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NeoRealX

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当マガジンでは、VR(バーチャルリアリティ)およびXR(エクステンデッドリアリティ)に情熱を注ぐ、いつも心にユーモアを持つ、某先端企業の社長とその仲間たちが、日本および世界のVR…
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2024年5月の記事一覧

マクロ撮影の研究を見学させていただきました

ある日のNeoRealX。 撮影チームがVR接写撮影のテストをしていました。Canon EOS R5Cを2台使って対象物が立体視になるかの研究を行なっていました。DUAL FISHEYEを使うと広角になってしまうのでレンズを変えてどうにかマクロで撮影できないかのテストです。 2台のカメラと2つのレンズを使ってテスト中。 なかなか思い通りにいかず、色々試行錯誤してトライアンドエラー。 綺麗な立体視を得るために手動で1ミリ単位の調整を繰り返していきます。 カメラの位置も細

やるか?やらないか?悩んだ時は"やる"という選択を選ぶ生き方 後編〜終わりよければ全てよし〜

前回、やった後悔よりやらない後悔の方が、長く尾を引く話をしました。 行動しなかったことに関する後悔は、特に「勇気に関わる後悔」が大きいような気もします。 例えば、恋愛で勇気を出して告白しなかったとか、仕事でリスクを取らず、チャレンジしなかった。自分が成長できなかったことに対する後悔だったり、成長の機会を逃したことに対する後悔でもありますよね。 悩んだときは「やる」を選ぶと言い聞かせる 私も、なんだかんだでやらない後悔は多いんですよね。勇気がない。思い切れない。でも大きな

ヘッドマウントディスプレイで視聴する動画を視聴する特権⁉ VRの「立体視」とは、

立体視、言葉の通り、立体です。内容が無さそうですね、ですが、「特権」と銘を打ったので、前置きはこれくらいにして、つらつらと肩の力を抜いて初めて行きましょう。 立体視とは?さくっと調べていたら、医学用語辞典にたどり着きました。両眼視(両眼を同時に使用し外界の対象をみること)の一つであり、物体を立体的に見る機能である。とのこと。 少し掘り下げますと、人には大方、二つ眼球がありますよね、その二つの眼球は、鼻筋を介し離れている。「離れている」ということは、カメラのレンズを置く位置

【クロス新宿ビジョン】17LIVE(イチナナ)デジタルサイネージをNeoRealXが制作しました!

関東にお住いの方なら、ショッピングやお出かけと色々な場所へ訪れる人もいらっしゃるでしょう。銀座、渋谷、原宿、などなどたくさんありますが、遊びに行きたい場所のひとつとして、新宿もあげられると思います。新宿の新名所のひとつとして「クロス新宿ビジョン」があります。 そう!猫ちゃんが飛び出してくるように見えるアルタ横のあのビジョンです。 待ち合わせ場所としても人気のスポットで、飛び出してくる演出が面白くい!ムービーをずっと見ちゃう。なんて方が多いと思います。 2024年5月27日

やるか?やらないか?悩んだ時は"やる"という選択を選ぶ生き方 前編〜やった後悔とやらない後悔〜

人生にとって大事な選択を迫られることってありますよね。 もちろんしっかり考えて、悩んで、選択すべきです。 ただ、私の場合自分の中で何らかのルールを決めない限り、本当は「やらない」という選択肢を取りがちな人間です。そこは自分が一番わかっています。 やらない選択をする理由恐怖と不安 やらない選択をするときに抱く感情で大きいのは恐怖と不安ですよね。 誰だって未知の結果や失敗への恐怖を抱きますよね。 それが行動を躊躇させます。 現状維持したい自己保存 人間は自己保存本能があ

オリジナルVRショートドラマの制作をしています

NeoRealXでオリジナルVRショートドラマを制作することになり、5月某日撮影がはじまりました!撮影チーム総出で撮影をすすめています。 監督ベース(↑こういうやつ)も組んで本格的! さて、撮影スタートです。撮影班の活躍を追っかけてみましょう。まずこの日は部屋でのシーンの撮影からスタートです。監督と撮影を担当する上野さんがCanon EOS R5CとDUAL FISHEYEを使って180°立体でドラマの撮影をしています。 上野さんは元々民放ドラマのカメラマンを務めていた

空間コンテンツのリアリティに必要なこと その2/2 ~3DoFと6DoF~

前回、360度カメラで撮影した映像の何か感じる違和感・・・の話を書きました。 復習しましょう。 人が左右に移動して手前と奥の物体を見た時、 こうみえますよね。 手前と遠くの物体の位置関係が変わったり、奥の物体や景色で見えなかったところが見えたりします。 つまりこういうことですよね↓ そして、一切移動せず首を回転して周りを見た場合が、 こうみえますよね。 手前と遠くの物体の位置関係が一切変わりません。 つまりこういうことですよね↓ 3DoFと6DoFについて ここで

少し踏み込んだ、VRの話。「この先の発展にあなたは、驚くことになる」

なんか仰々しいタイトルから始まったんですけど、先週の記事の続きです。なぜ「この先の発展にあなたは、驚くことになる」と銘を打ったのか、なんでなんでしょうね、始めていきましょう。 前回のおさらい。サクッと前回のおさらいから、 VRの映像には、エクイレクタングラー形式という、丸引き延ばして平面にして、球体にする処理を行っている。と解説しました。 さてさて、この処理をおこなう上で、なにか少し引っかかる部分がありませんか?勘の鋭い方なら分かったかもしれません。なんのことやら、と思う

オフィスの配置換えをしました。

まだ寒暖差はありますが、過ごしやすい日々が続いていますね。5月も終わりに近づいていますが、弊社ではオフィスの配置換えをしました。以前よりオフィスっぽさが増して新しい席でみんな心機一転です。 ミーティングスペースや、リラックススペースも出来て過ごしやすい空間になっています。早速、撮影チーム、CGチーム、SNSチーム、みんな新しい席でデスクのセッティングを行っていました。 私の新しい席は、窓の近くのはじの席で天気が良ければ陽の光のいっぱい入ってきそうな場所。会社にいるとお日様

空間コンテンツのリアリティに必要なこと その1/2

前回、空間コンテンツはスキャンだけでいいんじゃないかという暴論を書きました。 ※うちの会社でCGを頑張っている社員が衝撃を受けたと言っていました(ごめんw 上記のnoteの中で、本気で「もう全てだけスキャンでいい」と言ったとしたら極端なんですが、ここでスキャンがなぜ必要なのかをいろいろ説明しようと思っています。 みなさんVRコンテンツの実写映像ってご覧になったことありますか? 360度全方位を一気に動画で撮影したものですね。 下のようなカメラで撮影するんです。 よく見

空間コンテンツに必須!もう全てスキャンでいいんじゃないか?!

これまで、コロナ禍以前までは、ほとんど毎年新しいiPhoneを買って周りに見せびらかしたり、iPhoneの最新機能を誰にも頼まれていないのにアピールしちゃったりと、そんな感じでしたが、コロナ禍になって人に会う機会が減り、iPhone12を買った以降は13と14を買わずに15を買うという感じで、最も長く使ったiPhoneがiPhone12だったんです。 正確にはiPhone12ProMAXでした。 このiPhone12シリーズは、2020年コロナ禍になって最初に発売になったモ

素朴な疑問な気がするコンテンツシリーズ。VR映像は、なぜ見渡すことができるのか?

360度カメラや180度カメラで撮影される、VR映像。 なぜ、「現実世界」のように振り向けたり、左右見渡すことが出来るのでしょうか? 不思議ですよね、どうやって撮っているのか、どう処理されているのか、今回は、この「謎」に迫っていきましょう。 そもそもどういう形で撮られているの?まずは、カメラのメモリーカード内に保存されいる映像の状態から、解説していきましょう。率直にいうと、撮影の多くは円周魚眼レンズで行われていています。 なぜ、円周魚眼レンズを使用し撮影しているのか?

オリジナルアート作品で、オリジナルTシャツを作ってみた

5月も中旬。だんだんと暖かい日が増えてきました。 オフィスでは長袖だと暑い日が多くて半袖で過ごしています。オフィスでの服装は、Tシャツにデニムやスカートを合わせることが多いのですが、雨も多くなってきて洗濯も間に合わないし、同じものをローテーションだと楽しくないのでTシャツを買い増したい気分。 UTをのぞいてみましたが、お気に入りのTシャツなどが、そんなたまたま置いてあるなんてこともなくて、うーむ。と思っていたところに、友達がオリジナルTシャツを作っていたのを目にして、私も作

太陽フレアによる磁気嵐の話をきっかけに地磁気の逆転について考えた話

先週末くらいから話題の太陽フレアに伴う磁気嵐の話が話題ですよね。 ニュースの多くは「低緯度オーロラ」が出現しているということで 大規模な「太陽フレア」が72時間で7回発生したのは観測史上初めてだということだそうなんです。 概要としては、今月8日から10日午後4時ごろまでに「太陽フレア(太陽表面での爆発現象)」の最大クラスに分類される巨大な爆発が6回にわたって発生し、11日午前10時半ごろには、これまでで最も規模の大きい新たな太陽フレアが確認されたそうです。 太陽フレアによ