1973年のアメリカ映画「ソイレントグリーン」を鑑賞
2022年が舞台のディストピア作品
今から49年前に作られた映画。舞台は2022年のアメリカ。そう、ちょうど現代の話。貧富の差がすさまじく、富豪の家には当たり前のようにあるクーラー、氷、大きな石鹸、たばこ、香水、ふんだんに出るお湯。そのすべてが超高級品で庶民には手が届かないものになっている。イチゴが150ドルもする。当時は1ドル308円なので46,200円。貧民は自由に果物も、お酒も、牛肉も手に入らない世界。世界が全然違う。一度富豪の家を出ると、町は家もなく貧しい人だらけ野垂れ死にしている人もいる。
高齢者は一定の年齢になると「ホーム」に行く。それは安楽死の施設。綺麗な映像を見ながら安らかに死んでいく。そして街にあふれる、海中プランクトンで作った奇跡の高栄養食品ソイレントグリーン。その中身は実は・・・と思ったらそのまさかで。ある意味地獄のSDGs
個人的には、主人公も他の人達もソイレントグリーンを美味しいとほおばる場面があればよりグロテスクだったのになとは感じた。どんな味なんだろう。ソイレントグリーン…。見た目抹茶チョコ
2022年現代、人工肉はすでにあり…
人工肉市場
代替肉、培養肉、ゲノム編集魚
植物由来の人工肉
海外には安楽死施設がある
プラン75の映画をきっかけにソイレントグリーンを観ましたが、はて現実ではどうなっているのだろう?と調べたらすでにそういった施設があるということに驚きです。
スイスでは200万円で安楽死可能