にレジーム発生で、1995年のネットスケープブーム再来。
1995年から5年間続いた、データ・センター，サーバー，ネットワークという「ネット三種の神器」のトップ・ベンダーが揃って2001年にネット・バブル崩壊の手ひどい洗礼。
・米エクソダス コミュニケーションズは35億ドル（4200億円）もの負債を抱えて2001年9月末に倒産。
・サーバーチャンピオンの米サン・マイクロシステムズ（今の$SMCI）も，7～9月期の売上高が前年同期比43～47％減でひん死。
・ネットワーク機器最大手の米シスコシステムズ($CSCO) の2～4月期と5～7月期の営業利益は実に94％減と98％減。
なぜテックバブルは崩壊したのか？
2000年、実態のないIPO企業の乱立、GDPの伸び鈍化につれてテック企業はEPS成長を求められたがそれにこたえるだけの企業は少数（$DELL, $AMZNや$MSFT)だった。それでも実態としては倒産件数の割合はたったの10%だった。つまりバブルがはじけてもキャッシュフローが健全な会社は生き残る
テクノロジや革新に対するベンチャー融資や機関投資家の資金チャネルも，しょせんは株式市場の情勢やGDPの伸び，経済の成長予測などに左右されるもの。テクノロジは経済に組み込まれ，経済の変動と同期をとり始めたのだ。だから経済の下降傾向が出始めると，これまでニュー・エコノミを支えてきた強力な力は，最初は緩やかに，そして徐々に速く逆回転を始めた。追い打ちをかけるように，利益なきドットコム企業の実態も白日の下にさらされた。
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📅発表指数と予定
■今週の主な注目イベント
㌽：米国決算
㌽：日本決算
《📒 NEWS 》
📰米国ニュース
📰日本ニュース
データによると、スターバックス$SBUXの顧客の10％が15分以上待つ 高価なコーヒー一杯に15分。
マクドナルドは本日、平均メニュー価格が2019年以来40%も上昇。
住宅ローン市場では、30 年固定金利(先週は 7.05%) が、過去 52 週間にわたって 6.7% を超えている。これは 2001 年以来のこと。当然だが、住宅ローンの申し込みは低迷している
📰世界ニュース
スリランカ中央銀行は28日、政策金利を据え置くと発表した。預金金利（SDFR）と貸出金利（SLFR）をそれぞれ8.5%、9.5%で維持する。物価上昇率が目標水準とする5%に「中期的に近づいていく」との認識を示した。
27日の金融政策決定会合で決めた。据え置きは1月以来、2会合ぶりとなる。3月は金利を引き下げた。
📰為替/FXニュース
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