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teto 4人のラストライブ

忘れないようにと、ライブ後に一気にメモしたものなので、文章はぐちゃぐちゃです。ライブが始まる前、会場内では銀杏BOYZのschool pillやニルバーナの曲が流れていた。やはり、小池のバックボーンにはそのバンドがいるのだと確認できた。最初にドラムとギターの人が出てきて、本日をもってtetoを脱退すると発表。
ドラムは、足が思うように動かなく、限界を感じていたそう。ドラムのことが好きじゃなくなっていたそうだ。
ギターは、「事細かに理由を説明しても、意味ないし、感謝の気持ち、誠意を表せるのは、ギターとドラムを演奏することだけだから、今日はバンドセットでやらせてください。」と言った。
そして、小池が少しニヤケて登場。
「まあそんなことです。tetoは続いていくので。」
そう言って、バンドセットで5曲を演奏した。
4人でやる最後の歌ですと言って最後の歌の人工衛星が終わりドラムは深々とお辞儀をした。ギターはまたすぐに会えるような軽さで、笑って手を振った。
小池は何も言わずステージを後にした。
正直アンコールでまた4人で演奏すると思っていた。でも、アンコールで出てきたのは、小池とベースの2人だけだった。
小池は「本当は今日4人でやりたくなかった。5曲が限界。主催ライブじゃなかったらやってない。辞めるやつとやってもしょうがないもん。でも2人のことは大好き。言われたのが6/29。2人ともツアーまでは誠意としてやりたいって言ってくれたけど、辞めるやつとやる意味がない。今日も2人はやりたいだろうし、みんなが見たいだろうから」
そう言ってアコースティックライブを2人で始めた。ユウスケ(ドラム)は結婚したがってたし。真面目な挨拶面白かった。という笑いも小池は取っていた。
もう覚悟はついた。あとは2人で前向いてやってくだけ。そう言って、ステージを後にした。
ステージから降りるときに、小池はベースの手を強く握った。
普段のライブなら、アンコールが終わって全員一斉に帰り出すが、帰る客が1人もいなかった。全員椅子に座って、静寂が流れていた。そして、前の方の人が再びアンコールの拍手を始めた。そして、それに付随して、拍手は大きくなっていった。でも5分くらいして、2階から、「もうできないよ」と大きな声がした。その声が小池なのか、客なのかはわからなかったが、客が出口に向かって帰っていった。今まで感じたことのない異様な空気感だった。
やっぱり、バンドは無常なんだと実感した。
6/29に脱退の話を持ち出し、7/2には公に発表した。それだけの理由があったのか。ツアーがあるのに急にやめるなんて、まるで銀杏BOYZではないか。
ほとんどのバンドはボーカルが目立つ。でも、ハルカミライとホルモンとtetoは全員がカッコいい。全員で一つの爆音を出す感じ。だから、小池が言ってた、tetoは続いていくという言葉は納得できない。tetoは4人でteto なのだ。andymori のドラムの脱退シーンをYouTubeでみた。その空気と同じ感じがした。小池の「31年生きてきて最大の失恋をした」と言ったのが印象深い。ライブは自分のために来てください。応援してあげようとかいう同情はいらないです。「同情されるほど、この2人は落ちぶれてないです。」この2人という言葉を強調していた。今までtetoをライブで見たのは3回だけだった。4人の最後のライブを見れて本当によかった。
1.あのトワイライト
2.蜩
3.拝啓
4.忘れた
5.高層ビルと人工衛星
encore (小池&佐藤)
6.光るまち
7.手
8. LIFE

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