メキシカンタコスを自宅で手軽に作る方法🌮+フレンチタコスとは？
皆様、タコスを召し上がったことはありますか？
日本でも知られてはいるもののまだまだ一般的な料理ではない気がします。
メキシカンタコスは実は簡単に作れて、かつ栄養バランスも良い食事になります。彩りも華やかなのでホームパーティー等にも向いていそうです。
それぞれが好きな具材を挟んで食べられるので、手巻き寿司の感覚に近いかもしれません。
私はシドニー留学中によくレストランやファーストフード店で食べていました。
残念ながら南フランスでは中南米料理のお店はほぼ見かけません。
フレンチタコスなるものが存在しますが、それは完全に別物でした。それについて最後におまけとして書いています。
今日は普通の日のランチや夕飯として気軽に作れるようなメキシカンタコスの作り方をご紹介します。
タコスには最低限トルティーヤが必要です。
日本ではカルディ、業務スーパー、コストコ、イオンなどの一部のスーパー、ネットで購入できるそうです。
私はトルティーヤの皮を自作したことがありませんが、強力粉、塩、オリーブオイルで作ることも可能なようです。(薄いピザ生地のような感じですね)
トルティーヤはとうもろこし粉で作られたものと小麦粉で作られたものがあります。
私はどちらかと言うととうもろこし粉の皮が好みですが、手に入るものを用意してもらえればOKです。
また、メインの具材となるワカモレとチリコンカンを作る時にそれ用の「シーズニング」があると、めちゃ楽です。(特にチリコンカン)
日本ではS&Bの商品もあるようですし、カルディでも買えます。
特にタコスを専門店で食べたことがなく、味がイマイチ分からないという方にはまずシーズニングの使用をおすすめします。
2回目からはご自身でスパイスを利用して辛さなど調節しながら作られると良いと思います。
まず、ワカモレとチリコンカンを作っていきましょう。どちらも簡単ですよ。
①ワカモレの作り方
○材料
アボカド1-2個
レモン汁 or ライム
ワカモレ用シーズニング
(なければ塩胡椒だけでも。ガーリックパウダー、パプリカパウダー、クミンなどのスパイスを入れるとより本格的な味になります。)
※お好みでトマトや紫玉ねぎ、パクチーを刻んで入れてもOK。(ワカモレに混ぜずに別の具材としても良い)
○作り方
アボカドを適度に潰してレモン汁、シーズニング(or 塩胡椒とスパイス)を混ぜるだけ。
最後にアボカドの種を乗せておくと、変色防止になるそうです。
②チリコンカンの作り方
○材料(2〜3人分)
牛ひき肉 250g
トマト缶 200g
キドニービーンズ(水煮) 200g
玉ねぎ 1個
(お好みでパプリカを入れても良い)
チリコンカンのシーズニング
(なければ、にんにくと生姜1かけずつ、チリパウダー、カイエンペッパー、クミン、塩胡椒)
※カイエンペッパーが無ければ無くても良い。クミンの代わりにガラムマサラやナツメグがあればそれでもOK。
○作り方
1.玉ねぎを1cmの角切りにし、牛ひき肉と一緒に炒める。(シーズニングを使用しない場合はにんにくと生姜のみじん切りも一緒に)
2.ある程度火が通ったら、トマト缶とシーズニング(or スパイス類 小さじ1ずつを目安に)を加えて10〜15分ほど煮込む。
3.キドニービーンズを投入し、塩胡椒で味を整えつつ5分ほど煮込んで完成！
③いよいよタコスを食べる時
トルティーヤとワカモレとチリコンカンがあれば最低限タコスを作ることができます。
私はトマトが好きなので、トマトの角切りと玉ねぎ(本当は紫玉ねぎが良い)の粗みじん切りを混ぜて塩胡椒したものを用意します。(適当にパセリも)
パクチーなんかもあれば最高です。
あとは、チーズ(ピザ用チーズで良い)もお忘れなく！
包む前に、トルティーヤをフライパンか電子レンジで軽く温めます。
ワカモレ、チリコンカン、トマト&オニオン、チーズの順に乗せて…半分に折り畳んで食べます！
これが、本当に美味しいのです！！野菜もたっぷりでヘルシーです。
辛さ調節さえすれば、お子様も好きな味だと思います。(子供用に作る場合はチリコンカンにケチャップを足すとより食べやすいかと思います)
一見面倒臭そうに見えるかもしれませんが、シーズニング無しでも意外と簡単に作れます。
辛いのが好きな本格派の方はハラペーニョソースを購入するか、青唐辛子を刻んでトッピングしてください。(私は辛すぎるのが苦手なので試したことはないですが)
ちなみに、フムス(ひよこ豆のペースト)もトルティーヤに合います。日本ではあまり売ってないですかね…。
チリコンカンが余ったら、温かいご飯の上に乗せて、千切りレタスとチーズ、温玉を乗せたら美味しいタコライスになります♪ 翌日のランチにどうぞ。
タコライスは日本(沖縄)発祥なので、もはや日本食だと思うのですが、タコミートに豆は入れないですよね。
個人的には豆が入っていると食べ応えもおいしさもアップするような気がします。
ワカモレが余ったら、トルティーヤチップス(ドンタコスでも可)に付けて食べてもいいですし、パンに塗って食べても美味しいです。
④おまけ(フレンチタコスとは？)
私が住む南フランスには沢山のファーストフード店があり、「TACOS」という表記があるため、てっきりメキシコ料理のタコスだと思っていました。
しかし、これがまったくの別物だったのです。
フレンチタコスとは、フランス発祥のファーストフードで、小麦粉のトルティーヤの中にポテトフライ、チーズ、肉、ソースを包んで、焼いたものです。
だいたい肉とソースは数種類から選択できます。
正直、重い食べ物です。比較的安いですし、フランスの若者にはウケるかもしれませんが、私の胃には重かった。(笑)
個人的にポテトフライはカリッとしていて欲しいので、別で食べたいから中に入れないでくれと思ってしまいました😂(笑)
メキシカンタコスが好きすぎるので、フレンチタコスに対してこのような辛口評価になってしまいましたが、決してまずい食べ物ではありません！
最近日本でもフレンチタコスの専門店があるようです。日本のお店ではもう少し日本人の舌と胃に合うように作られている気がします。
食べる機会がある方は、安心してお試しください。(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
↓シドニーで食べていた中南米料理についての記事も書いていますので、良かったらご覧ください。
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